4月25日、Googleのサービスで人気の『Gmail』が大幅にアップデートされました。
過去3回の記事では、新しくなったGmailにアップデートする方法や、追加されたいくつかの機能について紹介しました。
- 【第1回】新しいGmailに変更する方法
- 【第2回】新しくなったサイドバーと連携アプリ
- 【第3回】新しくなったメール処理方法とスヌーズ機能
- 【最終回】Gmailの『情報保護モード』ってなに?!
新しいGmailの紹介は、この記事で一旦ひと区切り。
最後は、Gmailに追加された『情報保護モード』について書いていきたいと思います。
新しいGmailの『情報保護モード』とは!?
今回の大幅アップデートで、数年ぶりにGmailの機能が大きく追加・変更されました。
沢山の機能追加や変更が行われていますが、注目されている機能のひとつが『情報保護モード』でのメール送信が可能となったことです。
『情報保護モード』。
機能名から何となく想像はできるのですが、送信者はメールを送る際に受信者がメールを読める期間を指定することができます。
情報保護モードで送られたメールは、「転送」「コピー」「ダウンロード」「印刷」ができないように設定されます。
電子透かし機能は無いためスクリーンショットは防ぎようがありませんが、設定した時間を過ぎるとメールは自動で消滅します。
新しく追加した送信方法の「情報保護モード」は、転送やコピー、ダウンロード、印刷を制限するとともにメールに閲覧期限を設定することができます。例えばメールで個人情報等をやり取りしなければいけないような場合にご活用ください。
引用:Google Japan Blog「新しい Gmail をお試しください」より
また、セキュリティを高めるために、メールごとに二段階認証の設定もできるようになります。
受信者側は、メールを開く時Googleから送られるパスワードをSMSで受信し、入力する仕組みになるそうです。
セキュリティーを高めるために個々のメールについても二段階認証を設定できる。受信者はメールを開く祭にGoogleが作成したパスコードをSMSで受信し、入力する必要がある。
引用:TechCrunch「Gmailにメジャー・アップデートが来た――自動消滅、スヌーズ、カレンダー統合など新機能多数〔日本語対応済〕」より
情報保護モードと各機能の利用について
Google公式ブログなどで新機能が紹介されていますが、筆者のアカウントでは『情報保護モード』を利用できません。
Gmailの新機能に関する記事をひと通り読みましたが、アカウントによって使える機能に若干の差があるようです。
すべての機能が実装されるまでは、もうしばらく時間がかかりそうです。
【番外編】Gmailの「表示間隔」の設定も地味に便利
全部で4回に分けて、新しくなったGmailの機能を紹介してきました。
個人的には、2回目で書いたサイドバー機能が一番のお気に入りです。
これらの機能以外にも、「オフラインモード」「重要メールの通知」など今後も新機能が実装されるようです。
Gmailはかなり利用しているので、おすすめの機能を見つけたら別の機会で記事にしたいと思います。
最後は「表示間隔」の変更方法について書いて、この記事は終わりにします。
新しいGmailで「表示間隔」の設定を変更する
新しいGmailでは、メッセージの表示間隔を
- デフォルト
- 標準
- 最小
の3つから選べるようになっています。
デフォルトの間隔が一番広く>標準>最小…と続きます。
デフォルトに設定しておくと、メールに添付されているデータとタイトルの一部を確認することができます。
一度に沢山のメールを表示しておく必要がない場合は、デフォルトの設定のままにしておくのがおすすめです。
「表示間隔」の設定は、右上の歯車マーク>>「表示間隔」の順で進むと変更することができます。
それぞれの間隔を確認して、好みの設定にしておくとよいでしょう。
新しいGmailで気に入っている機能や仕様は??https://t.co/oWIyfMxfMS#Gmail #アップデート
— 稲林 タク @smatu.netの人(iPhone中毒者) (@takg_jp) 2018年5月2日