iPhoneのソフトウェアキーボードは、地球儀のような言語アイコンの長押しすることで、素早く切り替えることができます。
この記事では、iPhoneのキーボードを簡単に切り替える方法をご紹介しています。
キーボードの種類が増えてきたタイミングで、素早く切り替える操作方法を覚えておきましょう。
iPhoneとソフトウェアキーボードの歴史
iPhoneで文字入力を行なう場合、画面の下に現れるソフトウェアキーボードを使ってタイピングします。
iPhoneのキーボードは、利用するアプリやユーザーの好みによって追加したり、変更したりすることが簡単にできます。
アップル以外の会社が作る、サードパーティ製のキーボードもインストールできるので、利用している人も多いと思います。
物理キーボード時代>>2007年iPhone登場>>ソフトウェアキーボード時代へ
余談ですが…
スマホネイティブの世代にとっては、当たり前のソフトウェアキーボードかもしれませんが、ほんの10年前はほとんど使われていませんでした。
iPhoneが発表された2007年までのスマートフォンは、物理的なキーボードがついているのが普通でした。
市場で流通しているほとんどのスマホは、画面が小さく下半分を物理的なキーボードが占領していました。
iPhoneを発表した時のスティーブ・ジョブズの言葉を借りると、そこがスマートフォンが使いにくいと感じる大きな問題点でした。
スマートフォンの問題点は下にあるんだ、そう下の部分にね。
プラスチックのキーボードが付いていて、どの機能を使うときもこのキーボードを使うんだ。
機能によって使いたいボタンは全然違うのにね。これじゃあ、駄目なんだ。
引用:iPhone発表時のスティーブ・ジョブズのプレゼンより
https://youtu.be/4wtcy4mJrvE?t=5m3s
その問題をiPhoneが解決しました。
- マルチタッチディスプレイという、指でスマホを操作する技術を開発
- 物理キーボードを失くして、ソフトウェアキーボードで対応
iPhoneは使っているアプリによって、画面に下に表示されるキーボードが変化します。
ソフトウェアキーボードによって、従来のスマートフォンの問題を解決したんですね。
その後、iPhoneは爆発的人気になり、前面に大きなディスプレイ持つスマートフォンが世界中に普及するキッカケを作りました。
現在では、世界中で使われるまたは製造されているほとんどのスマートフォンが
大画面ディスプレイ+ソフトウェアキーボード
という組み合わせになっています。
もし、iPhoneがソフトウェアキーボードじゃなかったら??
今日のスマートフォンはどうなっていたでしょうね。
それくらい、iPhoneのユーザーインターフェイスは革命的なものでした。
ユーザーインターフェイスとは!?
ユーザーインターフェースとは、コンピュータシステムあるいはコンピュータプログラムと人間(ユーザー)との間で情報をやり取りするための方法、操作、表示といった仕組みの総称である。引用:weblio辞書より
前置きが非常に長くなってしまいましたが、それでは本題に入りたいと思います。
ここからは、iPhoneのキーボードを素早く切り替える方法をご紹介していきます。
iPhoneのキーボードを瞬時に切り替える方法
iPhoneで文字入力を行なう場合、通常は言語アイコンをタップしてキーボードを切り替えます。
地球儀のような形をした、iPhoneのソフトウェアキーボードを切り替えるためのアイコンのこと。
しかし、登録しているキーボードが3つ4つ…と増えてくると切り替えるのが非常に手間です。
キーボードの順番とか、イチイチ覚えたくないですし…
勢い余ってタップして行き過ぎても、戻ることができないですからね。
キーボード切り替えは、言語アイコンをロングタップ
そこで便利なのが、言語アイコンを長押ししてキーボードを切り替える方法です。
言語アイコンを2秒ほどタップしたままにすると、現在登録してるソフトウェアキーボードが一覧で表示されます。
あとは切り替えたいキーボードをタップするだけです。
2つ3つのキーボードであれば、タップで切り替えでも良いのですが、沢山のキーボードを登録して使い分けている人は長押しして切り替えるクセをつけておくとよいでしょう。
ソフトウェアキーボードを沢山登録するとどうなるのか!?
記事を書いていて、ふとした疑問が頭をよぎりました。
「10個とか…ソフトウェアキーボードを登録すると、どうなるのだろう??」
こういうくだらないことを、思いついてしまうのは悪い癖ですがw
早速試してみることに。
検証のため、15個ほどソフトウェアキーボードを登録して長押し切り替えを行いました。
検証の結果、ソフトウェアキーボードの登録数に上限は無いようでした。
画面に収まりきれない場合は、スライダーが表示され上下にスワイプしてキーボードを切り替えることができます。
あまり使う機会は無いかもしれませんが、グローバルに事業を展開している人などは、沢山のソフトウェアキーボードを登録しておくと便利かもしれませんね。
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