「長く付き合える道具だ」と感じ,初代復刻モデルのG-SHOCKを買いました
最近,また一つ新しく「これは長く付き合いたい」と思える道具を手に入れました.
初代G-SHOCKを現代に蘇らせた,復刻モデルのDW-5000Rです.
発売は2024年の12月,「このG-SHOCKが欲しいな」と思い始めてから「実際の購入」まで,ちょうど一年かかりました.
- 購入に一年かかった理由はいくつかあるので,そのあたりの事情
- 製品の魅力
を紹介しようと思います.
長く悩んだ割には,とても気に入っており「この道具は長く愛用したいな」と感じています.
初代復刻モデルの購入を悩んでいる人の,ささやかな後押しができれば幸いです.
この記事は「G-SHOCK 初代復刻 レビュー」「DW-5000R レビュー」を探している方に向けて書いています。
『G-SHOCK初代復刻モデル DW-5000R』は,どんなユーザー向きの道具なのか?
このG-SHOCKは,どんな人に向いているか?
先に結論から書きます.
- 最新機能より,シンプルで質実剛健な道具が好き
- カメラや万年筆のように使い込むほど味が出るものに惹かれる
- 1980~90年代の空気感が好きで,その頃の映画や写真を観ると落ち着く
このような好みを持っている人にとっては,DW-5000Rは刺さる製品だと思います.
一方で
- ソーラー充電や電波時計のような便利機能が必須
- ビジネスシーンで使いやすく,薄くて上品な時計が必要
- 時計は1本だけ所有し,万能なものを求めている
という人には,あまり向かないかもしれません.
先に書いた嗜好や傾向をお持ちで,「G-SHOCK 初代復刻 レビュー」といったキーワードでこの記事にたどり着いた方は,この道具を購入しても後悔することなく,幸せになれるでしょう.
G-SHOCK初代復刻モデル DW-5000R の購入に一年かかった理由
前述のとおり,DW-5000Rが発売されたのは2024年12月,発売から購入するまでちょうど1年を要してしまいました.
実は,発売当初から気にはなっていたのですが,発売直後は在庫が枯渇しており定価で買えない時期が長く続きました.
すでにシンプルなアナログ時計を愛用していたため,──さほど購入の必要性もない──入手困難なことも相まって発売当初の「欲しい」という熱量は,どんどん冷めていきました.
発売直後にG-SHOCKの正規店で「2025年の2月くらいに再入荷します」と聞いていたので,その頃に再度探しはしたものの,巡り会うことはできずじまい.
その後数ヶ月は,初代復刻モデルのG-SHOCKのことは,ほとんど忘れたような状態でした.
2025年の10月頃からでしょうか.
この頃になると,在庫が家電量販店やAmazonにも行き渡るようになり,ちらほら「在庫あり」「カートに入れる」といった購入可能な状態で見かけるようになります
普段から欲しいガジェットは,ビックカメラとヨドバシカメラでチェックするのですが,定価から20%ほど割引されて流通していることに気づきます.
発売当初は定価33,000円(税込み)に数千円のプレミア価格が乗っかっていましたが,2025年秋冬には,定価から20%オフの26,400円で,家電量販店で購入可能な状態になります.
お得感にも後押しされ,発売当時の欲しかった気持ちが再燃します.
そこから,購入までは比較的スムーズでした.
店頭在庫がある店舗をこまめにチェックし,暇をみつけて店舗へ.
念のため試着させてもらい,着けたときのフィーリングと,店員さんの感じの良さに押し切られ,購入するといった流れでした.
購入先(ビックカメラ)でポイントが10%付与されたので,それを差し引くと,23,760円で購入完了という結末です.

なぜ G-SHOCK 初代復刻 DW-5000R を選んだのか?長く愛用できると感じる理由
G-SHOCK自体は,子供の頃からずっと見慣れたものでした.
雑誌やテレビ,映画の中で「壊れないタフな時計」として,どこかに映っている存在.そんな印象があります.
「いつかG-SHOCKを買いたい」──漠然とですが,ずっと頭の片隅にこういう想いがありました.
自分のライフスタイルと価値観に合っている
いざ「時計を買おう」というときに,思い出すのはスティーブジョブスとシャリオの話です.
スティーブジョブスが若い頃にセイコーのシャリオを着けていたことは,ファンの間では有名なエピソードです.
ジョブスは,禅や日本を愛し,シンプルな道具が好きだったので,当時この時計を使っていたのでしょう.
僕もこんな風に,自分の価値観に合った時計を探していました.
高価な時計だと気を使って疲れてしまうので,価格も1980年代の当時のシャリオと同じくらいの2~3万円くらいが理想です.
自分にとって腕時計は,「道具」としての要素が強いので,日付と時間がぱっと見れて,コストパフォーマンスが適切であれば十分.
オンでもオフでも使えて,壊れにくく雨が降っても全然気にならない──ストリートスナップの相棒としてもピッタリ──,そんな時計が自分の価値観にあっていると考えていました.
この初代復刻モデルと,今愛用している道具との共通点が多かったことも,長い間使えると感じた理由の一つです.
カメラはNikon,万年筆はパイロットとプラチナ万年筆,ノートはトラベラーズノート,ペンケースは土屋鞄製造所──というように,日本の職人が丁寧に創った,歴史あるメーカーの製品を気に入って使っています.
最後の決め手が,40年経っても古びない普遍的なデザイン
毎日使うモノ,身につけるモノは,最終的にデザインが重要です.
DW-5000Rは,G-SHOCKの普遍的なシンプルなデザインを忠実に再現したモデルであり,これが決め手になりました.
特徴はいくつかありますが,個人的にデザインのお気に入りポイントは3つです.
- フラットなベゼル
- ステンレスで鏡面仕上げの背面
- 山形のカシオ工場で製造される日本製
初代復刻モデルということで,ベゼルがフラットに仕上げてあります.
過去,初代のG-SHOCKをオマージュしたデザインは数多く発売されているようですが,ベゼルがフラットになっているモデルはないようです.
背面のスクリューバックも鏡面仕上げしてあり,着脱のたびに満足感を得ることができます(普段見えない場所のデザインが良いというのが、たまらなく好きです).
そして,安心のMade in Japan(山形にあるカシオの工場で製造).
これらの情報は下調べしていましたが,店舗で実物を確認し試着した瞬間「よし,買おう!」と決断することができました.
お気に入りポイントは,G-SHOCKが好きな人くらいしか分からない微妙な違いですが,そういう分からないようなものの集合が,道具の醸し出す雰囲気というか佇まいを形作ります.
初代復刻のG-SHOCKは,長く愛用できる良い道具だと思います.
まとめ:G-SHOCK初代復刻モデルは,「歴史と道具の関係を楽しむ」時計
僕なりの DW-5000R レビューを改めてまとめます.
G-SHOCK初代復刻モデルは,
- 最新機能を追い求める時計ではなく
- 価値観と日常に寄り添った「道具」であり
- それが持つ物語,ストーリーを愉しむ
一本だと感じています.
道具の持つスペックではなく,物語や哲学のようなものを大切にする人であれば,この道具は,価格以上の体験や満足感を与えてくれると思います.
しばらく使い込んでみて,数ヶ月後,数年後,今とは違う視点でまたこの道具のレビューを書けたらと願って──話を終わります.
その頃は,この道具が少しだけ自分らしいG-SHOCKになっているはずです.
了.

それが持つ物語を愉しむ─,そんなG-SHOCK.





