FPSゲームをプレイしたり、FPS系のゲーム配信などを見ていると「ヘイトをかった」「ヘイトが集まっている」といった言葉を耳にすることが増えてきました。
フォートナイトをプレイするので、フォートナイトの動画配信をよく見るのですが、これらの中でも「ヘイト」という言葉はよく使われるようになってきています。
「ヘイト」とは、『<人などが><物・事>をひどく嫌う』といった意味で、日本語では『憎悪』や『反感』と訳されます。
ゲームに限って言うと、
- ヘイトをかう
- ヘイトが集まる
- ヘイトが溜まる
- ヘイトを稼ぐ
- ヘイトを下げる
といった使い方をします。
ということで、この記事ではゲーム用語としての「ヘイト」という言葉について、深掘りしていきたいと思います。
FPS系のゲームでも「ヘイト」という言葉がよく使われるようになりましたね。
— 📱タクジー 📱(スマチュー管理人) (@takg_jp) July 15, 2019
フォートナイトの配信とか見ていると、よく耳にします。#FPSヘイト #ヘイトとは pic.twitter.com/RRrfPx0dmw
「ヘイト」とは?!
ゲームで使われる「ヘイト」とは、キャラクターに対しての敵対心という意味の用語です。
MMORPGなどでは、敵キャラクターがプレイヤー(自分や味方)に対する攻撃優先度をヘイトの値によって決めます。(敵キャラはヘイトの値が高いプレイヤーに対して優先的に攻撃をするように設定)
ゲーム上では数値として表示されないのが一般的で、ヘイトがどういった行動で溜まるのかはゲームによって異なります。
一般的には、「攻撃する」「魔法を唱える」「回復する」といった行動でヘイト値は蓄積されていくようにプログラムされています。
MMORPGでは、HPや防御力の高いプレイヤーにヘイトを集めるなど、戦略的なヘイトコントロールを行ったりします。
FPSゲーム視点での「ヘイト」
もともとはMMORPGで使われていた「ヘイト」という言葉ですが、最近ではFPS人気により、『フォートナイト』『PUBG』といったバトルロワイヤル系のゲームでも使われるようになってきています。
MMORPGとは異なり、敵プレイヤーにちょっかいを出したり(攻撃したり)、敵プレイヤーを多く倒すなど活躍しているプレイヤーがヘイトを集めやすくなっています。
FPS系のゲームでも、
- ヘイトをかう
- ヘイトを集める
といった使い方をします。
ゲーム用語として、その他のヘイトの使われ方
ゲーム用語としては、「キャラヘイト」「ヘイト創作」といった派生用語もあります。
どちらも比較的ネガティブなニュアンスで使われることが多い言葉です。
キャラヘイトとは、自分の嫌いなキャラクターを二次創作などで悲惨な目にあわせることを指します。
ヘイト創作とは、原作への不満を解消するために負の感情を元に創作された二次創作作品のことを指します。人気作品や注目されやすいキャラクターほどヘイト創作されやすい傾向にあります。
「ヘイト」の一般的な意味や使われ方
ゲーム用語としての「ヘイト」と併せて、一般的な意味での「ヘイト」もついでに覚えておくとよいでしょう。
ヘイトとは、
- 増悪
- 反感
- 嫌悪
といった意味で、英語では「hate」と書きます。英語の語源は「悲しみ」からきています。
- <人などが><物・事>をひどく嫌う
- …が大嫌いである
- …することを嫌う、
のような使い方もします。
関連する言葉としては、「ヘイトスピーチ(ヘイト発言)」「ヘイト本」などがあります。ヘイトスピーチという言葉は、昨今ニュース記事などで見かけるようになった人も多いと思います。
マインドマップで「ヘイト」をまとめてみました。
最近『iThought(アイソート)』というマインドマップアプリで、記事の下書きをしています。
下書きのマインドマップを付録として添付しますので、気になる人はぜひご覧ください。(無断転載・無断転用は不可とさせていただきます。利用したい方はTwitterなどでご連絡ください)
SourceNote
- WISDOM2(iOSアプリ):ヘイト(hate)
- 大辞林(iOSアプリ):ヘイト
- goo辞典:ヘイト
- ピクシブ百科事典:ヘイト
- 英語部:「ヘイト」の正しい意味と使い方!ヘイトスピーチとは?類語や英語表現も紹介
- Yahooゲーム:ヘイトを集める ヘイトを溜める
- キャラヘイト:ピクシブ百科事典
- ヘイト創作:ピクシブ百科事典