先日、iOSのバージョン11.3がリリースされました。
その中で注目しているのが、新しく追加された「バッテリーの状態(ベータ)」という機能です。
この機能は読んで字のごとく、iPhoneのバッテリーの健康状態を設定アプリから確認できる機能です。
これまではAppleに持ち込んだ時くらいしか、バッテリーの健康状態は確認できませんでしたが、iOS11.3からは端末から確認することができます。
ということで、今回はiOS11.3から追加された「バッテリーの状態(ベータ)」の機能について書いていきたいと思います。
iOS11.3の「バッテリーの状態(ベータ)」を使ってみる
「バッテリーの状態(ベータ)」は設定アプリから確認することができます。
- 設定アプリを起動します
- 「バッテリー」をタップします
- 「バッテリーの状態(ベータ)」の項目をタップします
- 「最大容量」と「ピークパフォーマンス性能」の項目が表示されます
「最大容量」について
新品のバッテリーと比較した時の、バッテリー容量がパーセントで表示されます。
購入したばかりのiPhone Xなので、99%と表示されています。
iPhoneはフル充電サイクルを500回繰り返した後も、バッテリーが最大容量の80%を維持するように設計されていると言われています。
1〜2年程度使ったiPhoneの場合は、この表示が80%前後になっていると思います。
「ピークパフォーマンス性能」について
iPhoneではバッテリーが劣化するにつれて、ピークパフォーマンスに対応する能力が低下することがあります。
「ピークパフォーマンス性能」のセクションでは、バッテリーの劣化状態によっていくつかのメッセージが表示されます。