【NETFLIXオリジナルドラマ】『ハノーバー高校 落書き事件簿』は、1話が30分で見れるおすすめのモキュメンタリードラマ

「これからは、1話が30分位で構成されているコンテンツが視聴される時代になる」

最近、そんなことを考えています。
もちろん内容が面白いことが前提ですが、NETFLIXのオリジナルドラマも、1話が30分前後で構成される作品がよく視聴されています。

今回は、NETFLIXオリジナルドラマの中から『ハノーバー高校 落書き事件簿』がとても面白かったので、ネタバレ無しでご紹介します。

『ハノーバー高校 落書き事件簿』も、1話が30分前後で構成されているNETFLIXオリジナルのコンテンツです。
シーズン1は、全8話(最終回だけが40分ちょっと)構成です。
1話1話を、ちょっとしたスキマ時間に視聴できるので、忙しい人や面白い作品をサクッと見たい人におすすめです。


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『ハノーバー高校 落書き事件簿』の見どころ・ポイント

Back view of a young man watching a big TV panel/PHOTO: iStock by Getty Images

ミステリーやドキュメンタリーが好きな人は、『ハノーバー高校 落書き事件簿』を面白いと感じていただけるでしょう。

ちなみに、ぼく自身が面白いと感じるコンテンツの傾向は以下のとおりです。
共通点が多い場合は、『ハノーバー高校 落書き事件簿』を気に入ってもらえる可能性も高いと思います。

  • 金田一少年の事件簿は中学時代から読んでいます
  • 『古畑任三郎シリーズ』『刑事コロンボシリーズ』もよく見ていました
  • アガサ・クリスティなどミステリー小説もよく読みます
  • 最近は人狼ゲームにハマっています(人狼を推理するのが楽しい)

『ハノーバー高校 落書き事件簿』のあらすじ

まずは、簡単にあらすじから。

『ハノーバー高校 落書き事件簿』は、アメリカの高校で起こった器物破損事件の犯人と謎を突き止めるドキュメンタリー(風)ドラマです。
ある日、高校の教育専用駐車場に停めてある車27台に、チ◯コの落書きがされるという事件が起こります。

容疑者の生徒はディラン・マクスウェル。
ディランには落書きの前科もあり、「彼をみた」という目撃者もいるためディラン犯人説で教育委員会は捜査を進めます。
目撃者の状況証拠しか無く、容疑者のディランは完全否認するなか、学校は彼を退学処分にしてしまいます。

本当に落書き事件の犯人は、ディランなのでしょうか?!
ディラン犯人説に疑問を抱き、教育委員会のやり方に納得がいかない放送部のピーターとサムは、「American Vandal」というドキュメンタリー番組を制作しながら事件の真相に迫ります

非常によく出来ているので事前情報なしで見ると「NETFLIXらしい本物のドキュメンタリー作品??」と思ってしまうほどです。
ピーターとサムと「American Vandal」を製作しているつもりで、犯人は誰なのか考えながら見ると楽しめると思います。

【見どころ解説】犯人を推理しながら見ると楽しい

『ハノーバー高校 落書き事件簿』は、最後まで誰が犯人か分からないので実際に推理をしながらドラマを見ると楽しめます。
以下のポイントに注意しながら、犯人を推理すると良いと思います。

  1. ディランや容疑者達のアリバイ
  2. 監視カメラの映像
  3. 犯行の動機
  4. ディランは真犯人なのか!?

【ポイント1】ディランや容疑者達のアリバイ

ディランは犯行があった時間、「恋人の家にドッグフードを届けにいった」と証言しています。
しかし、彼の仲間たちの証言である「彼は近くの骨董品店のトイレに行くと言って出ていった」と一致しないので、学校側はアリバイとして認めてくれません。
ディランのアリバイは本当なのでしょうか??何か証明する方法や、有力な証言は今後出てくるのでしょうか。

【ポイント2】監視カメラの映像

犯行があった時間だけ、監視カメラの映像が削除されています。
監視カメラの映像にアクセスできるのは、放送研究会の部員9人だけです。(ディランも放送研究会の部員です)

誰がどうやって、映像が保管されているサーバーにアクセスしデータを消去したのでしょうか?

【ポイント3】犯行の動機

ディランが犯人である場合の動機は、スペイン語のシャピロ先生への仕返しです。
理由は、シャピロ先生の車だけがパンクさせられていたことです。

ディランは、授業中にふざけたり落書きしたりして居残りを命じられていたので、シャピロ先生を嫌っていました。
本当に犯人の狙いはシャピロ先生だったのでしょうか?

【ポイント4】ディランは真犯人なのか!?

ディランにはチ◯コ落書きの前科もあり、無実を証明しようとしているピーターとサムに平気で嘘をついたりします。
ディランは本当は、真犯人なのでしょうか!?

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まとめ:『ハノーバー高校 落書き事件簿』は、NETFLIXらしいモキュメンタリードラマ

screen shot of Netflix application/
PHOTO: iStock by Getty Images

あらすじや見どころを読んで、「面白そうだな」と感じた人はまずは1話をご覧ください。
1話から比較的サクサクした展開なので、数話みて「合わないな」と感じれば見るのを止めてもいいと思います。

ところで、「モキュメンタリー」と呼ばれるジャンルを知っていますか??
モキュメンタリーとは「モック」と「ドキュメンタリー」を合わせた言葉です。

数年前からこの「モキュメンタリー」が、日本でも注目されてきています。
ドキュメンタリー風のフィクション作品、と解釈しておくと良いでしょう。

モキュメンタリー(英: mockumentary)は、映画やテレビ番組のジャンルの1つで、架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法である。モキュメンタリーは「モック」[1]と、「ドキュメンタリー」のかばん語であり、「モックメンタリー」「モック・ドキュメンタリー」ともいう。また、「フェイクドキュメンタリー」と呼ばれる場合もある。
引用:ウィキペディア「モキュメンタリー」より

この記事を書いている時点では、プライムビデオで視聴できる『山田孝之の東京都北区赤羽』などが、日本のモキュメンタリー作品です。
『ハノーバー高校 落書き事件簿』は、NETFLIXらしいモキュメンタリー作品です。
モキュメンタリーというジャンルに興味が出てきたら、日本の作品もチェックしてみましょう。

SourceNote

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