先日、BroadWiMAXを契約しました。
現時点では最新の機種の『Speed Wi-Fi NEXT W05』を使っています。
『Speed Wi-Fi NEXT W05』は、下りの最大速度が708Mbpsと高速通信に対応し、旧機種(W04)よりバッテリー持ちも良くなっています。
まだ1週間程度しか使っていませんが、いい感じの端末でかなり満足しています。
Broad WiMAXに変更して3日目。
最新機種は、大変サクサク動きます。やはりWiMAXの端末は、Huawei製の方が好みだなぁ。#BroadWiMAX pic.twitter.com/gsgDSJBetF
— 稲林 タク @smatu.netの人(iPhone中毒者) (@takg_jp) 2018年4月10日
『Speed Wi-Fi NEXT W05』は、通常のWiMAX回線だけでなくauの4GLTE回線も利用可能です。
BroadWiMAXの「ギガ放題プラン」+「3年契約」にしたので、通常だと利用した月に1,004円かかるオプション料金が無料です。
WiMAX回線は場所によっては非常に弱いので、移動が多いぼくにとってはauの4GLTEは心強い味方です。
しかし、このauの4GLTEが使えるオプションにはひとつだけ注意点があります。
ハイスピードプラスエリアモードでの通信量が月で7GBを超えてしまうと、通信速度が128kbpsに制限されてしまうというものです。
128kbpsという速度は、テキストベースのウェブページであれば何とか見れますが、動画の再生や写真が多いサイドの閲覧はほぼ無理なレベルの速度と言われています。
WiMAXでauの4GLTE回線を利用する人は、なんとしてもこの制限を回避せねばなりません…。
ということで、この記事では『ハイスピードプラスエリア』の通信を7GB以内に管理する方法について書いていきたいと思います。
- BroadWiMAXの、料金プランと通信制限ルールを元に記事を書いています
- 契約するプロバイダや料金プランによって、内容が異なる場合があります
- 解説に利用している端末は『Speed Wi-Fi NEXT W05』です。機種によっては、解説している設定ができない場合もあります
WiMAXに存在する2種類の速度制限知っていますか?!
WiMAXには、2タイプの速度制限があります。
- 3日で10GB超えた時の制限
- 月間7GB超えた時の制限
まずは、この速度制限の仕組みを理解しておきましょう。
「そんなの知っているよ」という方は、この見出しは飛ばして下さい。
3日で10GB超えた時の制限
無制限を謳うWiMAXですが、ギガ放題プランにも多少の制限はあります。
それが「3日で10ギガ制限」です。
以前は3日で3ギガの制限でしたが「全然そんなのは無制限じゃない〜」といったユーザーの声を受けて、2017年2月2日以降は制限が緩和されています。
現在では3日間の通信料が10ギガを超えた時に、1Mbps程度の速度制限がかかります。
制限がかかる時間も以前は1日中でしたが、現在は18時頃〜翌日2時頃の混雑しやすい時間帯のみとされています。
使い方によって制限のかかり方も異なりますが、WiMAX公式サイトの表が参考になります。
詳しく知りたい人は、記事末のSourceNoteから公式サイトをご覧ください。
月間7GB超えた時の制限
今回重要なのは、この「月間7GB超えた時の制限」です。
WiMAXはギガ放題プランで契約していても、auの4GLTE回線を使った通信が月間7ギガを超えると速度制限がかかります。
しかも、10ギガの制限とは異なり128kbpsと、ものすご〜〜く遅い速度に制限されてしまいます。
先程も書きましたが、テキストベースのウェブページを表示するのがやっとで、画像が多いサイトや動画の視聴はほぼ無理です。
この制限は3日経っても解除されず、その月はずっと速度が遅いまま…。
「月間7GB超えた時の制限」だけは、是が非でも避けましょう。
ハイスピードプラスエリアモードを7G以上利用した月に関しましては、ギガ放題プランご契約の方でも月間7GBの通信速度制限が適用されます。
引用:BroadWiMAX「プランの特徴について」より
『ハイスピードプラスエリア』の通信を7GB以内に管理する方法
「128kbpsの制限だけは、なんとしても避けたい」
そう感じた人は、これから説明する方法でWiMAX端末の設定を変更しましょう。
【STEP1】通信量カウンターの設定を「1ヶ月」にする
128kbpsの制限を避けるためには、月間の「ハイスピードプラスエリアモード」のデータ通信量を把握する必要があります。
まずは、WiMAX端末の「通信量カウンター」を1ヶ月に設定しましょう。
- 端末を起動したら「通信量カウンター」のメニューをタップします
- ホーム画面の表示設定を「1ヶ月」に設定します
【STEP2】カウントするデータを「ハイスピードプラスエリアモード」にする
「通信量カウンター」を1ヶ月に設定したら、次はカウントするデータの種類を「ハイスピードプラスエリアモード」だけにします。
- 「通信量カウンター」のメニューを下にスワイプ >> 「データ設定(1ヶ月)」をタップします
- カウント方式の設定を「ハイスピードモード=OFF」「ハイスピードプラスエリアモード=ON」にします
- 最大データ通信量を「7GB」にします
- 通知設定をONにします
- 通知するデータ通信量を設定します(80〜90%の範囲で設定しておくとよいでしょう)
- 通知方法をONにします
以上で設定は完了です。
これで月のau4GLTEを使った通信が7ギガ超えそうになったときに、ディスプレイに通知が表示されるようになります。
WiMAXユーザー、なんとしても避けたい「128kbpsの刑」
「128kbpsの刑」。
SNSでも↑のように揶揄されるWiMAXの速度制限は、なんとしても避けたいものです。
Twitterで「128kbps WiMAX」で検索すると、制限がかかったユーザーの叫び声が沢山ヒットします。
WiMAX+2の通信制限に引っかかって128Kbpsなう。
調べてみたらau4GlLTEのみ、ハイスピードエリアプラスを使用して7GBを超過すると(ハイスピードエリアと合計で)月末まで128Kbpsに制限かかるらしい。 殆ど罠じゃねーか…あと17日もどーしろってんだ(*^_^*)
— サニー@趣味ブロガー (@sol1963re) 2018年2月11日
んああああWiMAXの通信料超過して速度が128kbpsに制限されたああ。今月いっぱいなんもできねええ
— 先駆者 (@senkusya) 2018年1月24日
wimaxのホームルーターが知らぬ間にハイスピードプラスエリアモードになっていたせいで128kbps制限に。まるでダイヤルアップ接続時代に戻ったようだ……
— さんぼん (@funfunsd) 2018年2月25日
通信量カウンターを適切な設定にしておくと、ホーム画面で常に「ハイスピードプラスエリアモード」の使用量を確認できます。
こまめにチェックして、快適なWiMAXライフをおくりましょう。