冒頭から個人的なことで恐縮ですが…。
最近、ほぼ完全にExcelからGoogleスプレッドシートに、ツールを移行しました。
スプレッドシートはネットさえ使えれば様々な端末から、Googleアカウントひとつで簡単にアクセスすることができます。
利便性が高く非常に便利なサービスです。
使い勝手の良さやGoogleのAI技術の進化を加味すると、スプレッドシートを利用する人は今後かなり増えていくことが予想できます。
エクセル→スプレッドシートへの移行が、ますます進んでいく予感。
AIの進化でグーグル・スプレッドシートは必要なくなるか https://t.co/t5fWBQ512d
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2017年6月7日
ということで自らの備忘録かねて、スプレッドシートの使い方や関数をブログで紹介していきたいと思います。
今回は、Googleのスプレッドシートで「行の背景色を交互に変更する」方法についてです。
スプレッドシートで行の背景色を交互に変更する方法
複数行に渡る表を作成する時は、この設定を行うことをおすすめします。
(一行づつ色を付けていくのは、非常に手間なので…)
慣れてしまえば、作業時間はわずか1分程度。
見る人にとっても、分かりやすい資料になるので設定を心がけておきましょう。
行の背景色を交互に変更する関数と設定方法
まずはスプレッドシートで表を作成しましょう。
表を作成したら、設定したいセルを選択して右クリックします。
下の方に表示されている、「条件付き書式」を選択してください。
プルダウンメニューから「カスタム数式」を選択して、↓の関数を入力します。
=AND(ROW()1,MOD(ROW(),2)=0)
書式設定のスタイルの背景色アイコンから、設定したい色を選択します(チェックを入れる)。
色まで決めたら、「完了」をクリックしてください。
これでチェックをいれた背景色が、交互に表示されようになります。
慣れてしまえば1分もかからず、表を見やすくすることができます。
奇数行の背景色を変更したい場合
↑の設定を行うと、”偶数行”の背景色が変更されます。
「奇数行の背景色を変更したい」という人は、カスタム数式で入力する関数を少し変更してください。
=AND(ROW()1,MOD(ROW(),2)=1)
この関数にすると、奇数行の背景色を好みの色へ変更することができます。
表のバランスなどを考え、使い分けするとよいでしょう。