新型コロナウィルスの情報がソーシャルメディアによって,かつてない速度で世界中に拡散されています.
正しく役に立つ情報であればよいのですが,拡散される情報には多くのデマや不安を煽るだけの悪質なモノが含まれています.
この状況を,世界保健機関(WHO)は「パンデミック」ではなく「インフォデミック」であると指摘し,世界中に警鐘を鳴らしました.
この記事で分かること
・「インフォデミック / Infodemic」という言葉の意味,語源
・インフォデミックにならないための注意点と対策
「インフォデミック / Infodemic」とは!?
「インフォデミック / Infodemic」とは,「information epidemic」の略称です.(読み方は,インフォメーション・エピデミック)
「information = 情報」「epidemic = 流行・伝染病」なので,直訳すると情報が伝染病のように流行するという意味になります.
これだと分かりにくいので,僕は「インフォデミック」を以下ように解釈しています.
「インフォデミック / Infodemic」の意味・解釈
誤った(または悪意のある)情報が拡散され,人々に混乱が生まれる現象のこと.
インフォデミックを防ぐためには何が必要か??
誤った情報に惑わされないために,僕たちは何ができるのか??
- 信頼できるところから情報を得る
- 科学的根拠のある情報(エビデンス)かを意識する
- 専門家ではない人の意見に惑わされない
- 正しくない情報は拡散しない
まずは,信頼できる情報源を見つけることが重要だと考えます.日本であれば厚生労働省のHPや公式アカウント,有料のニュースサイトなどが挙げられます.
リンク : 厚生労働省のホームページ
また,科学的根拠にある情報かを慎重に判断することも大切です.
特に新型コロナウィルスのよう新しい感染症は日々情報がアップデートされます.情報が古くないかも定期的に確認しつつ,テレビの情報でも専門家でない人の意見を安易に信じるのやめましょう.
※以下の動画は,堀江貴文さんのコロナウィルス専門家へのインタビュー動画.質問が鋭く,コロナウィルスや感染症の知識が整理できます.(必見)
その他,信頼できる情報源として定期的にチェックしているサイト
以下の有料サイト,信頼できる情報源として参考にしています.
MITテクノロジーレビュー
参照 : ソーシャルメディアは「インフォデミック」といまどう戦うべきか?
参照 : 新型ウイルスが引き起こす「インフォデミック」の実態
WSJ / ウォール・ストリート・ジャーナル(日本版)
クーリエ・ジャポン
SourceNote
- 厚生労働省
- YouTube
- MITテクノロジーreview
- WSJ
- クーリエ・ジャポン