iOS11のアップデートで、Apple純正のメモアプリが大変使いやすくなりました。
スキャンして書類を取り込んだり、罫線や方眼を表示する機能も追加されています。
↑の2つの機能はネットメディアなどでも沢山紹介されているので、「そういえば聞いたことある」という人も多いのではないでしょうか?
iOS11のメモアプリで「自動でスキャン」「罫線と方眼」の機能は注目を集めていますね。https://t.co/pg0KnZJFqv
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2017年10月4日
iOS11のメモアプリで「自動でスキャン」「罫線と方眼」の機能は注目を集めていますね。https://t.co/KU520m21F5
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2017年10月4日
筆者もiOS11にアップデートしてからは、メモアプリは意識して使うようにしています。
そこで最近気付いたのが、「iPadのメモアプリとApple Pencilの相性…かなり良いじゃん」ということです。
純正アプリだけあってApple Pencilの書き心地もよく、新しい機能と合わせることで様々なタイプのメモを取ることができます。
今回の記事では中でも特におすすめの、『罫線と方眼を表示』と『Apple Pencil』を使ったメモのとり方をご紹介します。
iPhoneやiPadの純正メモアプリに「罫線」と「方眼」を表示する方法
はじめに純正のメモアプリに「罫線」と「方眼」を表示する方法をおさらいしておきましょう。
iPhoneやiPadでメモアプリを起動したら、新規メモ(または過去のメモ)を開いてください。
画面の四角に上向きの矢印を合わせたような、シェアアイコンがあるのでそれをタップします。
下の列に「罫線と方眼」という項目があります。
罫線と方眼がそれぞれ3パターンづつ用意されているので、使いたい罫線や方眼をタップすると画面に表示されます。
罫線や方眼は途中で変更したり、いつでも白紙に戻したりすることができます。
iPad純正メモアプリ+Apple Pencilの組み合わせが最高
iPadの純正メモアプリとApple Pencilを使った、特に筆者のお気に入りの使い方を3つご紹介します。
単一メモ内で組み合わせて使うことも、もちろん可能です。
ちなみに一般的なメモはテキスト(タイピング)でのメモ機能です。
ここでも「タイトル」「見出し」「本文」など、フォントサイズを簡単に変更することが出来ます。
また、リストやインデント(字下げ)の機能もあるので文章を見やすく整理しやすくなっています。
【使い方①】罫線を表示して紙のノートのような使い方をする
メモアプリの右上に表示されている、シェアアイコンをタップすると罫線を表示することができます。
表示できる罫線と方眼の種類
- 罫線…3タイプ
- 方眼…3タイプ
- 無地
iPadをノートのようにして使うには、一番狭い感覚の罫線がおすすめです。
最初は「ちょっと狭いかなぁ」と感じますが、使っていると大学ノートのような感覚でメモを取ることができます。
ノートの代用に使ったり、文章を書きたい時は罫線を利用してメモをとるとよいでしょう。
【使い方②】画像を挿入して手書きメモを追加
メモアプリを起動したまま画像を撮影(またはカメラロールから追加)して、挿入した画像に手書きメモをすることもできます。
メモアプリの画面右下にあるプラスマークをタップするメニューが表示されます。
- 書類をスキャン
- 写真またはビデオを撮る
- フォトライブラリ
- スケッチを追加
「写真またはビデオを撮る」「フォトライブラリ」を選択すると、メモに画像を追加できます。
追加した画像をタップ>>ペンマークをタップすると、そのまま編集モードに切り替わります。
Apple Pencilを使ってメモを画像に書き込むことができます。
頭にあるイメージを伝えたり、テキストでは分かりにくいことを共有するのに大変便利です。
【使い方③】ロディア風のブロックメモでイラストを書いてみよう
最後はロディア風ブロックメモ(方眼)を使って、イラストを書く方法です。
「手書きで図やイラストを書くのが苦手」という人には、ぜひ試していただきたい機能です。
ロディアとは!?
ロディア(Rhodia)は、フランスの文房具ブランド。 1934年にフランス・リヨンにて兄弟であるアンリとロベールの2人によって創設された。 社名はリヨンを流れるローヌ川(RHONE)に由来しており、2本のツリーのマークは二人の兄弟の絆を象徴している。
引用:Wikipediaロディア(文房具)
ブロックメモ(方眼)の機能を使うと、書く時のガイドラインができるので図やイラストが書きやすくなります。
才能がある人であれば、慣れてくるとイラストレーター風の上手な絵が描けるようになるかも!?
興味がある人は、ブロックメモ(方眼)の機能も使ってみましょう。
こちらも写真への書き込みと同様、イメージを分かりやすく伝えるのに役に立ちます。
まとめ:罫線・画像に手書きメモ・ブロックメモを組み合わせる
- 罫線を表示して紙のノートのような使い方をする
- 画像を挿入して手書きメモを追加
- ロディア風のブロックメモでイラストを書いてみよう
の3つの機能を組み合わせると、メモをとることが非常に楽しくなります。
さらに用途に合わせて書き方を変えることで、ひとつのメモで沢山の表現をすることもできます。
メモの本質である=見やすく・分かりやすく情報を整理する
ということができるので、後から読み返したり・人に共有するときも便利です。
iOS11をインストールしたiPad ProとApple Pencilをお持ちでしたら、ぜひ純正のメモアプリを利用してみてください。