「信用」と「信頼」意味の違い.【答え】信用は信じて疑わないこと,信頼は任せられるという感情を抱くこと. #便利屋雑感

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ふと「信用と信頼って何が違うんだろうなぁ」と考えたので,「信用」と「信頼」の意味やニュアンスの違いについてのまとめ記事.

「信頼」と「信用」の違いについて理解しておきたい人の参考になれば幸いです.前置きを書いても仕方がないので,早速本題に入りましょう.(といっても,1000文字ちょっとの駄文ですので不悪)

「信用」と「信頼」意味の違い.【答え】信用は信じて疑わないこと,信頼は任せられるという感情を抱くこと.

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「信用」という言葉の意味 (大辞林参照)

「信用(しんよう)」の意味をiOSアプリの大辞林で調べると,下記のように解説されている.信用とは,(人として相手に)受け入れられるというニュアンスを含む言葉である.

1)人の言動や物事を間違いないとして,受け入れること.例文: 「彼の言葉を信用する」

2)間違いないとして受け入れられる,人のもつ価値や評判.例文「信用がある」「信用を落とす」「商売は信用が第一だ」

引用: 大辞林アプリ
信用という言葉は,(人として相手に)受け入れられるというニュアンスを含んでいる.

「信頼」という言葉の意味 (大辞林参照)

続いては「信頼」.同じく大辞林アプリで意味を検索.

ある人や者を高く評価して,全て任せられるという気持ちを抱くこと.例文: 「部下を信頼する」「信頼を裏切る」「信頼性」「信頼度が高い」「信頼が置けない」

引用: 大辞林アプリ
信頼は,相手を評価して全て任せられるという気持ちを抱くこと.

ありがたいことに,「信頼」の項目で「信用」との意味の違いを解説していてくれた.

類語に「信用」があるが,「信用」はうそや偽りがなく確かだと信じて疑わない意を表す.それに対して「信頼」は対象を高く評価し,任せられるという気持ちをいだく意を表す.

引用: 大辞林アプリ

↑このように丁寧に解説してくれている.分かりやすい.

  • 信用 = 嘘偽りがなく確かだと信じて疑わないこと
  • 信頼 = 対象を高く評価して任せられるという感情を持つこと

まとめ

信用は「相手を信じて疑わないこと」であり,信頼は「相手を任せるという感情を持つこと」である.こう解釈することにしようと思う.

類語とされているため,どっちの言葉がより良いといった上下関係ではなく,微妙な違いを表すと理解しておこう.「信用 > 信頼」でもなければ「信用 < 信頼」でもない.「信用 ≒ 信頼」が一番しっくりくる

※「≒(ニアリーイコール)」は,「ほとんど同じ」という意味を表す記号.スマホやパソコンでは「=」を変換することで入力することができる.知らない人は,ついでに覚えておきましょう.

ちなみに英語だと,信用は「trust(トラスト)」・信頼は「confidence(コンフィデンス)」と訳すのが一般的なよう.映画「コンフィデンスマン」のおかげで,「confidence」という単語の認知度も高まったと思う.なので簡単に覚えておくことができますね.

〈了〉

信用は「trust(トラスト)」・信頼は「confidence(コンフィデンス)」と訳すのが一般的らしい.
(英語詳しくないので間違っていたらごめんなさい)

SourceNotes

  • 大辞林アプリ(iOS)
  • WISDOM2アプリ(iOS)
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