iPhoneは購入後「〇〇のiPhone」のように、固有の名前が設定されています。
このiPhoneの名前は、デザリングやエアードロップなどで表示されるような仕組みになっています。
うっかり変な名前を付けてしまったり、あまり個人を特定できる名前を付けると思わぬトラブルも!?
この記事では、
- iPhoneなどiOSデバイスの名前の変更方法
- 名前変更に関するマメ知識
- 名前を変更した際のデザリングなどへの影響
- iPodシリーズの名前の変更方法
などを解説しています。
特にデザリングやエアードロップを頻繁に利用する人は、iPhoneの名前の影響について詳しく理解しておくとよいでしょう。
iPhone・iPadなどiOSデバイスの名前を変更する方法
iPhone(iPadなどのiOSデバイス含む)の名前は、設定アプリから確認・変更することができます。
設定アプリを起動>>一般>>情報の順番でタップすると、一番上に「名前」という項目が表示されています。
表示されているのが、現在のiPhoneの名前です。
名前の部分をタップすると画面が移動し、設定を変更することが出来ます。
キーボードが自動で出現するので、好きな名前を入力したら「完了」をタップしましょう。
これで名前の変更が終了です。
iPhoneの名前にまつわる小ネタ
iPhoneの名前は、最大で63文字まで
ふと、「iPhoneの名前って、何文字まで入力できるのかな?」と疑問に思ったので、実際に検証してみました。
結果、半角全角問わず『63文字まで』入力することが可能でした。
かなり長い名前でも、付けることが出来ますね。
何故63文字なのか?は、現在のところ不明です…。
デザリングをよく利用する場合は名前の最初に「_(アンダーバーを入れると便利)」
次は、実際に役に立つ小ネタです。
iPhoneでデザリングを頻繁に行う人は、名前の最初の文字に「_(アンダーバー)」を入れておくと便利です。
特に人が多い昼間のカフェなどでデザリングを使うと、自分のiPhoneを探すのも一苦労します。
ここで名前の最初に「_(アンダーバー)」を付けておくと、自分のiPhoneが一番上に表示されるようになります。
毎回、ネットワークを探す手間が省けるので、かなりの時間短縮になります。
名前の先頭につける記号は「_(アンダーバー)」以外に「.(ドット)」や「-(ハイフン)」でも問題ありません。
記号を先頭にしておくことで、優先して上位に表示されるようになります。
iPhoneの名前を変更すると、どんな影響があるか?
iPhoneの名前を変更すると、どこに影響が出るのでしょうか?
主に影響が出るのは、デザリングを行なう時や、エアードロップを使ってコンテンツなどを共有するときです。
特に大きな影響は無いので、自由にネーミングをしてOKです。
しかし、万が一のトラブルに備えて、個人を特定できるような名前を付けるのは、極力避けたほうがよいでしょう。
iPhoneの名前を変える影響:デザリング編
iPhoneの名前は、インターネット共有(デザリング)を行なう時に表示されます。
iPhoneを利用してデザリングを行っていると、「田中太郎のiPhone」のようにWi-Fiを受信する側のデバイスに表示されます。
名前を変更することで、ここに表示される名称が変わります。
iPhoneであることを特定されたくない場合は、全く関係のない記号などを使って名前を付けるとよいでしょう。
iPhoneの名前を変える影響:エアードロップ編
iPhoneの名前は、iOSデバイスを使って行なうエアードロップにも影響します。
エアードロップの設定を「全員」にしている人は、特に注意が必要です。
デザリングと同じく「田中太郎のiPhone」のように、見ず知らずの人にまでiPhoneの名前が簡単に見られてしまいます。
トラブルなどに巻き込まれることも考えられるので、個人を特定できる名前は付けないようにしておきましょう。
また、エアードロップについては「受信しない」もしくは「連絡先のみ」にしておいたほうが無難です。
iPhoneやiPad・iPodの名前をiTunesから変更する方法
iPhoneやiPadなどのiOSデバイスは、Macなどパソコンを使って名前を変更することもできます。
あまり使うことはありませんが、念の為知っておくと良いでしょう。
- iPhoneやiPadなどのiOS デバイス(iPod含む)をコンピュータに接続します。
- パソコンのiTunes を起動します。
- デバイスのアイコンがをクリックします。
- 左サイドバーの上部に表示されている、デバイスの名前をクリックします。
- デバイスの新しい名前を入力してから「return」キー(エンターキー)を押します。
以上の手順で、パソコンからも名前の変更を行なうことが可能です。
iPhone、iPad、iPod touchだけでなく、iPod classic、iPod nano、iPod shuffleの名前も変更することもできます。