iOS10以降を搭載したiPhoneやiPadは、それまでとロック解除方法が大きく変更されました。
ステーブ・ジョブズが2007年にiPhoneを発表した時から続く「スライドしてロック解除」がついに終わりを告げ、「ホームボタンを押してロック解除」が新しいログイン方法として採用されたのです。
さて、このホームボタンを押してロック解除は、そのままでも非常にスムーズにiPhone(またはiPad)にログインできるのですが、ちょっとした設定の変更で更にログインを素早く行なうことができるようになります。
それが今回ご紹介する、「ホームボタン押してロック解除」を「指を当ててロック解除」へ変更する方法です。
iPhone6s以降の端末では、「手前に傾けてスリープ解除」と組み合わせることで、まさに一瞬でiPhoneにログインすることが出来ます。
新しいiPhoneやiPadを手に入れた時は、設定を変更しておくとよいでしょう。
iPhoneが発売されてから今年で10年。その真価の過程を、体感することができると思います。
iOS10以降のiPhoneやiPadで「ホームボタン押してロック解除」を「指を当ててロック解除」へ変更する方法
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iOS10以降がインストールされているiPhoneやiPadは、ホームボタンを押すことでロックを解除することができます。
(iPhoneが発売されてからiOS9までは、スライドしてロック解除でした)
このままでも問題は無いのですが…
Touch ID(タッチID)の登録と、指を当ててロック解除を設定することで、非常に素早くiPhoneやiPadへログインすることができるようになります。
条件が揃っていれば、設定しておくことでちょっとした時間の節約になります。
ちなみに、スマホは多い人で1日に100回以上ログインするとも言われています。
まさに塵も積もればなんとやら〜なので、「スマホをよく使っている」と自覚している人ほど設定を見直しておくことをおすすめします。
必要な条件は以下のとおりです。
- iPhone6s以降の「手前に傾けてスリープ解除」が設定できる端末
- タッチIDの設定が済んでいる
- 「指を当ててロック解除」を設定している
(1)(2)については、過去の記事で設定方法をご紹介していますので、そちらをご覧ください。
「ホームボタン押してロック解除」を「指を当ててロック解除」へ変更する方法
設定アプリから変更することができます。
設定アプリ>>一般>>アクセシビリティ>>ホームボタンの順で進みます。
「指を当てて開く」の項目があるので、タップしてスイッチをオン(緑=オン)にします。
これでホームボタンを押さなくても、タッチIDで端末へのログインが可能になります。
タッチIDでロック解除するためには、「指紋認証の設定/登録」が必要です。
登録がまだの場合は、忘れずに登録を行っておきましょう。
「手前に傾けてスリープ解除」と「指を当ててロック解除」を組み合わせて、瞬時にログインする方法
PHOTO:Hand holding smart phone with online privacy concept on screen. All screen content is designed by me. Flat lay iStock by Getty Images
「指を当ててロック解除」は、「手前に傾けてスリープ解除」と組み合わせると効果的です。
どちらも設定をオンにしておくと、ホームボタンに指を当てながらiPhoneを持ち上げることで瞬時にロック解除することができます。
iPhoneを頻繁に使う人ほど、組み合わせて設定しておくとよいでしょう。