「≒」ニアリーイコールと「≠」ノットイコールをMacやiPhoneで効率よく入力する方法

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この記事で分かること
  • 「≒」「≠」の記号の読み方と意味
  • MacやiPhoneで効率よく「≒(ニアリーイコール)」「≠(ノットイコール)」を入力する方法

不等号とは,2つの数・数式などの間にはさんで,それらの関係を表す記号のこと.たまに見かける「≒」「≠」も不等号に含まれます.

  • 「≒」は「ニアリーイコール」
  • 「≠」は「ノットイコール」

と読み,「≒」は「ほぼ等しい」こと,「≠」は「等しくない」ことを表します.「≒」はよく見るとイコールの左上と右下に点が打ってあり,「≠」はイコールの真ん中に斜線が引かれています.

「≒(ニアリーイコール)」と「≠(ノットイコール)」をMacやiPhoneで効率よく入力する方法

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先に答えを書いておくと,「≒」「≠」は日本語入力で「=」を変換することで簡単に入力できます.

Macで「≒(ニアリーイコール)」と「≠(ノットイコール)」を入力する

Macの場合,デフォルトの入力ツール「ことえり」や「Google 日本語入力」を使います.

「=(記号のイコール)」を変換すると,変換候補の中に「≒(ニアリーイコール)」と「≠(ノットイコール)」が表示されます.テキストで「いこーる」と書いて変換してもOK.しかし,入力と変換に微妙に時間がかかるので,記号のイコールを入力して変換する法をおすすめします.

Google 日本語入力でタイピングしている様子.
「=(イコール)」を入力すると変換候補として表示される.
同じくMacデフォルトのことえりで入力している様子.

iPhoneで「≒(ニアリーイコール)」と「≠(ノットイコール)」を入力する

iPhoneで,「≒」「≠」を入力したい場合も基本的にMacと同じ.日本語入力の状態で「=(記号のイコール)」を変換すればOK」です.変換候補の中に「≒(ニアリーイコール)」と「≠(ノットイコール)」どちらも表示されます.

「にありーいこーる」「のっといこーる」と入力しても変換候補として表示されます.しかしMacと同様,入力に微妙に時間がかかるのでおすすめしません.

iPhoneの標準キーボードを使って入力している様子.
Macと同様,「=(イコール)」を変換することで入力可能.
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「≒」「≠」を頻繁に使う人は,ユーザー辞書機能の検討を.

iPhoneやMacの入力ツールには,「ユーザー辞書」と呼ばれる機能があります.「ユーザー辞書」は,よく入力する単語をデバイスに登録しておき素早く変換する機能です.

例えば「@@」と入力しただけで,瞬時に自分のメールアドレスを入力しする.「いつ」と入力するだけで,「いつもお世話になっております」まで入力するといったことが可能になります.

「≒」「≠」を頻繁に使う人は,このユーザー辞書に登録しておくことで「にあ」と入力しただけ「≒」を,「のっと」と入力しただけで「≠」に変換することが可能.毎日これらの不等号を使う人はユーザー辞書登録を検討してよいと思います.

個人的にはユーザー辞書にあれこれ登録しすぎると,かえって効率が悪くなるので最初に紹介した方法での入力を推奨します.

〈了〉

SourceNotes

  • 大辞林アプリ(iOS)
  • Google 日本語入力
  • ことえり(MacデフォルトのIME)
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