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今回は,DeepL のMacアプリを利用する際,ショートカットキーはデフォルトとは別のキーを割り当てた方が便利,ということを解説します.
DeepL のMacアプリを利用する際,ショートカットキーはデフォルトとは別のキーを割り当てた方が便利
DeepL / ディープエル は,ディープラーニング(深層学習)を軸に、言語向けの人工知能システムを開発する企業.提供しているサービスに『DeepL 翻訳』や『DeepL Pro』があり,2020年6月16日から日本でも有料課金できるようになりました.
サービス開始後およそ1週間ほど利用していますが,評判のとおり,翻訳の精度が高くかなり愛用しています.
DeepL には翻訳のショートカットキーが用意されていて,Mac版のアプリの場合「⌘ + C」を2回素早く押すとことですぐに翻訳することができます.Google翻訳には無い機能で「このショートカットキーだけでも利用する価値はある」と感じるほど,とても便利な機能です.
しかし,ショートカットキーは「⌘ + C」から変更しておいたほうがベター
非常に便利な DeepL 翻訳のショートカットキーですが,デフォルトとままでは少々煩わしく感じるようになります.
理由は,”「⌘ + C」を2回押す ”というところにあります.Macを使っていると,コピペで頻繁に使う「⌘ + C」.通常のコピペをしようとした時も,毎回画面右下に DeepLからのヘルプテキストが表示されます.これが邪魔です.
- Mac向けのDeepLアプリでシステム環境設定を開きく
- 「一般」にある「DeepL翻訳のショートカットキー」から変更を行う
- 2番目に表示されている「1x…」を選択,ショートカットキーとして使用したいキーを2つ同時に押さえる
- ショートカットキーには、⌘ / Ctrl / Option / Shiftといった修飾キー1つと,文字,数字,スペースキーといった英数字キー1つが最低限必要
以上の操作で変更すると,テキスト選択後に設定したキーを押すと DeepL が翻訳を開始します.前述したヘルプテキストを表示させないためにも,DeepL の環境設定からショートカットキーを別のボタンに割り当てておくのをおすすめします.
新しくショートカットキーを設定できない場合の対処方法
DeepL で新しいショートカットキーを設定できない場合,以下の理由が考えられます.
キーの組み合わせに不備がある:Ctrlや⌘といった修飾キーと英数字キーから少なくとも1つずつ、合計2つのキーを選んでください。
設定したキーの組み合わせがコンピュータ内の別のプログラムですでに使用されている。
引用 : DeepL 公式サイト Windows/Mac向けのDeepLアプリで使用する翻訳ショートカットキーの変更方法より
了.