「本を開いたまま、両手を使って作業したい!!」
最近ITやテクノロジー系書籍の感想を書くようになったり、記事の補足となる情報は本からの引用させていただく機会もあるため「本を開いたままにして両手を空けたい!!」というニーズが個人的に増しています。
これまでは、本に重しを乗せて開いた状態をキープしたり、片手で本を持ちつつタイピングしたりとしていましたが…どうも効率が悪い。
ということでAmazonでブックスタンドを購入しました。
見開きできるブックスタンドは初購入だったので、とりあえずは無難に1000〜2000円台のスタンドを購入しました。
結果!!これが大変よい買い物となりました。
「もっと早く買えばよかった〜」と激しく後悔したくらいです。
ブログなどで紙の本から引用をする人は、ほぼ確実に作業がはかどります。
まだブックスタンドを持っていない、という人は購入を検討してみてはいかがでしょうか!?
どれくらい効率が良くなったのか?
試しに、スティーブ・ジョブズ(下巻)のiPhoneの章の冒頭の文章を
- ブックスタンド有り
- ブックスタンド無し
でそれぞれ引用して時間を計測してみました。
引用した文章は下記のとおりです。
電話がかけられるiPod
2005年、iPodの販売が急増する。前年の4倍、2000万台も売れたのだ。
売上の45パーセントを占めるなど、アップルの業績にとっても直接的に重要な役割を果たすとともに、ヒップな会社というイメージに磨きをかけ、Macの販売にも貢献していた。
結果は…
- ブックスタンド有りで引用…1分32秒
- ブックスタンド無しで引用…2分2秒
2倍とまではいきませんでしたが、頭や視線を動かす必要も少なく手も自由に使えるので断然効率よく引用文章をタイピングすることができました。
ブランドタッチが上手な方の場合は、もっと差が出ると思います。
ブログ記事を書いたり資料作成などで、紙の本からの引用を行なう人はブックスタンドを導入したほうが断然作業がしやすくなります。
まとめやメリット・デメリット
今回はブックスタンドを購入して実際に満足しているので、「まだの人は買ったほうがいいですよ〜」という趣旨の記事なのですが、場合によってはあまり意味が無いことも。
以下のような条件の方は、特に購入しなくてもよいでしょう。
- 本はもっぱら電子書籍派
- Kindleでマーカー活用するなど、すでに引用スタイルが確立している
- 引用箇所をEvernoteなどにクリップしてから転記している
本はもっぱら電子書籍派
ブックスタンドは紙の本ではないと、まったく意味がありません。
「紙の本とか買わない、電子書籍派!!」という人は、ブックスタンドは必要ありません。
iPadやKindleなどを、引き続き活用してください。
Kindleでマーカー活用するなど、すでに引用スタイルが確立している
Kindleでマーカー引いておき後からまとめ参照するなど、電子書籍での読書スタイルがすでに確立している人にもブックスタンドは不向きです。
引用箇所をEvernoteなどにクリップしてから転記している
Kindleではなく、Evernoteなどのクラウド型メモアプリを活用して読書ノートを取っている人も、特にブックスタンドを利用する必要は無いと思います。
EvernoteはOCR検索などにも対応しているので、使い方によっては非常に有効な読書ノートになってくれます。
ブックスタンドは良いところも沢山あります
電子書籍などが普及しているので、ブックスタンドが不要な場合もありますが、まだまだ紙の本でしか出版されていない本が多いのも事実です。
特に紙の本は、一覧性が高く引用に向いています。
今回ご紹介したブックスタンドは、
- 価格が比較的安価
- 文庫本〜大型本、分厚い本まで幅広く対応している
- 角度が調整できる
- ページを押さえつけないので本に優しい
など、優れた点も沢山あります。
「ブックスタンドいいなぁ」と感じた人は、ぜひ使ってみましょう。
SourceNote
講談社
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今回購入したブックスタンド
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