『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル 〜安全なWi-Fiの利用に向けて〜』(令和2年5月版)総務省HPで公開,読んでみると勉強になるマニュアルだったので紹介.

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Photo : SMATU.net


総務省がHP公開している『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル 〜安全なWi-Fiの利用に向けて〜』(令和2年5月版)の内容が良かったので紹介「簡易マニュアル」にしては比較的詳しく解説されています.

すでにWi-Fiに詳しい人は別ですが, Wi-Fi利用に不安を感じている人,Wi-Fiの知識をつけたい人がにおすすめ資料です.

総務省のHPから,簡単にPDFのダウンロードも可能.ちょこちょこ読みたい人は,Evernoteなどに保存して持っておくのもよいと思います.個人的に読んで良かった点をサクッとまとめるので,気になる人はぜひどうぞ.

『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル 〜安全なWi-Fiの利用に向けて〜』(令和2年5月版)総務省HPにて公開,読んでみると勉強になるマニュアルだったので紹介.

動画や沢山のウェブページを閲覧するとき,僕たちはWi-Fiネットワークをよく利用します.2020年現在において,Wi-Fiはかなり一般化したテクノロジーだと言えます.

ちなみに「Wi-Fi」は,Wireless Fidelity(ワイヤレス フィデリティ)の略称で,日本語だと無線忠実度という意味.ただ,直訳すると逆に意味不明になってしまいます.シンプルに「無線でつながるインターネット」と覚えておけばOKです

そんな一般化したWi-Fiネットワーク.しかし,まだまだ利用に不安を感じている人も.これから紹介する『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル 〜安全なWi-Fiの利用に向けて〜』を読めば,Wi-Fi利用に必要な,最低限の知識を身に付けることができます

Wi-Fiを安全に使うための情報が,10ページにまとめてあります.10分あれば読めます.総務省のHPで公開されており,もちろん無料.AmazonでWi-Fi専門書や雑誌を買ってもいいのですが,一般教養としてのWi-Fiはこれで十分です.

必要なセキュリティ対策など,理解を深めるための簡易マニュアル

このマニュアルは,利用者が安全にWi-Fiを使えるように,必要なセキュリティ対策など理解を深められるような構成になっています.

パスワードが設定されていない公衆Wi-Fiを使うと,最悪のケースとして通信情報を抜き取られることもあります.外出先で第三者が提供するWi-Fiサービスを利用している人は,セキュリティ知識を高めておきましょう.

スマートフォンが普及し、公衆Wi-Fi環境の整備も進んできたことで、自宅だけではなく、外出先においても有料・無料を問わず多くのWi-Fiが利用可能となっています。
通信料金を気にせず、高速な通信を利用する手段として、Wi-Fiは大変便利ですが、その反面、適切なセキュリティ対策をとらずにいると、気づかない間に通信内容が盗み見られたり不正アクセスを受けたりするおそれがあります。
本マニュアルは、Wi-Fiの利用者に対し、安全なWi-Fiの利用のために必要なセキュリティ対策等に関する理解を深めてもらうことを目的としています。

※Wi-Fi(ワイファイ)とは、無線LANの普及促進を行う業界団体であるWi-Fi Allianceから認証を受けた機器のことです。現在は認証を受けた機器が増えたことから、無線LAN全般を指してWi-Fiということもあり、本マニュアルでもその意味で使用しています。

引用 : 『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル』表示の解説より
図解,イラストを交えつつ,分かりやすく丁寧な解説.
図解,イラストを交えつつ,分かりやすく丁寧な解説.


セキュリティ対策3つのポイント

マニュアルの(3〜8ページ)は,セキュリティ対策について触れらており,Wi-Fi通信を安全に行うためのポイントが3つ紹介されています.「SSID」「HTTPS通信」と聞いて,頭に「?」が浮かんだ人や,自宅のWi-Fiのパスワードに未だに「password」と設定している人は,ここを熟読しましょう.

Wi-Fiのセキュリティに関する危険事例も,イラスト付きで解説.「パスワード不要の見知らぬアクセスポイントを利用 → 接続後に認証を求められ安易にSNSのIDとパスワードを入力 → 悪意ある第三者によるなりすまし被害」このような事例を聞いて,何が問題なのかがよく分からない人は危険です.

簡単に説明しておくと,

「SSID」はWi-Fiの接続先の名前のこと,「HTTPS通信」はウェブサイト閲覧に使われるプロトコル HTTP を暗号化してセキュリティ機能を追加したプロトコルのこと.

紹介されている事例でもっとも危険な点は,見知らぬアクセスポイントで安易にIDとパスワードを入力してしまったことです.

Wi-Fiの概要,「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」の解説

日常的に使う「Wi-Fi」という言葉ですが,「そもそもWi-Fiってなんだろう??」と疑問に感じている人も一定数います.

『Wi-Fiの概要を知っておこう(3ページ目)』にはWi-Fiの概要やメリット,災害時に活躍する「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」についても解説されています.

Man hands holding global network and data customer connection on nature background.

「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」緊急無料Wi-Fiスポットに接続する方法

コラムに書かれている内容も勉強になる

『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル』には,途中複数のコラムがあります.

  • WPA2でも安心できない
  • 安全なWi-Fiセキュリティ方式
  • HTTPS通信の暗号化の範囲とは
  • 通信をまるごと暗号化するVPN
  • Wi-Fiセキュリティ方式の種類を知ろう

の5つ.個人的はどのコラムも必読だと感じました.

WPA2方式の暗号化.家庭のWi-Fiでは有効だが,公衆Wi-Fiでは接続時に注意が必要である理由」「Wi-Fiの暗号化の範囲と,HTTPS通信の暗号化の範囲の違い」「Wi-Fiのセキュリティ方式には,暗号化なし〜WPA3まで5種類あり,WEPなどの古い暗号方式は解読方法が知られているので危険である」このようなことが,丁寧に解説されています.

Wi-Fiにすごく興味があれば別ですが,これらの知識を備えている人は恐らく数パーセントでしょう.

まとめ

いつものように,RSSリーダーでニュースをチェックしていて『Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル 〜安全なWi-Fiの利用に向けて〜』が総務省HPで公開されていることをたまたま知りました.

Wi-Fiの基礎知識を短時間で知りたい,Wi-Fiの基本を復習しておきたい,Wi-Fiとその周辺知識をまとめておいたい,そんな人達におすすめのマニュアルでした.記事を読んで興味が湧いた人は,総務省HPから資料をダウンロードしましょう.※記事の最後にリンクを貼っています

了.

RSSリーダーでニュースをチェックしていて,たまたま発見.
『is 702』さん,いつも良質な情報をありがとう.
RSSリーダーでニュースをチェックしていて,たまたま発見.
『is 702』さん,いつも良質な情報をありがとう.

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