iPhoneやiPadなどのiOSデバイスは、アプリの自動アップデートのオン/オフを設定・変更することができます。
新しいiOSデバイスを手に入れた際は、最初に設定を確認しておくと良いでしょう。
また少し分かりにくいのですが…
【アプリの自動”ダウンロード”設定】と【アプリの自動”アップデート”設定】は、微妙に内容が異なります。
- Music(ミュージック)
iTunes Store(アイチューンズストア)で購入した音楽コンテンツの自動ダウンロード - Apps
App Store(アップストア)で購入したアプリの自動ダウンロード - Books & Audiobooks(ブック)
iBooks Store(アイブックスストア)で購入したコンテンツの自動ダウンロード - Updates(アップデート)
インストールしているアプリの自動アップデート
の4つの項目に分けて、設定することができます。
この記事では「iTunesとApp Store」の設定の中から、4つ目のアプリの自動アップデートのオン/オフ設定について解説しています。
「iTunesとApp Store」では、利用環境や好みに合わせて細かく設定を行なうことができます。
自動ダウンロードと自動アップデートについては、それぞれ概要や違いを覚えておくことをおすすめします。
iPhone・iPadのアプリの自動アップデートをオン/オフ設定する方法
iOSデバイスの自動”ダウンロード”と自動”アップデート”機能で、特に重要なのは自動アップデートのオン/オフ設定です。
オンにしておくと常にアプリが最新の状態に保たれますが、思わぬところで通信が行われてしまいます。
その結果、
- バッテリーが予想以上に早く消耗してしまう
- パケット費用が予算内に収まりにくくなる
などといったことがあります。
バッテリーの使用や、パケット通信をコントロールしたい人は設定をオフにしておくとよいでしょう。
アプリの自動アップデートは「iTunesとApp Store」から
アプリの自動アップデート設定は、設定アプリの「iTunesとApp Store」から行います。
設定アプリ >> 「iTunesとApp Store」 >> アップデート、の順でタップします。
スイッチをオフ(白=オフ)にすると、アプリの自動アップデートが行われなくなります。
モバイルデータ通信のオン/オフ
アプリの自動アップデートに、「モバイルデータ通信を利用するか?」を設定することができます。
- モバイルデータ通信をオン
- モバイルデータ通信をオフ
iPhoneやiPadがインターネットに接続されていれば、常にアプリを自動アップデートします。
iPhoneやiPadが、Wi-Fiネットワークに接続されたときだけアプリが自動アップデートされます。
自動アップデートのメリット・デメリット
自動アップデートの設定には、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分の性格や、スマホとの付き合い方に合わせて設定しておきましょう。
メリット
- 常にアプリが最新の状態になっている
- セキュリティがある程度保たれる
- 更新の手間がかからない
アプリの更新情報(アップデート)をこまめにチェックできず何ヶ月も放置しがちな人や、スマホの管理が面倒に感じる人は自動アップデートをオンに設定しておいたほうが良いでしょう。
デメリット
- 思わぬパケット通信が発生してしまう
- バッテリー消費をコントロールできない場合がある
- アップデートに伴うバグが回避できない
自動アップデートをオフにしておくと、アプリの管理に手間はかかりますが更新のタイミングをコントロールすることができます。
自身でスマホをキチンと管理できる人は、自動アップデートはオフにしておいて良いと思います。
アプリを手動でアップデートする方法
自動アップデートをオフにした場合、すべてのアプリは手動でアップデートする必要があります。
自動アップデートをオフに設定した人は、定期的にアプリのアップデートを行いましょう。
App Store(アプリ)を起動 >> アップデートタブ >> すべてアップデート(またはアプリごとにアップデート)の順でタップして、アプリを最新の状態に更新します。
複数のアプリを一括してアップデートできる「すべてをアップデート」は便利ですが、まれにアップデート時に大きな不具合が発生するアプリがあります。
不具合が発生しやすいアプリを利用している場合は、なるべく個別にアプリを更新するようにしましょう。