最近は、ExcelではなくGoogleの『Spreadsheet(スプレッドシート)』を使って仕事をする機会が増えました。
無料ですし、使っている人が多いので、Excelよりも便利なシーンが増えたからだと思います。
『Excel』と『Spreadsheet』。
基本的な操作は似ているのですが、細かいところで使い勝手が違います。
今回は、スプレッドシートで日付から自動で曜日を表示する方法について、書いていきたいと思います。
Googleスプレッドシートで日付から自動で曜日を表示する
Googleスプレッドシートでは、TEXT関数を使って日付から曜日を自動で表示することができます。
例えば、A1セルに「2018/2/17」という日付データが入力されていて、B1セルに「=TEXT(A1,”dddd”)」という数式を入力すると「土曜日」と表示されます。
日付を入力するセルは「日付データ」をきちんと入力しましょう
日付を入力するセルには、日付をデータとして入力します。
全角文字で数字を入力したり、直打ちで「2月14日」などとしてしまうと、データが認識されず思ったように表示されません。
正しくデータとして入力されているかは、日付のセルにカーソルを合わせたときに数式バーが「2018/02/14」のようになっているか確認してください。
「◯曜日」を「◯」とだけ表示したい時は?!
「土曜日」ではなく、「土」とだけ表示したい場合は、どうすれば良いのでしょうか?!
TEXT関数の「d」の数を一つだけ減らしてあげましょう。
- 「=TEXT(A1,”dddd”)」と入力しているテキスト関数を
- 「=TEXT(A1,”ddd”)」のように変更してあげる(dを一つ減らす)
すると「土曜日」が「土」だけ表示されるようになります。
曜日は自動で色付けしおくとキレイです
ついでに書式設定を使って、曜日が自動で色付けされるようにしておくと良いと思います。
日本では土曜日は青色、日曜日は赤色で表現されることが多いです。
いちいち色付けするのは手間なので、「書式設定」から自動で色が付くように設定しておきましょう。
自動で曜日の色付けを行う方法
- 適用したい範囲を指定して右クリック
- 「条件付き書式…」をクリック
- 条件を追加する
- セルの書式設定条件から「完全一致するテキスト」を選択
- 書式設定スタイルで好みに合わせて編集
最後は「完了」をクリックすると選択した範囲に適用されます。
完全に一致するテキスト」を使う時の注意点
「土」としている時は、完全に一致するテキストに「土」と入力します。
「土曜日」としている時は、完全に一致するテキストに「土曜日」と入力します。
英語表示されてしまう場合
スプレッドシートの設定によっては、紹介した方法で設定しても「土曜日(土)」でなく「Wednesday(Wed)」と表示される場合があります。
このような場合は、スプレッドシートの言語設定を日本語へ変更してみてください。
スプレッドシートの言語設定を日本語にする方法
- スプレッドシートのメニューから「ファイル」>>「スプレッドシートの設定」をクリック
- 「スプレッドシートの設定」>>「地域と言語」>>「日本」を選択
- 「スプレッドシートの設定」>>「設定を保存」をクリック
以上の操作で、スプレッドシートの言語設定が日本語に変更されます。