今日「最近、Amazon Echo使ってないなぁ…」と思いつつ、久しぶりにiPhoneのAlexaアプリにログインしました。
すると、ふと目に入ったのが
「アレクサ、本を読んで」
お手持ちのKindle本を、Alexaが読み上げます。
というバナー表示です。
早速「アレクサ、本を読んで」とお願いすると、先日購入したKindle本『お金2.0』を読み始めてくれました。
(この記事も、本を聞きながら書いています)
気になってググってみたのですが、つい先日Amazon Echoに実装された機能のようです。
ということで、この記事ではAmazon EchoでKindle本を読んでもらう方法や、特長について書いていきたいと思います。
AmazonEchoのKindle本を読む機能。
便利そうなので、早速使っています。「Kindle」「プライム会員」「Kindleアンリミテッド」の価値が、ますます上がりそう。https://t.co/GPl06WO8ln
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2018年2月24日
Amazon Echoを使ってKindle本を聞く方法
アマゾンエコーでKindle本を読み上げる方法には、2種類あります。
- 音声操作でKindle本を読み上げる
- AlexaアプリでKindle本を読み上げる
それぞれ使い方やポイントを、まずは知っておきましょう。
音声操作でKindle本を読み上げる
音声を使って読み上げを開始するには、
- 「アレクサ、本を読んで」
- 「アレクサ、『(本のタイトル)』を読んで」
のどちらかでアマゾンエコーに話しかけます。
再生を止める(または再開する)には「アレクサ、止めて/再開して」と話しかけます。
「アレクサ、本を読んで」で再生する
「アレクサ、『(本のタイトル)』を読んで」で再生する
AlexaアプリでKindle本を読み上げる
AlexaアプリでKindle本を読み上げるには、以下の手順で操作します。
- Alexaアプリを起動します
- 画面左上のメニューから「ミュージック&本」>>「Kindle」をタップします
- 読み上げに対応している本が表示されます
- 読みたい本のタイトルをタップすると再生がスタートします
別の章を再生する、早送り・巻き戻しする
Alexaアプリからは、別の章に移動したり、読み上げを早送り・巻き戻しすることもできます。
Kindle本の別の章に移動するには、AlexaがKindle本を読み上げているときに
- Alexaアプリを起動
- 画面下にある再生中アイコンをタップ
- 「再生リスト」を選択して一覧から章を選んでタップ
以上の操作で、Kindle本の好きなところから再生ができます。
まとめ:Kindle本の読み上げ機能「出来ること」「出来ないこと…」
アマゾンエコーのKindle本対応、かなり気に入っています。
最後は、現時点のKindle本読み上げ機能で「出来ること」「出来ないこと…」を書いて、この記事は終わりにしたいと思います。
Alexaでの読み上げに対応しているKindle本
- Kindleストアから購入した本
- 『Kindleオーナーライブラリー』で利用中の本
- 『Kindle Unlimited』または『Prime Reading』で利用中の本
Alexaの読み上げは、幅広いKindle本に対応しています。
購入したKindle本だけではなく、プライム特典の「オーナー ライブラリーで利用中の本」や「Kindle Unlimited」もAlexaで再生することができます。
『Kindle Unlimited』はしばらくして解約してしまいましたが、また使ってみようかなと考え始めています。
対応していないKindle本の種類
「マンガ」「雑誌」「グラフィックノベル」は、Alexaの読み上げには対応していません。
マンガや雑誌が読み上げに対応していないことは予想できましたが、イラストや図解などが多い本も読み上げ未対応なのはちょっと意外でした。
以下は、ぼくのKindleライブラリ内で読み上げに対応していなかった本の一部です。
これらの本を読み上げる目的でAmazon Echoを検討している方は、購入やサービス利用の前に確認をしておいた方が良いと思います。
Kindleのレジューム機能にも対応
アマゾンエコーの読み上げは、Kindleのレジューム機能にも対応します。
レジューム機能とは、Kindleアプリなど別のデバイスで読んでいた場合、その続きから読書を再開できる機能です。
朗読スピードは調整できません
アマゾンエコーでは、朗読スピードのコントロールはできません。
同じくAmazonのサービスである『オーディブル』では、倍速再生にも対応していたので少々残念に感じてしまいました。
しかし今後のアップデートなどで、対応が期待できる機能だと考えています。
この様に、出来ないことや「やや物足りないなぁ」と感じることはありますが、アマゾンエコーのKindle本読み上げ機能はとても便利です。
つくづくAmazonは、ユーザーの囲い込みが上手な企業だなぁと感じてしまいました。
いっそう、Amazonのサービスにどっぷり浸かっていくことの覚悟が必要かもしれませんねm(_ _)m