Google日本語入力、使いこなしていますか?

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Google日本語入力』は、無料で使えるIMEです。
MacでもWindowsでも利用することができ、学習機能や辞書機能も優秀なので何年もこのツールを使っています。

IMEとは?!
IMEはインプット・メソッド・エディタ(英:input method editor)の略称です。
「入力方式ツール」「入力補助ソフト」のような感じで覚えておけば、問題ないと思います。

IMEは、そのまま「アイエムイー」と読みます。
IMEは、有料・無料と様々な製品が開発されているので、好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。(有料IMEは「ATOK」が有名ですね)

実は、たまたまGoogle日本語入力のヘルプを参照していたのですが、

「長年使っていたけど、全然使いこなせてなかったなぁ」

と感じるほど、細かく設定ができる優秀なIMEであることを知りました

ということで今回は、Google日本語入力の優秀な機能を掘り下げていきます。

日頃、パソコンで文字入力を頻繁にしている人は、ぜひGoogle日本語入力を使ってみましょう。
(時間がない方は、↓の動画を見るだけでもかなり参考になると思います)




Google日本語入力、まずは7つの機能をマスターする

A man in front of the computer to do big data analysis

z_wei/PHOTO: iStock by Getty Images

Google日本語入力には、「学習機能」「辞書」「入力補助」「サジェスト」…といった機能が豊富に用意されています。
それぞれ細かく設定することで、自分だけの文字入力ツールに仕上げることができます。

今回はこの中でも特に便利な

  1. 学習機能
  2. ユーザー辞書
  3. 郵便番号辞書
  4. 顔文字辞書
  5. 計算機能
  6. もしかして機能
  7. サジェスト

7つの機能を紹介していきます。
この機能を使うだけで、十分に優秀なIMEになります。

Google日本語入力を使う場合は、まずこ7つのポイントをおさえておきましょう

【ポイント1】学習機能

Google日本語入力には、学習機能が備わっています。
学習機能をONにしておくと、ユーザーがよく選ぶ変換候補が上位に表示されるようになります。

学習機能は、環境設定やプロパティから「辞書」のタブを選ぶと設定することができます。

  • 【有効】 学習機能が有効になっている状態。初期設定では学習は有効になっています。
  • 【有効 (新規学習はしない) 】この設定を行った以降の入力パターンを学習しなくなります。
  • 【無効】 学習機能を無効の状態。途中から無効にしても、学習履歴は削除されません。
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出所:smatu.net
Google日本語入力の設定画面。学習機能は「有効」に設定しましょう。

学習履歴を消去する方法

「学習履歴のクリア」 をクリックすると、学習履歴がすべて削除されます。
後述するサジェストデータは、この操作では削除できません。

【ポイント2】ユーザー辞書

ユーザー辞書を登録しておくと、通常は変換できないような特殊な読み方も入力することができるようになります。
また、ビジネス文書で頻繁に使うような定型文も、2〜3文字入力するだけで瞬時に打ち込むことができます。

ユーザー辞書は登録しておくと大変便利なので、ぜひ活用しましょう。
「ユーザ辞書の編集」をクリック>>「よみ」にひらがなでの読み方を入力>>「単語」に変換したい単語を入力します。

例えば、「よみ」に「よろ」と登録し、「単語」に「よろしくお願い申し上げます。」と登録しておくと、「よろ」と2文字入力しただけで「よろしくお願い申し上げます。」が変換の候補として表示されるようになります。

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出所:smatu.net
Googleの辞書機能。よく使う特殊な単語は、辞書登録しておくとすばやく変換ができます。

【ポイント3】郵便番号辞書

郵便番号から住所を出力してくれるので、とても便利です。
例えば「160-0000」と入力すると「東京都新宿区」と変換してくれます。

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出所:smatu.net
「160-0000」と入力すると「東京都新宿区」のように、郵便番号から住所を変換してくれます。

【ポイント4】顔文字辞書

「かおもじ」と入力すると、様々な顔文字に変換してくれます。

  • (^^)
  • (*´ω`*)
  • (T_T)

のような顔文字も、「かおもじ」と入力して変換すると候補として表示されます。

また、「ばんざーい」で「ヽ(´ー`)ノ」が、「しゃきーん」で「(`・ω・´)ゞ」なども表示されるので、好きな効果音が顔文字にならないか試してみるのも面白いでしょう。

【ポイント5】計算機能

Google日本語入力には、計算機能まであります。
これは、結構知らない人が多いのではないでしょうか!?

スマホの電卓を起動せずとも、Google日本語入力だけで簡単に計算が出来ます。
ちょっとした計算の度にパソコン→スマホにツールを変えている人は、Google日本語入力で計算を済ませましょう。

「1+1=」という入力に対して「2」のように、計算式の終わりに「=」を付けたものに対して計算結果が変換候補に表示されるようになります。() を含む四則演算、べき乗に対応しています。割り算は、「/」にあたるキー位置にある「・」で代えることができます。(例: 2^3+2*(4+3)・5=)

【ポイント6】もしかして機能

誤入力などでも、正しく変換してくれるので便利です。

「こみにゅけーしょん」のように微妙に間違った入力をしてしまっても、「→コミュニケーション<もしかして>」のように、訂正した変換候補を表示してくれます。

【ポイント7】サジェスト

学習機能と同様に強力なのが、Google日本語入力のサジェスト機能です。
サジェストをONにしておくと、テキストの入力途中でも予測変換を行い、次々に適切と思われる変換候補を表示してくれます。

候補の中に変換したいものがあったら、タブキーで選択して変換を確定できます。

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出所:smatu.net
Google日本語入力のサジェスト機能のタブ。

サジェスト機能をONにする

サジェスト機能は、言語バーの「ツール」>>「プロパティ」>>「サジェストタブ」の順でクリックして設定します。

これまでに入力した履歴を削除したい場合は、「サジェストタブ」から「全入力データを削除」をクリックするとデータクリアすることができます。



Google日本語入力をインストールする

Woman talking alphabet letters coming out of her mouth

Woman talking alphabet letters coming out of her mouth/
PHOTO: iStock by Getty Images

Google日本語入力は、Googleの公式サイトから簡単に入手できます。
もちろん無料で、インストールも簡単です。

https://www.google.co.jp/ime/

にアクセスして、「ダウンロード」をクリックしましょう。
画面の指示に従って進み、ソフトウェアをインストールすれば、すぐにGoogle日本語入力を使って文字入力ができるようになります。

前述したように、ユーザーの入力するテキストや文章を理解して、使えば使うほど文書作成が楽になります

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出所:smatu.net
Google日本語入力は、公式サイトから簡単にダウンロードできます。

知っていると便利、日付変換も超優秀

Google日本語入力は、日付変換の機能も優秀です。

「きょう」と入力すると、様々な表示形式の今日の日付が表示されます。
これは「あした」「あさって」や「きのう」「いっさくじつ」でも同様です。

「2018年6月15日」のような数字+年月日の入力も、「きょう」だけで変換できます。

また「ことし」で「2018年」や「平成30年」が変換できるので、毎回「今年 平成何年」などとググる必要もありません。
「1981ねん」で変換すれば、きちんと「昭和56年」も候補に表示されます。

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出所:smatu.net
Google日本語入力を使って「きょう」を変換したときのスクリーンショット。(6月15日)

西暦と和暦変換の注意点

西暦→和暦への変換は万能ですが、和暦→西暦への変換は苦手です。

「しょうわがんねん」や「へいせいがんねん」はきちんと「1926年」「1989年」へ変換してくれます。
しかし、「しょうわ56ねん」のように「和暦+〇〇年」の変換はできませんでした。

機械学習が進んで、この辺の変換もできるようになるといいですね。

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出所:smatu.net
「1981ねん」と入力すると「昭和56年」のように、西暦→和暦に変換してくれます。

ユーザー辞書によく使う項目を登録する

Google日本語入力が気に入りを今後もIMEとして利用するなら、ぜひ『ユーザー辞書』の登録を充実させておきましょう
ユーザー辞書を充実させることで、Google日本語入力が更に使い勝手の良いIMEになります。

最後にユーザー辞書に登録するおすすめの内容を紹介して、この記事のまとめとしたいと思います。

登録例【よろしくお願いします系】

  • よみ=「よろ」
  • 単語=「よろしくお願いいたします。」

登録例【お世話になっています系】

  • よみ=「いつおせ」
  • 単語=「いつもお世話になっております。」
  • 登録例【久しぶり系】

    1. よみ=「ごぶさ」
    2. 単語=「ご無沙汰しております。〇〇(会社名)の田中でございます。」

    登録例【お忙しいのにスミマセン系】

    • よみ=「ごたぼう」
    • 単語=「ご多忙の中で大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。」

    ↑の事例ような変換をできるようにしておくと、仕事のメールなどサクサク書いていくことができます。

    ユーザー辞書の上級者ともなると「タイプミス」や「誤ってアルファベットで入力」してしまった場合でも、そのまま突っ走って文字入力できるように設定するそうです。

    ここまでいけば完璧ですね。

    SourceNote


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