Substack 料金はいくら位かかる??

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Substack(サブスタック)は,個人がニュースレター・メルマガを配信できるサービスです.無料で登録でき,簡単に記事を投稿することができます.

登録から記事を書き始めるまでのステップは,過去記事にまとめています.これから登録する人はどうぞ.

国内で似たようなサービスだと,note があります.note も無料で記事を書き,発信することができます.note を使ったことがある人は,Substack を理解しやすいと思います.

国内だと,note が似ているサービス.

Substack の面白いところは,ニュースレターとして購読者に直接記事を届けることが出来る点です.記事を投稿すると,購読している人の受信箱にHTML形式の記事が配信されます.

ブログや note は基本的に「発見してもらう」ことが前提です.しかし,Substack は読者に向けて「コンテンツを発信」することができます.読者に直接発信ができるため,コンテンツに触れてもらう機会を増やすことができます.

これが,Substack の強み.

すでにファンを獲得している人や,有益なコンテンツを作り続けることが出来る人にとっては,魅力的なプラットフォームです.

Substack の料金,「購読料の10%」+「Stripe の手数料」が請求される仕組み.

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今回は,「Substack をはじめるのに料金はかかりますか?」という質問に答えていきます.

結論,Substack で記事を書いたり,ニュースレターを配信するのに料金はかかりません.誰でも無料でブログを書いたり,購読者に対してニュースレターを配信できます.(Substack にはブログ機能もある)

Substack で料金が発生するのは,ニュースレターを有料化するようになってからです.

Substack には月額課金(または年額)の仕組みがあります.課金をしない場合は,購読者数や閲覧数に関わらず無料でサービスを利用できます.

Substack を使って有料のニュースレターを配信するようになると,購読料の10%が請求されます.さらに,決済のプロバイダーである Stripe からクレジットカードの手数料が差し引かれます.

無料から有料のニュースレターに切り替え,購読者から支払いを受けるとStripe のダッシュボードにこれらの料金が反映される仕組みにサービスが設計されています.

How much money can I make?
The best way to start a paid newsletter is to first build an audience for your work. Not all of your readers will pay, but not all of them have to. If you’re able to convert 5-10% of your email list to paying subscribers, you’re well on your way.

Publishing is free, forever. We only make money when you do. Once you add paid subscriptions, we charge 10%. There’s also a credit card fee charged by our payments provider.

Substack の公式サイトでは,有料配信した場合の費用を簡単に見積もることができます.どれくらいの購読者に,いくらでニュースレターを配信したら,いくら収益がみこめるのか??

↑を簡単に計算できるので,有料ニュースレターに興味がある人は計算してみるとよいでしょう.

Substack のサイトでは簡単に購読料の見積もりが出せる.

仮に,50人の購読者に対して 7.00$/月 で配信した場合,収益は$278と表示されます.「50×7+350」なので「$72」が手数料として引かれる計算になります.

僕は,まだ有料配信を行っていません.なので Stripe の手数料が何%になるかは不明で,実際いくら差し引かれるかは,検証できていません.悪しからず.

まとめ

今回は Substack の料金体系について,簡単に解説しました.

  • Substack は無料ではじめることが可能
  • 購読者や閲覧数がどれだけあっても,ニュースレターを有料にしなければ無料のまま使える
  • 有料化にすると「購読料の10%」と「決済会社への手数料」が引かれるようになる
  • 仮に,$350の収益があった場合,$278が手元に残る計算

昨今,様々な人が情報発信するようになり,Googleの検索アルゴリズムでは個人ブログは上位表示されにくくなりました.

そのような時代で個人が発信を続けていくための場として,Substack に注目しています.ニュースレター・メルマガ配信に興味がある人や,個人で稼げるメディアを作りたい人に,Substack はおすすめのプラットフォームです.

〈了〉

SourceNotes

  • Substack
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