この記事では「リミナリティ(リミナリティー)」英:liminalityという用語について、IT視点で解説してあります。
リミナリティ(リミナリティー)とは!?
「リミナリティ(リミナリティー)」英:liminality
人類学者が使う言葉に、リミナリティという用語があります。
リミナリティとは、以前の立場から新しい立場に移行していない、宙ぶらりんな状態のことを現す言葉です。
ネットで調べてみると、以下の用に解説されています。
人類学者ターナーの用語。日常生活の規範から逸脱し,境界状態にある人間の不確定な状況をさす言葉。
道化・トリックスター・シャーマン・修行者などの位置・状況をさすのに用いる。
引用:Weblio辞典/コトバンク
筆者がこの言葉に出会ったのは「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」という本の中でした。
ライフシフトは、
テクノロジーの進化によって、これから”人生100年時代”が到来する。
その中で以前の常識を捨てて、どのように生き抜いていくべきか!?
といった内容の本です。その中で以前の常識を捨てて、どのように生き抜いていくべきか!?
(非常に面白いのでオススメ)
今後平均寿命が伸びていくことで、人間は複数のキャリアを築いていく必要があります。
そうするとリミナリティな状態を、人生において数回経験する人も増えてくることでしょう。
テクノロジーとIT技術の発展によって、リミナリティという言葉が広く使われるよになることが予想されます。
今のうちに覚えておくと良さそうですね。
LIFE SIFT 100年時代の人生戦略
最後はリミナリティという言葉と出会うキッカケを与えてくれた、書籍の引用で締めくくりたいと思います。
人類学者が使う用語に、「リミナリティ」という言葉がある。
以前の立場を失い、しかしまだ新しい立場に移行していないという、宙ぶらりんな段階の曖昧さや不確かさを表現する言葉だ。
引用:ライフシフト(158ページ)より
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
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