Netflixの『ボクらを作った映画たち』というドキュメンタリー作品が面白く,「バックトゥザフューチャー」や「ダイハード」といった,所謂映画史に残る名作を見返して楽しんでいる.
これらの映画には,主役の途中交代,大幅なシナリオ変更を余儀なくされるといった,公開中止になっても不思議ではないトラブルが製作中に何度も起こっている.それらのエピソードを当事者達から聞くことができるというのが,『ボクらを作った映画たち』を時間を忘れて再生し続けてしまう理由のひとつだと思う.
現在エピソード2までリリースされていて,8つの映画作品の製作秘話を知ることができる.気になる作品がひとつでもある人は,Netflixをポチッと起動してみるとよいだろう.
Netflixのドキュメンタリーは,良作ばかりである.
『ボクらを作った映画たち』きっかけで数十年前の映画を見返しているのだが,ストリーミングサービスで観ることができない作品も意外と多い.「バックトゥザフューチャー」や「ジュラシックパーク」はNetflixやアマゾンプライムで視聴できるが,「ダイハード」や「ホームアローン」はiTunesやAmazonでレンタル(または購入)しないと観ることができない.
なので,それらの映画を観たい場合,別途何かしらのサービスで課金をして作品を楽しむ必要がある.ちなみに課金して楽しむ際,iTunesよりAmazonのほうが安価にレンタルや購入ができるので,Amazonでレンタル > アマゾンプライムのアプリで視聴といった流れが個人的にはおすすめ.
「ダイハード」を例にすると,iTunesでは500円するが,Amazonだと100円でレンタルできる.購入する場合も同様で料金に結構差があるので,Amazonは良心的だと改めて感じた.
Amazonで買った映画をプライムアプリで視聴する方法
Amazonでレンタル/購入した映画は,iPhoneやiPadなどのPrime Video(プライムビデオ)アプリでも観ることができる.視聴可能な期間中は,レンタルした作品でもデバイスにダウンロードすることができるので,外出先でも通信容量を気にせず映画を楽しめる.
レンタル・購入した映画は,プライムビデオアプリの「マイアイテム」のタブから観ることができるので,覚えておくとよいだろう.ちなみに,プライムビデオアプリはChromecastにも対応しているので,iPhoneやiPadからテレビに映像を飛ばして大画面で観るといった視聴方法も可能.様々な環境に対応している点も,Amazonで購入するメリットだと思う.
- Amazonにウェブでログインして映画をレンタル/購入
- 購入したアカウントに紐付いている端末でプライムビデオのアプリを起動
- 画面下のタブを「マイアイテム」に切り替える
- 「ウォッチリスト」から「レンタル・購入」に切り替える
- レンタル・購入した映画が表示されるのでタップして再生をはじめる
Amazonでレンタル・購入した映画は,上記の手順で観ることができる.慣れていないと少々解りにくいため,覚えておくとよいだろう.
レンタルの場合,視聴期間は30日だが,視聴を開始したら48時間以内に視聴を終了する必要がある.(視聴開始しても,48時間以内であれば他の端末でも,何度でも観ることはできる)このあたりの仕様は,iTunesと同じ.せっかくレンタルした映画を,観れなくならないよう注意しておこう.
〈了〉
編集後記(ダイハードのネタバレを含みます)
この記事を書いたあと,20年以上ぶりにダイハードを観ました.前述の『ボクらを作った映画たち』を観たせいもあるけれど,とても良くできた作品で,最後に Reginald VelJohnson がテロリストを倒すシーンでは,柄にもなく目頭が熱くなってしまいました.
一度観たことのある映画でも,(映画の製作背景などの)知識が増えたり心境の変化があることで,過去に観たときとは異なった印象を受けることがあります.最初に観たときは心に残らなかった場面でも,観るタイミングによっては生き方に影響を及ぼすくらい感動することもあります.
また,大ヒットした映画には,ヒットした理由が必ずあり,作品としてのクオリティも担保されていると感じました.「前に観たし」とは考えず,何年も前に観た映画であれっても,時期を変えて見直すことで,新しい気付きや学びに出会うことができるかもしれません.
〈編集後記 了〉
SourceNotes
- Amazon: プライムビデオ
- Netflix: ボクらを作った映画たち
- ダイハード