「iPhoneのバッテリーが20%切っている…どうしよう…。」
こんな状況で精神的に不安になってしまう人は、『Nomophobia(ノモフォビア)』かもしれません。
『Nomophobia(ノモフォビア)』とは、No Mobile Phobiaの略称です。
- No=無い
- Mobile=モバイル(スマホ)
- Phobia=〜に対する(病的)恐怖症
直訳すると…、「スマホが無いことに対する恐怖症」といった感じでしょうか。
『Nomophobia(ノモフォビア)』とは、スマホが全く使えなくなることへの強い恐怖のことを指します。
「ノモフォビア(nomophobia)」とは!?
近年ではスマートフォンやSNSにまつわる、様々な不安性や恐怖症が研究されています。
以前ブログで紹介した『FoMO(フォーモー)』もその一つです。
iPhone(スマートフォン)のバッテリーが20%を切ったとき心拍数が上昇したり、スマホが使えない環境と分かると手のひらに汗をかくような人は、深刻な『ノモフォビア』の可能性があります。
米国立医学図書館によると、『ノモフォビア』という言葉は2014年以降に発表された15本の論文への記録が確認されているそうです。
また、一部の専門家からは「低バッテリー不安症」とも呼ばれています。
米国立医学図書館の記録によると、ノモフォビアだけで言えば2014年以降に発表された論文は約15本で、2016年以降はスマホ関連のさまざまな不安症状について多くの論文が発表されている。
引用:WSJ「スマホが使えないと不安? 医師に相談を」より
対策としては、
- リラックスする環境に身を置く
- 深呼吸をする
- 充電器や携帯バッテリーを持って外出する
などが挙げられます。
FoMOの対策としても書きましたが、「睡眠をしっかり取る」「SNSやスマホに依存しない習慣をつくる」などして、極度なスマホ依存をしないようにすることも大切です。