Kindle Paperwhite を初期化(リセット)する手順を解説します.使わなくなったKindleを,売却/譲渡/廃棄する際は,本体を必ずリセットしておきましょう.Kindle本体には,Amazonのアカウント情報が残っているため,何もせずに人に手渡すと危険です.
Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)を初期化する方法
- Kindleを起動する
- 画面右上のメニュー(点が3つならんだアイコン)をタップ
- 「設定」をタップ
- 設定のなかでもう一度右上のメニューをタップ
- 「リセット」をタップ
- 「はい」をタップ
以上の手順で操作すると,あとは自動でKindle Paperwhiteの初期化が進みます.以下は,初期化操作後の画面遷移の様子と,初期化が完了しているかを確認する方法です.Kindleを手放すときは,ここまで確認しておくと安心です.
Kindleが工場出荷時の状態に戻ったことを確認する
初期化した後に端末を起動すると,Wi-Fiの接続設定や,アカウント登録画面が表示されます.端末が初期化されていることが分かります.
工場出荷時の設定にリセットすると削除されるデータ
Kindle Paperwhiteを工場出荷時の設定にリセットすると,以下のデータが削除されます.もう一度自分で端末を使う場合は,Wi-Fiに接続して再登録する必要があります.
- デバイスに登録されているすべてのデータ
- ダウンロードしたコンテンツ
- Wi-Fi設定
- Amazonアカウントとパスワード
- その他端末に登録していたすべての情報
重要: 工場出荷時の設定にリセットすると、すべての個人データが削除され、端末が工場出荷時の設定に戻ります。
工場出荷時の設定にリセットすると、端末がお客様のAmazonアカウントから登録解除されます。端末を使用するには、端末を再登録してください。
Amazonから引用: Kindle電子書籍リーダーを工場出荷時の設定にリセットする
初期化をしないと,なぜ危険なのか.
Kindle Paperwhiteは,端末から直接電子書籍を購入することができます.また本体には,Amazonアカウントやパスワード,読んだ本の履歴,クレジットカード情報などが保管されています.
仮に,端末をリセットせずに人の手に渡してしまうと,他人が購入した電子書籍の請求がクレジットカードに届いたり,Amazonアカウントの情報が知らない人に閲覧される可能性があります.非常に危険です.
<了>