Evernoteの容量が足りない…。iPhoneから添付する画像サイズを減らす方法

EvernoteにiPhoneやiPadから画像アップする時、容量が大き過ぎて困っていませんか!?

Evernoteは2016年6月に料金プランが改定され、無料プランの月間アップデート容量が60MBまでに制限されています。

テキスト中心の利用であれば問題ないのですが、画像を沢山ノートに添付したい人にとっては、正直物足りない容量だと思います。

そこで活躍するのが、Evernoteのノートに添付する画像サイズ（容量）を変更する方法です。
EvernoteのiOS版アプリでは、デフォルトでノートに画像を添付する時のサイズが「Large（大）」に設定されています。

容量不足で困っている人は、設定を変更してみてはいかがでしょうか??

iPhone・iPadアプリからアップデートする画像サイズを変更する方法

iPhoneなどiOS版Evernoteアプリから添付する画像のサイズは、アプリ内にある設定から変更することが可能です。

iOS版のEvernoteアプリを起動します。
「アカウント」タブに切り替え >> 設定 >> カメラ >> 画像サイズ、の順で進みます。

の中から、「小」をタップしてチェックマークを付けてください。

これで、iPhoneやiPadのEvernoteアプリから添付する画像のサイズが小さくなります。

iPhoneとiPad両方でEvernoteを利用している場合、それぞれのデバイスで設定を変更しておきましょう。
（この設定はクラウド上では、同期しません）

画像サイズを「小」に設定すると、「大」や「実際のサイズ」と比較して大きく容量を減らすことができます。
画像の容量を減らすことで、若干のアップロード時間削減も期待できます。

デメリットは、添付される画像が少し粗くなることです。

Evernoteで資料を印刷して利用する人にとっては不向きな設定ですが、メモ程度に画像を添付する場合はそれほど気になりません。

ノートの用途や使い方に合わせて、設定を変更すると良いでしょう。

Evernoteの画像サイズを変更すると、実際にどれくらいの容量を減らすことができるのでしょうか!?

実際に画像サイズを比較してみました。

結果は↑のとおりです。
小サイズの画像サイズは、なんと100KB以下でした。

デフォルト設定されている大サイズと比較すると、10分の1以下の容量です。
撮影する端末や被写体によって多少前後しますが、小サイズであれば明らかにEvernoteで使用する容量を減らすことができます。

EvernoteのiPhoneアプリを利用して、各サイズの画像を撮影→アップロード。
Macから画像をデスクトップに一度保存して、情報からサイズを計測。

今回ご紹介したのは、画像容量（キロバイトやメガバイト）に関する設定変更の方法でした。

Evernoteの使い方において、同じくらい高頻度で耳にするのが「画像サイズ＝縦横の長さ」を変更したいという声です。

アプリから画像を添付すると、縦横サイズ大きいのでノートが非常に見づらくなってしまいます。
ちなみに今回検証した画像の場合、縦横のサイズは以下のとおりでした。

これだけ画像の縦横サイズが大きいと、ノート上で画像が多くの面積を占めるため、レイアウトを美しく保つことは困難です…。

そこで、Evernoteのカスタマーサポートに直接問い合わせましたが「現行の仕様ではEvernote上にて画像の大きさを変更する機能は実装されていません」と、回答をいただきました。

あいにく、現行の仕様ではEvernote上にて画像の大きさの変更をする機能は実装されておりません。
誠に恐れ入りますが、別のアプリで編集を行っていただいた後にEvernoteへ添付していただけますと幸いです。

引用：Evernoteカスタマーサポートの返答メールより

Evernoteに任意のサイズで画像を添付したい場合は、別アプリやパソコン上でリサイズしてノートに添付する必要があります。

Evernote上で変更可能になるまでは、アプリのアップデートをしばらく待つしか無さそうですね。
Evernoteエンジニアの皆様の努力を応援しつつ、気長に待ちたいと思います。