Evernoteはひとつのノートに沢山の情報を記録(記憶)しておくことができます。
しかし沢山の情報を書けば書くほど、ノートがゴチャゴチャとしてくるもの。
そう感じてしまった時は、Evernoteの編集機能を使ってノートを綺麗に見やすく整理してみましょう。
Evernoteの機能を使って、チェックボックスとリストを使うコツを紹介します。
- 【第1回】フォントを編集する
- 【第2回】テキストスタイルを編集する
- 【第3回】チェックボックスとリストを使う
- 【第4回】リンク挿入・ファイルを添付する
- 【第5回】表や区切り線を挿入する
- 【最終回】Evernoteで綺麗なノートを作るために
Evernoteのノート術 〜チェックボックスを作る〜
Evernoteでは、ノートの中にチェックボックスを作ることができます。
メニューのアイコンをクリックするだけなので、操作はとても簡単です。
ドキュメント系サービスには、Evernoteとよく比較されるGoogleドキュメントがあります。
しかしGoogleドキュメントでは、チェックボックスを作ることができません。
どうしてもチェックボックスを使った書類を作りたい時は、Evernoteがおすすめです。
Evernoteでチェックボックスを作る方法
Evernoteのメニューの中から、チェックボックスアイコンをクリックします。
以上の操作で、ノートの中にチェックボックスを作ることができます。
作成したボックスは、クリック(またはタップ)でチェックを入れることができます。
Evernoteのノート術 〜リストを使う〜
ノート術のひとつに、「リストを使って分かりやすくする」というものがあります。
テキストばかりの文章だと内容が分かりにくいので、ポイントなどは箇条書きにすると良いというテクニックです。
例えばこんな文章を…。
アップルのティム・クックCEOは、4月24日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領を招いたホワイトハウス初の公式晩餐会に招かれ、また翌日もトランプ大統領と会談したという。
クック氏とともにアップルから出席したのは、同社の環境・政策・社会イニシアティブ担当副社長、リサ・ジャクソン氏。彼女はオバマ政権時代、米国環境保護庁の長官を務めた人物で、米国では「活躍する女性リーダー」として非常に注目を集めた人物だ。大学では化学工学を修め、エンジニアとして環境保護庁でキャリアを積んだ科学者としても注目される。
引用:クーリエ・ジャポン「アップルのCEOはトランプ大統領との会談で何を“入れ知恵”したのか?|今週の「FAANGウォッチ」」より
こんな風に変えると分かりやすくなります。
好みの問題もあると思いますが、要点が整理されてノートがスッキリした印象に変わります。
Appleのティム・クックCEOに関する4月24日のNews
- フランスのエマニュエル・マクロン大統領を招いたホワイトハウス初の公式晩餐会に招かれました
(翌日もトランプ大統領と会談したといいます)
- アップルから出席したのは、同社の環境・政策・社会イニシアティブ担当副社長、リサ・ジャクソン氏
- ジャクソン氏はオバマ政権時代、米国環境保護庁の長官を務めた人物
- 彼女はエンジニアとして、環境保護庁でキャリアを積んだ科学者としても注目されています
※上記引用を元に、smatu独自で作成
Evernoteでリストを使いたい時は、範囲を選択して「リストアイコン」をクリックするだけです。
リストは改行すれば自動で増えるので、項目を追加する時も簡単です。
またEvernoteのリストには、
- 箇条書きリスト
- 番号付きリスト
の2種類があります。
項目に優劣関係ない場合は『箇条書きリスト』、順番や数に関連がある場合は『番号付きリスト』を利用するとよいでしょう。
リストを分かりやすくする『インデント(字下げ)』
読みやすく理解しやすい文書を作るために、箇条書きリストや番号付きリストは欠かせません。
そして、リストを更に分かりやすいものにするために、インデントも活用しましょう。
インデントとは、「字下げ」のことです。
Evernoteでは
- 「タブキー」押す
- 「インデントアイコン」をクリックする
のどちらかで、インデントができます。
段落の関係性などを考えて、効果的にインデントを使ってみましょう。
インデントを使ったリストの例
インデントを解除する
改行を2回押すか、「インデント解除」のアイコンをクリックすると、リストを一つ上の階層に戻すことができます。
慣れてきたら、この辺のテクニックも使ってみるとよいでしょう。