AirPodsには,iPhoneやiPadを集音器(マイク)代わりに使う『ライブリスニング』と呼ばれる機能があります.
ライブリスニングを使えば,騒がしい場所で話を聞き取ったり,別の部屋で話している人の声を聞き取ることができます.ライブリスニングは,iPhone,iPad,iPod touchをマイクのように使い,拾った音声をAirPodsやPowerbeats Proに送る機能のことです.
この記事ではAirPods ProとiPhone11 Proを使っていますが,対象のデバイスを使えば同じことができます.(iOS12以上の最新のiOSにアップデートが必要です)
AirPods または Powerbeats Pro でライブリスニングを使うには、iOS デバイスに iOS 12 以降を搭載しておく必要があります。AirPods または Powerbeats Pro をデバイスに接続しておくことも必要です。
【AirPods Pro/AirPods】iPhoneが集音器(マイク)代わりなるライブリスニングの使い方
- 設定アプリを起動
- 「コントロールセンター」をタップ
- 「コントロールのカスタマイズ」をタップ
- コントロールを追加にある「聴覚」を追加する(+マークをタップ)
設定はここまでです.これで,コントロールセンターの中に耳のマークをしたアイコンが追加されます.
このコントロールセンターにある耳のアイコンをタップすると,ライブリスニングのオンオフを切り替えることができるようになります.
ライブリスニングをオンにすると,ペアリングしているiPhoneが集音器(マイク)となり周辺の音をAirPodsから聞くことができるようになります.
最初は「どんな時に使うのだろう…」と感じましたが,ライブリスニングを使えば,騒がしい場所で話を聞き取ったり,別の部屋で話している人の声を聞き取ることができます. AirPodsを使いこなしたい人は,機能の特性を理解しておくとよいでしょう.
ライブリスニングが出来ない時の対処方法
ライブリスニングが正常に動作しない場合は,以下の点を確認してみましょう.
- iOS12以上の最新のiOSにアップデートしているか
- AirPodsやPowerbeats Proは正常にデバイスとペアリングしているか
前項で少し触れましたが,ライブリスニングを使うにはiOS12以上の最新のiOSが必要です.iOS11以前のiPhoneやiPadではこの機能を使うことが出来ません.アップデートが行えているか確認しましょう.
また,ライブリスニングで音声を拾うにはAirPodsやPowerbeats Proを,お使いのiOSデバイスと正常にペアリングしておく必要があります.他の機器を接続していないかなども確認しましょう.