『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(以下:ティアキン)』が発売されたのが,2023年5月12日.
日系クロストレンドの記事によると,3日間で世界累計1,000万本,国内販売224万本という驚異的な本数を達成したらしい(パッケージ版、ダウンロード版合計).
やはり任天堂のIPは強い.
ティアキンでは,「プルアパッド」という名前のスマホのような端末をゼルダ姫から受け取り,リンクはこのプルアパッドの機能を使いながらハイラルの世界を冒険する.
このプルアパッドには,「ウツシエ/写し絵」と呼ばれカメラ機能が備わっていて,端末を入手してからは,広大な世界で自由に写真に撮ることができるようになる.
ゼルダの伝説は,ある意味で最高のストリートスナップ体験マシーンと言えるかもしれない.
ハイラルの世界には肖像権や撮影禁止場所といった煩わしいルールも無く,モンスターに襲われることを除けば,いつでも好きなときに好きな場所で写真を撮り,鑑賞することができるのだ.
プルアパッドはとても優秀なカメラで,ボタン操作一つで簡単に自撮りが可能.
撮影した写真はアルバムに保存することができ,いつでも見返すことが可能.
生物やモンスターなどの写真を撮ると図鑑に登録することもでき,攻略にはあまり関係ないのだがコレクションとして愉しむこともできる.
現実世界のように四季は存在しないが,地下や空にも行くことができるので数々の絶景や美しいシーンを撮影することができるだろう.
ティアキンでストリートスナップを撮り続けてみると,現実世界のストリートスナップのアイデアが拡がるかもしれない.
写真が好きなゼルダファンは,こんな視点でティアキンをプレイしてみるのはいかがだろうか.
<了>