2月1日、任天堂がスマホ版「マリオカート」を配信することを発表しました。
配信時期は少し先ですが、「2019年の3月までに配信する」としています。
アプリの名称は『MARIOCART TOUR(マリオカートツアー)』。
発表時点ではタイトルロゴしか公開されておらず、どのようなゲームになるか?!については一切触れられていません。
スマートフォン向けアプリ『マリオカート ツアー』を開発中です。来期中(2019年3月まで)の配信開始を予定しています。 pic.twitter.com/Z5EYKh8N2L
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2018年2月1日
サービス終了が発表された『Miitomo』を除くと、現在任天堂が配信しているスマホアプリは3つです。
- スーパーマリオラン
- ファイアーエンブレム ヒーローズ
- どうぶつの森ポケットキャンプ
上記3アプリは、それぞれ課金方法などにも違いがあり「マリオカートツアー」がどのようなアプリになるかは不明です。
しかし、任天堂ゲームを愛する一人として…「マリオカートツアーはどんな課金モデルのアプリになるのか?!」を、勝手に予想していきたいと思います。
『マリオカートツアー』を予測するうえでの背景
ちなみに、ぼくの任天堂スマホアプリの経験値は以下のとおりです。
冷静に見てみると、全然任天堂のスマホアプリでは遊べていません…。
うーん。。。こんなことで、まともに予想できるんでしょうか?!
頑張ります。
スーパーマリオランの経験値
- リリース当日1200円をアプリに課金
- 通常ステージ…クリア直前でストップ
- リミックス10(追加コンテンツ)リリース後、気が向いた時にログイン(月2~3回程度)
- アプリはゲームフォルダで健在(インストールしたまま)
ファイアーエンブレム ヒーローズの経験値
- リリース当日にインストール
- ガチャで大好きなマルスをゲットしてテンションが上がる
- その後10時間程度プレイ
- 「紋章の謎」くらいのやりごたえが好きなので、ゲーム内容に飽きてきて…
- 2018年になってアプリの整理とともに消去
- 累計課金額…0円(無課金)
(この記事を書くために再インストール)
どうぶつの森 ポケットキャンプの経験値
- リリース当日にインストール
- 一週間程度は、毎日ログインして釣りを中心に楽しむ
- しばらくプレイするもののゲームの世界観に馴染めず…
- その後、GameWith「なうしろ」のナウ・ピロさんが「どうぶつの森やめたました」に影響され自分もゲームをやめる
- FE同様、2018年になってアプリの整理とともに消去
(同じくこの記事を書くために再インストール)
と、いった感じの経験値です。
どのアプリもドラクエで例えると、「アリアハンを出ずにゲームやめちゃった…」くらいしかプレイできてないです。
言い訳がましくて申し訳ないのですが。
最近だとゼルダの伝説(BoW)は、毎日睡眠時間削って全クリするまではハマってプレイしました。
しかし、任天堂のスマホアプリでは、それほどハマれるゲームに出会えていません。
マリオカートの経験値
最後に、これまでの人生におけるマリオカートの経験値も書いておきます。
マリオカートは先に紹介した3アプリと比較すると、かなりやり込んできたと自負しています。
- スーパーファミコン版の初代
- DSのマリオカート7
- Wii Uのマリオカート8
- SWITCHのマリオカート8デラックス
をプレイ済です。
初代マリオカートは、地元中学校の中で1〜2位を争うほどやり込みました。
(もちろんクッパでw)
以降は中学時代ほどハマることはありませんでしたが、マリオカートと名前の付くタイトルは、それなりにプレイし続けて生きてきております。
と、こんな感じの背景を踏まえつつ「マリオカー ツアー」が、どんなコンテンツになるのか?考察していきます。
配信中の任天堂アプリの特徴「課金モデル/価格」「画面レイアウト」「操作方法」
まずは、任天堂が配信している3つのアプリの特徴を見ていきたいと思います。
(配信中止となる『Miitomo』は除きます)
今回のテーマは「課金モデル」ですが、せっかくなので「画面レイアウト」や「操作方法」についても少し予想をしておきます。
価格・課金スタイル
3アプリとも、無料でプレイすることができ、課金スタイルはアプリによって異なります。
- スーパーマリオラン…1200円(落とし切り)
- ファイアーエンブレム…App内課金(ガチャ)
- どうぶつの森…App内課金(リーフチケット)
他の2つのアプリと比較すると、スーパーマリオランだけが落とし切りの課金スタイルとなっています。
ファイアーエンブレム・どうぶつの森は、それぞれApp内課金となっており、ゲーム内で「オーブ」「リーフチケット」と呼ばれるアイテムの購入にお金がかかるシステムになっています。
どのアプリもインストールは無料で、課金しなくてもそこそこ遊べる点は共通しています。
ファイアーエンブレムの収益が好調!?
ファイアーエンブレムは、強いキャラを当てるためにガチャを引く必要があり、それに必要なのがオーブと呼ばれるアイテムです。
どうぶつの森のリーフチケットは、特殊な家具を作ったり、アイテムの所持数を拡張するために使われたりします。
任天堂の経営方針説明会の資料によると、ファイアーエンブレムの課金モデルの売上が好調であることがうかがえます。
『Fire Emblem Heroes(ファイアーエムブレム ヒーローズ)』は、昨年11月にVer2.0となるメジャーアップデートを行い、アクティブユーザー数を維持・拡大することができています。収益面においても売上高は継続的に伸びています。明日2月2日にはアプリ配信1周年を迎えます。これにちなんだキャンペーンなど、今後もお客様にお楽しみいただけるさまざまな取り組みを準備しており、テレビCMも計画しています。
引用:任天堂「経営方針説明会の資料」より
画面レイアウト
これまでの任天堂アプリは、すべて縦画面でスマホ最適化が図られています。
個人的にマリオランは、「横画面でレイアウトでくるだろう…」と予測していただけにやや意外でした。
しかし、プレイしてみると縦レイアウトのマリオというものも思った以上に操作しやすくしっくりきています。
マリオカートも「横だろう…」と予想していますが、マリオランに引き続き縦にレイアウトしてくる可能性も考えないといけません。
操作方法
マリオカートを楽しむために重要な、最後の要素は「操作性」です。
操作性については、「ファイアーエンブレム」「どうぶつの森」はあまり参考にならないので、マリオランの操作方法をベースに予測していくのがベターだと考えます。
マリオランの操作の特徴
- マリオは常にBダッシュ状態
- タップ操作の変化でマリオをコントロール
- 壁や矢印ブロックを使って縦画面を有効活用
マリオランはこのように、操作にやや特徴があるアプリです。
任天堂の宮本さんが「上級者が常にBダッシュしてプレイしている爽快感をユーザーの皆様に楽しんで欲しい」と語っていらっしゃたので、マリオカートでもスマホアプリらしい操作でレースを楽しめる要素を入れてくるのでは無いかと予想しています。
マリオカートを爽快にプレイする上で、欠かせないテクニックはドリフトです。
スマホ版のマリオカートでは、ドリフトがし易い仕様になるかもしれません。
【勝手に予想】MARIO CART TOURの「価格」「課金モデル」こうなる!?
『マリオカートツアー』は、マリオランと同様の「無料ダウンロード+落とし切りの課金モデル」が採用されると予想します。
理由は以下のとおりです。
- マリオランが同様の課金スタイルで2億ダウンロードを達成
- アクティブユーザは発表時点で2000万人
- 任天堂のスマホ事業はIPに触れる人工の最大化が目的
マリオランは累計で2億ダウンロードされており、現在でもMAU(月1回ログインする人)が2000万人いると発表されています。
売上高については正式な発表はありませんが、全世界のスマホにダウンロードされ1割程度の人が今でもゲームを楽しんでいる計算になります。
『Super Mario Run(スーパーマリオ ラン)』は、昨年9月にVer3.0となるメジャーアップデートを実施しました。昨年10月の決算説明会では、累計2億ダウンロードを達成したことをお伝えしましたが、その後も、引き続きダウンロード数が伸びています。月間アクティブユーザー数も、2000万人を前後するペースを維持しています。任天堂IPに触れる人口の最大化に向けて、世界中の幅広いお客様に、マリオのゲームをお届けし、お楽しみいただいています。
引用:任天堂「経営方針説明会の資料」より
経営方針説明会の資料の中で任天堂は、自社のスマホ事業の方針についても↓のように定義しています。
この3つの事業方針も『マリオカートツアー』のアプリが、どのような課金スタイルになるか予想する上で重要になりそうです。
任天堂:スマートデバイス事業の方針
- 任天堂IPに触れる人口の最大化
- スマートデバイス事業単体での収益化
- ゲーム専用機事業との相乗効果
※用語「IP」の意味については、記事末のSourceNoteをご参照下さい。
このようなスマホアプリの実績や方針を加味して『マリオカートツアー』の課金モデルは、以下のようになると考えました。
- 無料ダウンロードで一部のコースがプレイ可能
- コースの開放(全てのコースをプレイする)に1000円前後の課金が必要
例:キノコカップだけ無料で遊べて、その他のコースは課金しないと遊べない
現状全ての任天堂アプリが無料ダウンロードに対応しているため、無料ダウンロードは確定と言ってよいでしょう。
同じマリオの冠が付くシリーズなので、事業方針に記載されている「IPに触れる人口の最大化」メインの目的としてアプリをリリースしてくる可能性が高いと思います。
「マリオカートツアー」の価格を予想
また、1200円という価格を下げてくることにも期待しています。
これまで「マリオラン」は、アプリのセールを過去に行っています。
割引率も50%と良心的です。
アプリリリース当初、1200円という価格設定には賛否両論あり「高い」という声が多かったことは、任天堂も把握していると思います。
課金するプレイヤーの割合を増やすため、マリオカートツアーは多少値段を下げてくるのではないか?と考えています。
【スペシャルプライスは明日まで】
バージョンアップ記念スペシャルプライスは明日(10/12)までです。
期間:2017/10/12まで
価格:600円(通常価格:1,200円) https://t.co/wQMl6duBfm pic.twitter.com/iRsTRQnKDG— SuperMarioRun (@SuperMarioRunJP) 2017年10月11日
「マリオカートツアー」にガチャ要素は入るのか??
ガチャの要素は、マリオカートに追加されるのでしょうか?
個人的には、マリオカートにガチャ要素が追加される可能性は、かなり低いと思っています。
考えられるガチャ要素を2パターン考えましたが、正直どちらもしっくりきませんでした。
- マリオカートの豊富なキャラをガチャ要素にする
- プレイが有利になるアイテムを手に入れるためにガチャ要素を入れる
最初に思いついたのは、「マリオカートの豊富なキャラをガチャにしたらどうか?」というものです。
しかし、マリオカートのキャラがいくら豊富とはいえ、100キャラ以下ではガチャ要素とマッチしないため却下です。
次にレースが有利になるアイテムを手に入れるために、ガチャ要素を入れることも考えてみました。
これは一つ目のガチャ要素よりはしっくりきましたが、レース結果や対戦プレイに影響がでる(課金による有利不利が生まれる)ので、結果ゲームが面白くなくなるだろうという結論にいたり却下しました。
やはり、モンストのようなキャラが豊富なコンテンツや、アイテム・武器が豊富なRPGの方が課金との相性は良いように思います。
ゼルダの伝説がスマホアプリ化されるなら、上記のような課金スタイルも上手くいくのではないかぁ…と感じています。
まとめ
個人的な希望も含め『マリオカートツアー』は、1000円以下の落とし切り課金モデルが採用されると予想します。
皆さんは、どんなアプリになると思いますか!?
アプリのリリースまで最長で1年程度かかりますが、開発が順調に進むことを願いつつ、この記事は終わりにしたいと思います。
「マリオカートツアーは、こんなアプリになる」
「任天堂はこんな情報も発表してるよ」
など、網羅できてない情報などありましたらぜひTwitterやFacebookなどでコメントいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
スーパーマリオランの課金モデル。
皆さんは、どうなると思いますか??#マリオカートツアー #価格 #課金モデルスマホでマリカーが遊べる!!『マリオカートツアー』はどんな課金モデルのアプリになるのか!? https://t.co/sDYT5tWD4V
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2018年2月3日
最初の支払額は大きめですが、一度購入すると追加費用を気にせずゲームを楽しめるのが特長です。