スマホのメモアプリは、長年Evernoteを使っています。
Evernoteはメモの検索も簡単で、機能も豊富なため自分の好みに合わせた使い方ができます。
また、色々なアプリと互換性のあるので、その点にもメリットを感じています。
例えば、
- 日経電子版アプリの記事が簡単にクリップできる
- Feedlyからワンタッチで記事をEvernoteに保存できる
といったように、日頃の気になるニュースを保存しておくのにも重宝しています。
しかし、そんな便利なEvernoteにも欠点が…。
それは、アプリの起動や、メモを入力する時の動作が微妙に重たいことです。
メモは思いついた時にサッととりたいものなので、入力が重たいとイライラしてしまします。
「Evernoteの入力が重たい」と悩みを抱えている人に、今回は『FastEver』というアプリを紹介します。
有料アプリですが(記事執筆時点では480円)、Evernoteの欠点である入力時のモタモタを完璧に解消してくれます。
その他、便利な機能もいくつかあり、使い始めると手放せないアプリになると思います。
ということで今回は、Evernote用の入力アプリ『FastEver』について書いていきます。
FastEverを勧める理由は、とにかくアプリが「軽いこと」
Evernoteは便利なアプリですが、メモを入力する時の動作が重たいという欠点があります。
恐らく、起動時にサーバーと同期するのが原因になっているのでしょう。
そこでおすすめなのが『FastEver 2』というアプリです。
(現在は「2」がリリースされていますが、記事内ではFastEverと記載します)
FastEverの何が良いのかというと、動作がとても軽いこと。
メモを入力したいとき、パッと起動してサッとメモを取ることができます。
今回紹介する『FastEver』アプリのスクリーンショット。とにかくメモが軽いのが素晴らしい!!
Evernoteアプリの3Dタッチ起動と比較しても圧倒的に軽い
FastEverを勧めると「Evernoteは、3Dタッチで起動できるから十分早いよ」と反論されることがあります。
これはFastEverを使ってみないと実感できませんが、Evernoteの3Dタッチからの入力より、FastEverからの入力の方が圧倒的にストレスが少ないです。
Evernoteは3Dタッチからメモを起動しても、3Dタッチ>>新規ノートをタップ>>アプリが起動>>Noteが新規で作成>>入力といくつかの動作をはさみます。
またアプリ起動から新規ノート作成までに、ラグも発生しやすいのも難点です。
しかしFastEverは、アプリを起動>>即メモを入力と非常にシンプルです。
ここは専用アプリの圧倒的な強みだと感じます。
日頃、3Dタッチを使ってメモまでの時間を短縮しようとしている人にこそ、FastEverはぜひ使ってほしいアプリだと思います。
EvernoteのiOSアプリを3Dタッチで起動している時のスクリーンショット。
本家Evernoteアプリと比較すると、起動〜メモの入力までの速度がまさに神です。
便利な機能「タイムスタンプ」と「ロケーションスタンプ」
FastEverには、アプリが軽いこと以外にもおすすめポイントがいくつかあります。
それが「タイムスタンプ」と「ロケーションスタンプ」の機能です。
これは、FastEverのアイコンをタップすると、メモを書いた時間や位置情報を簡単に追記できる機能です。
タイムスタンプの使い方
アプリにある時計のマークをタップすると、一瞬でメモを書いている日時がノートに追加されます。
タイムスタンプの日付の入力形式は4つのパターンから選択できるので、好きな入力形式に設定しておきましょう。
ぼくの場合は、メモの情報として曜日も重要なので「曜日+日付形式」にしています。
タイムスタンプの入力形式は、メニューアイコン>>「設定」>>「タイムスタンプ書式」から設定できます。
また、時間の入力形式は「秒までは不要」という人が多いと思うので、一般的な「時間:分の形式」にしておくとよいでしょう。
FastEverのスクリーンショット。時計のアイコンをタップすると、メモにタイムスタンプを追加することが出来ます。
ロケーションスタンプの使い方
タイムスタンプと同じように、マップのアイコンをタップするとノートに位置情報を簡単に追加できます。
住所だけでなく、近くの施設から位置情報を選ぶことも可能なので、こちらの機能も活用するとよいでしょう。
FastEverを使うようになると、なんでもEvernoteにメモをとりたくなってしまいます。
これは非常に良いことです。
メモをたくさん取るようになると、「あれ!?このメモなんだっけ」となることも多いのですが、この時にタイムスタンプやロケーションスタンプを押しておくと記憶をたどりやすくなります。
タイムスタンプと同様、マップのアイコンをタップすると、一瞬でロケーションスタンプをメモに追加できます。
便利な『ダークモード』と…エトセトラ
FastEverには、ダークモードも用意されています。
本家Evernoteにダークモードが搭載されていないことから、この点でもFastEverは優れていると言えます。
映画館や寝室…といった暗い場所で、ふとメモをとりたくなった時もダークモードにしておけば周囲に迷惑をかけずにメモできます。
「とにかくどこでもメモしたい」という人は、FastEverをダークモードにしておきましょう。
ダークモードの設定も、「メニューアイコン」>>「設定」>>ダークモードの順で進み、スイッチをONにするだけで簡単に設定できます。
写真をメモしたい時は3Dタッチを使う
Evernoteを使っていると、写真や画像をメモしたいという場面も沢山あることでしょう。
そんな時でも、FastEverからの入力が便利です。
3Dタッチに対応したiPhoneであれば、FastEverのアイコンを強く押し込むことでカメラが即座に起動します。
ここでも本家Evernoteより起動が軽いので、大切なシャッターチャンスを逃すこともありません。
同様の操作で、カメラロールの画像やロケーションスタンプからも瞬時にメモを起動することが可能です。
3Dタッチに対応したiPhoneであれば、FastEverのアイコンをぐぐっと押し込むことで、即座に写真メモを作成できます。
SourceNote
FastEver 2 – rakko entertainment