「どんな本を読んでいいのか分からない?」
この記事は、そんな読書の課題を抱える人にむけて書いています。
というのも、今では積読本に囲まれている僕も、20年くらい前は「どんな本を読んだらいいのだろう」と結構悩んでいたからです。
読書に取り組もうとしている人にとっては、これ(本の選び方)って結構大事なことだと思っています。実際、面白い本を読まないと読書が好きにはなれないからです。
先に結論を書いてしまいますが、読む本を決めるポイントはたったの2つ。
- たくさん読んでいる人のおすすめする本を買う
- 読んで「面白い」と思った本の中で紹介されている本を買う
基本的には、これでけでOKです。
これを続けるだけで、「どんな本を読めばいいのだろう」という悩みは人生から消えてなくなります。
ということで本記事では、この原則に従ってSMATU.net管理人が、今週購入した本をご紹介します。この記事が、誰かにとっての”読むキッカケ”になってくれれば幸いです。
今週の買った本『三体』『Newton 元素と周期表』『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』『ドン・キホーテ前編(一)』『風姿花伝』(計5冊)
『三体』
多分、SF好きを自称する人は皆この本を読んでいます。
この『三体』はシリーズ3部作となっており、本書はその1作目。中国のSF小説で、本国で2,100万部、英訳版が100万部以上売れており大ヒット中です。
また翻訳書として、アジア圏の作品として初のヒューゴ賞長編部門に輝きました。
HONZなどでも紹介されていて、読書家の皆さんからも高い評価を獲得しています。
7月中旬ごろに発売されましたが、しばらくは品薄状態が続いており、書店で買えなかったのでAmazonにて購入。
本日の帰り道に立ち寄ったジュンク堂では、やっと在庫が補充され山積みされていました。
これから日本でも、かなりの部数が売れそうです。
『Newton 元素と周期表』
学生時代勉強してこなかったため、理数系の科目は大の苦手。
ホリエモンチャンネルで、堀江さんが「元素の周期表すら読めない人が多すぎる〜」といった旨のコメントをされており、「こりゃいかん」ということでNewton先生から学ぶことにしました。
付録として、かなり大きめの元素の周期表が付いています。
内容もイラストが多めで、入門書として最適だと感じています。
ニュートンプレス (2018-11-19)
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『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』
日経MJなどでも記事になっていましたが、1本5,000円もするレンコンが生産が追いつかない程の勢いで売れに売れているそうです。
そんなブランドレンコンを生み出した、茨城の民族・社会学者の野口憲一さんの著書です。
このレンコンは、糖度が8度と一般的なレンコンの2倍。ニューヨークやパリの和食店からも、ひっぱりダコで売れています。
博士の愛したレンコンの秘密が、本書には詰まっています。
新潮社
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『ドン・キホーテ前編(一)』
前回紹介した『物語創世』の中で、人類の歴史に大きな影響を与えた”基盤テキスト”として紹介されている一冊が『ドン・キホーテ』です。
物語は前後編に別れており、岩波文庫版は全6冊で構成されています。
特に前編は、世界的に長く愛されている物語です。
「騎士を好きなオジサンが旅をする話…」としか理解できていないので、世界的な名著に触れてこようと思います。
『風姿花伝』
誰がおすすめしたのかを完全に忘れてしまいましたが、Amazonの欲しいものリストに長らく入れっぱなしにしてた『風姿花伝』。
ドン・キホーテの近くに「一緒に買って…」と言わんばかりに陳列してあったので、ついでに購入してきました。
価格もリーズナブルで、520円。
世阿弥の書いたとされる能芸についての本で、室町時代から読みつがれています。
日本の文化に触れてこようと思います。
SourceNote
- HONZ:読みたい本がきっと見つかる
https://honz.jp/ - ホリエモンチャンネル
- 日経MJ電子版(7月15日)