任天堂の新型Switchは、1億台を超えるヒット作になるのではないか!?

A man playing Nintendo Switch.


7月11日に任天堂が新型Switchを発表しました。

正式名称『Nintendo Switich Lite(ニンテンドースイッチライト)』で、価格は従来のSwitchより1万円ほど安い19,980円。(※価格は税別)

発表後は、ネットの記事やSNSでも話題になっています。テレビと接続できなかったり、ジョイコンが付属していなかったりと、従来のSwitchの強みが潔く削られていて特徴的な製品として発表されました。

パッと見た感じSwitchの廉価版(れんかばん)と思われがちですが、これまでの任天堂の実績や今後発売を控えているビッグタイトルを考えると、新型Switchは、初代DSやWiiクラスのヒット作になるような予感がしています。

ということでこの記事では、任天堂のデバイスの歴史を振り返りつつ、「Nintendo Switich Liteが1億台レベルのヒット作になるのではないか?」ということを深掘りしていきます。

出所:SMATU.netにて作成
任天堂の新型Switchの販売予測に使った、マインドマップ。
出所:SMATU.netにて作成
任天堂の新型Switchの販売予測に使った、マインドマップ。


任天堂の新型Switchは、歴史に残るヒット作になるのではないか!?

Redmond, WA, USA - April 15, 2017: The Nintendo of America headquarters in Redmond. Nintendo is one of the world’s largest video gaming companies.
Redmond, WA, USA – April 15, 2017: The Nintendo of America headquarters in Redmond. Nintendo is one of the world’s largest video gaming companies.

まずは、任天堂公式の株主・投資家向け情報のサイトから、任天堂が販売している主要なデバイスの販売台数を見ていきましょう。

現行モデルのSwitchは3,500万台ほど売り上げており、3DSが7,500万台、DSは1億5,000万台もの販売を記録しています。

世界規模で考えても、70人に一人くらいは任天堂の端末を、何かしら所有していることになります。(任天堂恐るべし…。)

売上台数発売されたソフトの数
Nintendo Switch3,474万台1億8,752万本
ニンテンドー3DS7,508万台3億7,812万本
Wii U1,356万台1億285万本
Wii1億163万台9億2,081万本
ニンテンドーDS1億5,402万台9億4,864万本

出所:任天堂公式の株主・投資家向け情報より

逆に、携帯型ゲーム機として平成時代の象徴とも言える、ニンテンドー3DSの現状を見てみましょう。

ファミ通の『3DS 新作ゲームソフト発売日』で3DSの新作ソフトの発売状況を調べてみましたが、2018年くらいから減少傾向にあり、2019年に入ってからは新作ソフトがほとんど発売されていない状況です。

現行のSwitchの勢いを考えると、3DSを新規で購入している人はかなり減っていることが予測できます。

任天堂が意図して行っているのかは別の問題として、現在は任天堂ゲーム機の大規模な転換期にあると言えます。

この任天堂ゲーム機の大規模な転換期と、次の項で解説する販売間近の人気ソフトのポテンシャルを合わせると、新型Switchは、ニンテンドーDSやWiiのような1億台を突破するヒット作になる可能性が高いと考えることができます。



Switch対応の新作ソフトから『新型Switch』のニーズを推測する

Bangkok,Thailand – October 30, 2014: Pickachu toy character from Pokemon anime. There are toy sold as part of McDonald HappyMeal toy.

新型Switchの爆発的なヒットを裏付けるのが、今年の夏から来年初旬にかけて発売される、人気のゲームタイトルです。

2019年夏〜2020年初旬発売予定のタイトル
  • ドラゴンクエストⅪ S(2019年9月27日発売)
  • ポケットモンスター ソード・シールド(2019年11月15日発売予定)
  • あつまれ どうぶつの森(2020年3月20日発売予定)

『ドラゴンクエスト』によるビジネスマン層を開拓できる説

『ドラゴンクエストⅪ S』については完全新作ではありませんが、Switch版としては初のドラクエのナンバリングタイトルです。

ぼくは、3DS版を購入してプレイしましたが、グラフィックに物足りなさを感じたのでレベル20くらでプレイするのを止めました。なので、Switch版が発売された購入します。

30周年を迎えたドラクエは、男女問わず人気の作品で、Switch版では新要素も追加されることが分かっています。

2度目のプレイ需要なども生まれるので、Switch版も100万本以上の販売が見込めると思います。

移動中に大迫力のグラフィックでプレイできる『ドラゴンクエストⅪ S』、個人的にも非常に楽しみなタイトルです。

『ドラゴンクエストⅪ S』…2019年9月27日発売

販売本数プレイ端末
ドラクエ11300万本PS4、3DS
ドラクエ10100万本Wii、Wii U、PC
ドラクエ9430万本ニンテンドーDS

ココに注目!!

意外と知られていませんが、ドラクエ9は歴代1位の販売本数を誇るヒット作品です。

ヒットした要因としては、ハードが携帯できるDSだったことや、すれちがい通信などの新しい要素があったことなどがあります。

携帯できるドラクエとして考えると、場合によっては販売200万本に迫るかもしれません。

『ポケットモンスター』による2台目需要も見込める説

ポケットモンスターは世界的にも大人気のタイトル。

前作が2016年に発売された『ポケットモンスター サン・ムーン』なので、『ポケットモンスター ソード・シールド』は、およそ3年ぶりの新作です。

国内の販売台数は、やや減少傾向にあるものの300万〜500万本を売り上げるビックタイトルです。(世界販売台数だと、1,500万本クラスの売上を誇る)

近年のポケモンGO人気なども加味すると、今回取り上げている3作品の中で最も、新型Switchの販売を後押しするタイトルになることが予測できます。

またポケモンは、そのゲームの特性上コアなファンは複数台を使ってゲームを楽しむ傾向にあります。そのため、すでに現行Switchを所有しているユーザーが新型Switchの価格を理由に2台目の購入に踏み切る可能性も高いです。

何ともあれ新作ポケモンは、新型Switchの起爆剤となることでしょう。

『ポケットモンスター ソード・シールド』2019年11月15日発売予定

販売本数
ポケットモンスター サン・ムーン(2016年)292万本
(世界売上…1,469万本)
ポケットモンスター X・Y(2013年)448万本
(世界売上…1,564万本)
ポケットモンスター ブラック・ホワイト(2010年)547万本(
世界売上…1,560万本)

出所:ゴトーのブログより

『どうぶつの森』による女性ユーザーを取り込める説

最後に注目するタイトルは『あつまれ どうぶつの森』。同じく大人気の、どうぶつの森シリーズの新作です。

どうぶつの森シリーズは、女性ゲーマーからも支持されてるため、女性のSwitch需要を掘り起こすキッカケになるのでは?と予測しています。

幸い、昨年スマホでリリースされた『どうぶつの森ポケットキャンプ』で、はじめてどうぶつの森の世界観を知ったユーザーも多いので、ポケットキャンプのプレイヤーの流入も一定数あると思います。

どうぶつの森も、前作、前々作ともに500万本超えのビックタイトルなので、大いに新型Switchの販売に貢献してくれると思います。

『あつまれ どうぶつの森』2020年3月20日発売予定

販売本数プレイ端末
とびだせ どうぶつの森500万本ニンテンドー3DS
おいでよ どうぶつの森526万本ニンテンドーDS

「新型Switchが、爆発的に売れそうな理由」まとめ

Osaka Japan – 13 November, 2017: People visit Nintendo game booth at Kansai international airport Osaka Japan.

ここまでで、「デバイスの販売台数の観点」「発売を控えているソフトの観点」から新型Switchが売れそうな理由を解説してきました。

最後は、過去の事例などから、新型Switchが爆発的に売れそうな理由をまとめます。

過去3DSが1万円ほど値下げをして大きく売上を伸ばした

7,500万台もの売上を記録したニンテンドー3DSですが、発売当初は販売不振の壁にぶつかっていました。

その理由は、25,000円という価格です。

前作のニンテンドーDSから大幅に値段が上がったため、ユーザーが購入をためらい販売は不調。「これはまずい…」と感じた任天堂は、発売後半年も経たない2011年8月11日に値下げを発表。

新しいニンテンドー3DS価格は、約1万円ほど安い15,000円でした。

当時、値下げを受けて3DSを購入したので、この時のことは鮮明に覚えています。

当時社長を務められていた岩田さんも、「今思いきった手を打たなければ、多くのお客様にニンテンドー3DSを楽しんでいただく未来が作り出せない可能性が高まったと判断した」とおっしゃられていました。

この決断後、無事にニンテンドー3DSの販売は回復していきました。

「Switchは高いから買いません」といった人たちが流れてくる(3DSの買い替え)

話をSwitchに戻します。

  • 現行Switchの価格…29,980円
  • 新型Switchの価格…19,980円

その価格差、ちょうど1万円です。

3DSの値下げのエピソードが、デジャブのように蘇ります。

DSや3DSは、家庭に1台というよりは子供1人に1台というカタチで定着していました。

今回の値下げをキッカケに、『Switchが欲しいけど、まだ持ってない層(でもずっと欲しい)』の人たちが一斉に購入に流れてくると思います。

新型Switchは、3DS後継機的なポジションを獲得するゲーム機になるのではないでしょうか。

冒頭ご紹介した以下の数字を見ると、その可能性を強く感じます。

  • Switchの販売台数…3,474万台
  • 3DSの販売台数…7,508万台
  • DSの販売台数…1億5,402万台

ということで長々と書いてきましたが、任天堂の新型Switchは歴史に残るヒット作になる予感がしています。

新型Switchの販売台数が、1億台を突破するのをSMATUでは引き続き温かく見守っていきます。

SourceNote


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