『#便利屋雑感』は,1,000文字前後の短い雑記です.5分くらいでサクッと読めます.
今回は,Nikon Z50が動物瞳AFに対応したのでファームウェアのアップデートをしましたよ.というお話.前回のアップデートで上位機種のZ6とZ7に搭載された動物瞳AFが,Z50でも利用できるようになりました.
アップデートの方法も書いておきますので,これからアップデートを行う人はご参考にどうぞ.
Z50,ファームウェアアップデート Ver.2.00で動物瞳AFが利用できるようになりました.
NikonのZ50のファームウェアアップデート Ver.2.00が2020年7月21日にリリース.APS-CセンサーのZ50でも動物瞳AFが利用できるようになりました.
これまでマニュアルフォーカスのオールドレンズばかり使って撮影していたので,これを機会にセットで購入した『NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR』を使った愛犬撮影を楽しもうと思います.
Z50 ファームウェアアップデートの手順
- Nikonの「ダウンロードセンター」からファームウェアのページへ移動
- ダウンロードする「OS環境」を選択(Mac or Windows)
- 「プログラム使用許諾契約書」の同意するにチェックを入れてファイルをダウンロード
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして展開
- 展開したファイルをカメラ用のSDカードのコピー ※ 必ずメモリーカードのルートディレクトリ(一番上の階層)にコピー
- カードをカメラに挿入して電源をONに
- 「MENUボタン」→「セットアップメニュー」→「ファームウェアバージョン」の順に進む
- 画面の指示に従いバージョンアップを実行
- 「バージョンアップ終了」が表示されたらカメラの電源をOFF
以上の操作で,ファームウェアのバージョンが更新されます.念の為メニューからファームウェアが最新バージョンかを確認して,更新されていればメモリーカード内のファイルは削除しておきましょう.
ファームウェア C:Ver.1.11 から C:Ver.2.00 への変更内容
Ver.1.11から2.00へのアップデートでは,以下の点が修正されています.
・カスタムメニューの a2「オートエリア AF 時の顔と瞳認識」に「動物認識する」を追加して、顔認識 AF と瞳 AF 機能が「犬と猫」にも対応しました。
※ 犬と猫の瞳および顔を検出します。動画撮影時には「顔認識」のみ動作します。
※ 撮影モードダイヤルを SCN(シーンモード)にして「ペット」に設定中は、自動的に「動物認識する」に切り替わるようにしました。・ニコン Z マウント用テレコンバーター Z TELECONVERTER TC-1.4x / TC-2.0x に対応しました。
・F マウントレンズのファームウェアのバージョンアップに対応しました。
※ マウントアダプター FTZ のファームウェアバージョン 1.10 以降で対応・露出設定ステップ幅 1/3 段に設定時の一部の F 値の表示を変更しました。(F1.2 → F1.3)
※ NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct が対象レンズです。(2020 年 7 月 21 日時点)・「AE ブラケティング」と「高速連続撮影(拡張)」を組み合わせた時、撮影中に AE-L を行うことで、オートブラケティングで設定した補正ステップ量が正確に反映されるように変更しました。
・AE-L / AF-L ボタンに AF-ON を割り当てた場合、「フォーカスモード」が「AF-S シングルAF」の場合でもレリーズ優先として動作するように変更しました。
・ターゲット追尾ついて、以下の操作性の改善をしました。
・オートエリアAF画面とターゲット選択画面の間の遷移を Fn1 等のカスタムボタンで使用可能。
・静止画 AF-C 時のターゲット追尾の動作が、デジタル一眼レフカメラの「3D- トラッキング」に似た操作感になります。
・発光推奨警告の条件を見直し、より必要な条件下で警告表示が出るように改善しました。
・以下の現象を修正しました。
・縦位置撮影画像を PictBridge の範囲指定で印刷したときに、指定した範囲(位置)と印刷した画像が一致しない。
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR を沈胴状態から回したと同時にカメラ電源を ON にすると、まれにAF作動がしない。
Nikonホームページより引用
SourceNote
Nikon公式 : Z50用ファームウェア