Amazonプライムの会員向けに、新たなサービス『Prime Reading』が登場しました。
プライム会員に登録していれば、追加料金無しで数百冊の本が読み放題になります。
この記事ではPrime Reading(プライムリーディング)をiPhoneやiPadで利用する方法と、Kindle Unlimitedとの違いをご紹介しています。
Prime Reading(プライムリーディング)とは!?
Prime Readingは、Amazonが提供するプライム会員向けのサービスです。
有料のプライム会員(年間3900円)に入会すると、Amazonの電子書籍の中から特定の本が無料で読めるようになります。
プライム会員になると
- プライムビデオ
- Prime Music
- Amazonパントリー
- プライムフォト
- 配送特典
など、様々なAmazonの提供するサービスを受けることができるようになります。
この記事を書いている時点では、30日間の無料期間があり月額契約も可能です。
「入会しないことが考えられないサービス」と、Amazonがうたっているほどお得なサービスです。
気になっている人は、一度試してみてはいかがでしょうか!?
Prime ReadingをiPhoneやiPadで利用する
Prime Readingは、iPhoneやiPadの『Kindleアプリ』でも利用できます。
『Kindleアプリ』のインストールがまだの人は、先にアプリをインストールしておきましょう。
(記事の末尾にもリンクを貼っています)
Prime Readingで本を読む
- Kindleアプリを起動してログイン
- メニューアイコン(画面左上)または、画面右上の「カタログ」をタップ
- 「Prime Reading」のテキスト部分をタップ
- カタログから読みたい本を探す
- 「読み放題で読む」をタップ(本のダウンロードが自動ではじまります)
- 「今すぐ読む」から読書スタート
iPhoneやiPadのKindleアプリでは、以上の手順でPrime Reading対象の本を読むことができます。
ダウンロードした本は、Kindleアプリ内に保存されるので好きなタイミングで読書を楽しみましょう。
フィルターを使った本の絞り込み
カタログのカテゴリタイトル右側にある「>」をタップすると、おすすめの本などを確認できます。
各タイトルの中のページでは、フィルター機能を使って並べ替えをすることも可能です。
画面右上の「フィルター」をタップすると
- 関連性
- 人気度
- 平均カスタマーレビュー
- 発行日
の4項目が表示されます。
項目をタップしてチェックマークを入れることで並べ替えできるので、本を探す時に使ってみるとよいでしょう。
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違い
プライムリーディングのサービスを知った時、最初に感じたのは「Kindleアンリミテッドと何が違うんだろう!?」ということです。
Amazonの公式サイトでも違いが紹介されてたので、最後にまとめておきたいと思います。
『Prime Reading』『Kindle Unlimited』比較表
Prime Reading(プライムリーディング) | Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド) | |
---|---|---|
価格 | プライム会員なら追加料金なし | 980円/月額 |
対象者 | プライム会員限定 | Amazon会員なら誰でも入会可能 |
タイトル | Kindle Unlimitedの本の中から数百冊 ※896冊(10月8日SMATU調べ) |
和書12万冊以上 洋書120万冊以上 |
ジャンル | 本・マンガ・雑誌など | 本・マンガ・雑誌など |
表はAmazon公式サイトから引用(少し加筆しています)
価格
Amazonプライムの会員であれば、プライムリーディングは無料で利用できます。
それに対して、キンドルアンリミテッドは月額980円が必要です。
Amazonプライムは年間3900円ですが、価格に見合っただけの様々な特典を追加料金無しで利用することができます。
Amazonの利用状況や読書スタイルによって、どちらのサービスにするかを選ましょう。
対象者
プライムリーディングは、プライム会員限定のサービスです。
プライムリーディングだけを、個別で契約したり、定価より安く利用することは出来ません。
タイトル
Amazonの公式サイトでは、プライムリーディングで読める本は、「Kindle Unlimitedの本の中から数百冊」と記載してあります。
筆者にて独自に調べてみましたが、執筆している10月8日時点で896冊を読むことができるようです。
ちなみに、月額980円で利用できるキンドルアンリミテッドでは
- 和書…12万冊以上
- 洋書…120万冊以上
を読むことができます。
読むことのできる本の数では、圧倒的にキンドルアンリミテッドが優れています。
ジャンル
電子書籍のジャンルは、どちらのサービスも「本・マンガ・雑誌など」です。
しかし前述のとおり圧倒的に読める冊数が違います。
仮にマンガの場合は、1〜3巻まではプライムリーディング。
それ以降は、キンドルアンリミテッドか個別購入しないと読めない、といった設定になっているものが多いです。
あくまでプライムリーディングは、「ちょっとした電子書籍のお試し」といった感覚で利用する程度がよいと感じました。
今後、読める本がもっと増えることを期待します。