3G…4G…そして、5Gへ。
音声やデータなどを、ネットワークを通じてやり取りをするための規格は、(ほぼ)10年という単位で大きな進化を遂げています。
◯Gのように、数字の後ろにつく『G』の文字は世代を示す『Generation(ジェネレーション)』の頭文字からきています。
携帯電話の通信規格は10年ごとに進化
第3世代(3G) | 第4世代(4G) | 第5世代(5G) | |
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導入時期 | 2000年代 | 2010年代 | 2020年代(?) |
特徴 | データ通信が高速化され、2007年のiPhone発表からスマホが世界中で普及。写真を手軽に送れることがから、SNSなどの文化が広まる。 | データ通信が更に高速化。iPhoneやGALAXYなどのハイスペックスマホが更に普及し、動画配信サービスや音楽のストリーミングが利用されるようになる。それに伴い20G、50Gのような大容量プランも登場。 | あらゆるものがネットにつながるIot時代へ。通信の遅延がほとんど起こらないことから、自動運転技術のさらなる発展なども予想される。映画は約10秒でダウンロードできる時代に。 |
1980年代に初めて実用化されたアナログ形式の第1世代から、現在ではデータ通信が高速化した4Gのネットワークが普及しています。
4G回線では、最大通信速度が毎秒およそ50Mbps〜1Gbpsまで高速化。(bps=ビット毎秒の略)
iPhoneをはじめとするハイエンドスマホとともに、動画配信サービスなども世界中に拡がっています。
通信速度について
速度は理論値で、実際は50Mbpsくらいで行われていることがほとんどです。
速度は理論値で、実際は50Mbpsくらいで行われていることがほとんどです。
2020年頃には、4Gを更に進化させた5Gが実用化するとされており、実現すれば最大枚業20Gbpsの超高速通信が可能になります。
現在の通信速度とは比べ物にならないくらい早いため、「映画ダウンロードが10秒で完了する」「車の自動運転やIotの技術開発にも寄与する」などと言われています。