Tweetbot 6(ツイートボット6)の説明書: 基本的な使い方 / 機能紹介 / 出来ることまとめ

Photo : iStock by Getty Images

Tweetbot は,2021年1月末に新しいバージョン『Tweetbot 6』がリリースされており,サブスクリプションモデルに移行しています.

Tweetbot 6 は,Twitter の V2 API をベースにアプリが構築されています.
そのため,Twitterの投票カード,より多くのツイートデータを表示する機能に対応しています.

(その代わり)APIの変更によって,URL の短縮や画像/動画アップロードができなくなりました.
この辺の情報までは,ネットニュースでも取り扱われています.

なので,ここからは実際に Tweetbot 6 のアプリを使いつつ,Tweetbot 6 で出来ることをまとめていきます.

サブスクリプションに移行した Tweetbot 6 ,「使ってみようかな」と思っていただけると幸いです.

Tweetbot 6 の使い方

現在リリースされているのは,iPhone と iPad に向けた Tweetbot 6 のみ.
macOS 向けの Tweetbot について開発している Tapbotsは,「今後方針を決める」としています.

なので,現時点で利用できる Tweetbot 6 は,iPhone 版と iPad 版のみということになります.

ここでは,iPhone 版の Tweetbot 6 をベースに基本的な使い方を解説します.
Twitter の公式アプリとは少々使い勝手は異なります.

しかし,触っていればすぐに慣れるでしょう.
慣れてしまえば,Tweetbot 6 の方が便利に感じると思います.

Tweetbot 6 画面構成

まずは画面構成から.
Tweetbot 6 は,基本的に以下の画面構成です.

iPhoneと iPad で少々構成は異なります.(iPad のほうが2カラムに対応している)
複数の情報を一覧したい人には,iPad のほうが便利です.

Tweetbot 6 画面構成【iPad】
  • 左上のアイコン > 設定の表示,アカウント切り替え
  • 右上のアイコン > 新規 Tweet を作成
  • 右上の数字 > 新着 Tweet の数
  • 画面中央 > タイムライン,または選択中のタブの情報
  • 画面下 > 5つのタブ(右2つは自由に変更が可能)

Tweetbot 6 の画面構成【iPhone】.
Tweetbot 6 画面構成【iPhone】
  • 左上のアイコン > 設定の表示,アカウント切り替え
  • 画面右側 > 2カラム目が表示される
    • 画面上部にある「縦3本線のアイコン」をタップする
  • 新規 Tweet > iPhone と同じアイコンをタップ
  • 画面中央 > タイムライン,または選択中のタブの情報
  • 画面左 > 8つのアイコンでタブ切り替え
Tweetbot 6 の画面構成【iPad】.

Tweetbot 6 基本的な使い方【iPhone/iPad 共通】

Tweet をタップすると下に5つのアイコンが表示されます.
それぞれのアイコンをタップすると,「リツイート」や「いいね」ができます.

  1. 返信
  2. リツート
  3. いいね
  4. 共有
  5. 詳細を表示

Tweet をタップすると,5つのアイコンが表示される.

またスワイプ操作でも,以下のアクションを実行できます.

特に「いいね」(リツートにも変更可能)は,スワイプのほうが圧倒的に楽です.
なので早めに慣れておきましょう

Tweetbot 6 スワイプで可能な操作
  • Tweet を右にスワイプ: いいね(またはリツイート※設定変更可能)
  • Tweet をさらに右にスワイプ: 返信
  • Tweet を左にスワイプ: 詳細を表示
Tweet を右にスワイプ: いいね(またはリツイート※設定変更可能)
Tweet をさらに右にスワイプ: 返信
Tweet を左にスワイプ: 詳細を表示
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スワイプ操作の「いいね」→「リツイート」に変更する方法【iPhone/iPad 共通】

画面の左上にはアカウントアイコンが表示されており,そこから様々な設定を変更できます.

この中に「右にスワイプ」という項目があり,ここから Tweet を右にスワイプしたときのアクションを変更できます.

デフォルトでは「いいね」に設定されています.
リツイートの方を多用する人は,設定を変更しておくと便利です.

設定の中に「右にスワイプ」という項目がある.
ここから,右にスワイプしたときのアクションを変更できる.

Tweetbot 6 のタブは5つ,右の2つは自由に変更できる【iPhone】

Tweetbot 6 の画面下には,タブが5つ表示されています.

左から順に,

  • タイムライン
  • メンション
  • メッセージ
  • 検索
  • いいね ! 数

です.

画面下に5つのタブがある.

右の2つは,アイコンを長押しすると自由に変更できます.

  • プロフィール
  • ミュートフィルタ
  • リスト
  • 検索
  • いいね ! 数

から自由に変えられます.
自分の使いやすいタブを設定しておくと○.

僕の場合,リストと検索をよく利用するため,その2つを固定しています.

右の2つのタブは,アイコンを長押しすると別の機能を割り当てることができる.

テーマを簡単に変更する方法【iPhone/iPad 共通】

Tweetbot 6 には複数テーマが用意されていて,前述した設定画面から変更することが可能.
しかし,毎回設定を表示せず簡単にテーマを変更することができます.

タイムラインなどを表示して,画面上で指2本で上下にスワイプしてみてください.
Tweetbot 6 のテーマ(ダークやライトなど)を一瞬でチェンジできます.

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Tweetbot 6 で出来ることまとめ

Tweetbot 6 は久しぶりのメジャーアップデートとうことで,色々と新しいことができるようになっています.

  • TwitterのV2 APIに対応
  • 投票機能やカードを利用できる
  • タイムラインの表示が微調整 > より多くのツイートデータの読み込みが可能
  • ツイートする際の「@」と「#」ボタンが新たに追加され
  • 新しいアプリアイコンやUIテーマが選択できる

AppStore のTweetbot 6 のページでは,「Tweetbot 6 を選ぶ理由」として↓のような点がアピールされています.

  • 驚異的なパフォーマンス。
  • 広告なし
  • ユニークな体験
  • 時系列のタイムライン

↑の4つは抽象的過ぎて,何かよく分かりません.

久しぶりのメジャーアップデート,楽しみにしていた人も多いことだろう.

Tweetbot 6 らしい便利機能

Twitter の公式アプリはタイムラインが時系列では無くなったと,以前なにかのニュースで読んだので,時系列のタイムラインくらいしか正直ピンときませんでした.

ただ,ここから紹介するものは,Tweetbot 6 らしい便利機能も多く,サブスクリプション契約を行う理由にもなります.

魅力的なものが複数あれば,月額100円なのでお試しと思って課金してみるにもあり.
(サブスクリプションなので,だめだったらすぐに解約しましょう)

Tweetbot 6 らしい便利機能
  • タイムラインフィルタ
  • フィルターをミュート
  • プロフィールノート
  • カスタムタイムライン
  • iCloud同期
  • ツイートトピック
  • コラム(iPad)
  • タイムライン同期
  • テーマ

タイムラインフィルタ

タイムラインフィルタは,その名のとおりタイムラインをフィルタリングして,目的のファイルを素早く表示する機能.

メディア,リツイート,リンクを含むツイートのみを表示したり,独自キーワードのフィルタを作成できます.
保存されたフィルタは,2回タップするだけでいつでもアクセス可能です.

タイムラインを下にスワイプして,フィルタアイコンをタップする.
メディア,リンク,リツイート,引用など様々なフィルタリングが可能.

ミュートフィルタ

特定のユーザー,キーワード,ハッシュタグのツイートを,タイムラインに表示しないようにできます.

ミュートフィルタでは,ミュートする時間の長さを選択したり,簡単な操作でフィルタを作成することができます.

ミュートフィルタのアイコンから設定が可能.

プロフィールメモ

フォローしたユーザーを,どんな理由でフォローしたのか忘れたことはありませんか.

Tweetbot 6 には,フォローの理由やちょっとしたメモなどを,ユーザーのプロフィール欄に記録しておく機能があります.

将来の参考のために,メモを残しておきましょう.
ユーザープロフィールに残したメモは,自分だけが見ることができるプライベートなメモです.

プロフィールを表示して,右上の人型アイコンをタップ.
「書き加え」をタップ.
メモしたいテキストを入力.
メモがプロフィール情報の下に表示される.
相手には見えない.
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カスタムタイムライン

公開リスト,または非公開リストを作成して,キュレーションしたタイムラインとして表示ができます.

Tweetbot を使えば,リストを素早く表示/切り替えができるので,メインのタイムラインのようにも使うことが可能です.

タイムラインは不要な情報も多く流れるため,任意のリストを作成してタブに設定しておくことをおすすめします.

操作方法は前述したとおり,タブを長押ししてリストを表示するだけです.
リストのタブを2回タップすれば,素早くリストを切り替えることもできます.

リストをタイムラインとして使うことも可能.
(個人的には)リストは,Twitte rユーザー全員が絶対使うべきだと考えている.
発信をキャッチアップしたいアカウントを登録しておく.
最大でも10名くらいまでがおすすめ.

ツイートトピック

トピックを作って,複数のTweetに自動的にハッシュタグを追加することが可能です.

何かテーマとハッシュタグを決めて,連続して Tweet したいときにとても便利な機能です.
いくつかのよく使うハッシュタグがある人は,非常に重宝する機能だと思います.

新規Tweetをひらく.
ハッシュタグの右にある歯車アイコンをタップ.
「トピック」を選択.
使いたいトピックをタップする.
トピックがまだない場合は「+」から新規登録する.
トピックに応じたハッシュタグが自動で付けれる.

カラム表示(iPad のみ)

iPad 版の Tweetbot 6 では,画面に2つ目のカラムを追加することができます.
画面の右上にある,縦の三本線をタップするだけです.

  • リスト
  • メンション
  • いいね

↑のどれか1つを,メインカラムとは別で表示しておくことが可能です.

縦3本線のアイコンをタップすると,2カラム目が表示される.
2カラム目の名称部分をタップすると,表示項目を変更できる.

タイムライン同期

Tweetbot を実行しているすべてのデバイスで,未読状態とタイムラインの位置を同期させることができます.

テーマ

ダークとライトの複数のテーマが用意されています.
細かい違いがあるので,自分の気に入ったテーマを選びましょう.

設定の項目から,テーマを変更可能.
タイムラインなどを,上下に2本指スワイプでも変更できる.
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サブスクリプションになった Tweetbot 6 は課金する価値があるのか?

サブスクリプションモデルに舵をきった Tweetbot 6 の機能を紹介しました.

個人の所感としては,「年間650円で便利に Twitter が使えるなら,めちゃくちゃ安い」という結論にいたりました.
特にタイムラインとリストを,片手で持ったままワンタップで切り替えることが可能なレイアウトは,地味に重宝しています.

タイムラインフィルタやミュートフィルタ,Tweet のトピックスも,使い込めば効率よく情報収集と発信ができそうです.
今後の機能強化にも期待できます.

現在,Mac 版のTweetbot 6 の開発は正式に決まっていないようです.
Mac でも Tweetbot 6 が使えると更に利便性が増すと考えているので,課金ユーザーが増えて開発が正式に決まることを願っています.

〈了〉

キャンペーン中で,年間利用料が650円.

補足としての,購読価格の詳細

  • 月会費(100円)と年会費(1,000円)の2つのプラン
  • 記事を公開している時点では,キャンペーン価格の650円
  • お支払いは購入確認時にiTunesアカウントに請求
  • 購読期間終了の24時間前までに自動更新が無効になっていない限り,購読は自動的に更新される
  • 自動更新は,元々契約していた料金と同じ金額で請求される
  • ということはずっと650円で使えるということ!?
  • 定期購読の管理/解除は,購入後にApp Storeの「アカウント設定」から行う

編集後記: 今年はブログの『SNSマーケ』に力を入れようと考えている.

Twitter 歴は,約10年.

ですが,これまで公式アプリかウェブからのアクセスのみで,巷で使われている Twitter 系のアプリは全く触れてきませんでした.

今後,ブログのSNSマーケティングにも力を入れようと考えているため,とりあえず有名な『Tweetbot』を利用することに決めました.

ウェブマーケティング.
これからの時代もスキルのニーズが高く,様々な分野で求められる可能性があります.

せっかくブログも書いているので,SNSマーケティングも勉強してみようと考えている今日このごろ.

〈編集後記 : 了〉

SourceNotes

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