【Googleスプレッドシート】行の高さを調整して見やすい表をつくる

Office desk workplace with pc and charts/ PHOTO: iStock by Getty Images

GoogleのSpreadsheet(スプレッドシート)では、行・列の高さや幅をドラック&ドロップで調整することができます。
ドロップ&ドロップでの調整も楽で早いのですが、細かい調整をピクセル単位で行いたい時はサイズ変更画面からの操作がおすすめです。

この記事では、Googleのスプレッドシートで行や列の高さを調整する方法と、見やすい表をつくるための余白の設定について書いていきたいと思います。


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スプレッドシートで「行の高さ」「列の幅」を調整する

accounting and financial planning/PHOTO: iStock by Getty Images

Googleのスプレッドシートでは、行や列の調整をドラック&ドロップで行うことができます。
感覚的に調整を行いたい時は早くて便利ですが、ピクセル単位で変更したいときには不向きです。

綺麗で見やすい表をつくりたい場合は、サイズ変更画面から調整するようにしましょう。

出所:smatu.net
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。行や列の番号(アルファベット)から間隔の調整ができます。

サイズ変更の画面からピクセル単位で調整する

行と列をピクセル単位で調整するには、調整したい箇所を選択>>右クリック>>「行(または列)のサイズ変更…」の順でクリックします。

サイズ変更のポップアップ画面が表示されるので、変更したいピクセルを数字で入力します。
OK、またはエンターキーで変更が適用されます。

以上の操作で調整は完了です。

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Googleスプレッドシートのスクリーンショット。調整したい箇所を選択>>右クリック>>「行(または列)のサイズ変更…」の順でクリックして調整します。

列の調整を行うもう一つの方法

列をピクセル単位で調整する方法がもう一つあります。
(行はこの方法では調整できません)

列のアルファベット部分にマウスを乗せると、右上に「▼(下向きの三角)」が表示されます。
ここをクリックするとメニューが表示されるので、さっきと同じ手順で列を調整することができます。

出所:smatu.net
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。列の右上に表示される「▼(下向きの三角)」マークから変更することもできます。

列の入力内容に自動で調整する「データに合わせる」の使い方

スプレッドシートでは、入力されたデータ(文字数)に応じて自動で列幅を合わせることもできます。
サイズ変更のポップアップ画面で「データに合わせる」にチェックマークを入れると、セルに入力されている文字や数字に応じた幅へ自動調整してくれます。

出所:smatu.net
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。ポップアップ画面で「データを合わせる」にチェックを入れると、入力した文字に合わせた調整を自動で行ってくれます。

デフォルトに戻す方法

  • 行…21ピクセル
  • 列…100ピクセル

スプレッドシートでは、↑のピクセルがデフォルトです。
行や列を最初の高さや幅に戻したいときは、サイズ変更画面でこの数値を入力すればOKです。

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見やす表をつくる秘訣は『余白』の設定にあり

Scovad/PHOTO: iStock by Getty Images

スプレッドシートで見やす表をつくる為には、『余白』を適切にとるようにしましょう。
行や列に十分な余白をとることで、表全体が格段に見やすくなります。

スプレッドシートは文字のサイズに応じて、自動で高さや幅を調整してくれます。
さほど窮屈な感じはしませんが、余白が十分とはいえません。

余白を十分に確保すると、表全体にゆとりが生まれ見やさが向上します。
目安は、フォントサイズの「2.5倍」程度です。

デフォルトではフォントが10に設定されているので、文字サイズを変更していない行は高さは「25」に設定します。
文字の上下に適切な余白が生まれ、表がすっきりとした印象になります。

2.5倍はあくまで目安なので、「もうちょっとスッキリさせたい」と感じる場合は高さを27〜28くらいに変えてみても良いと思います。

出所:smatu.net
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。上…余白の調整は行わず、スプレッドシートのデフォルト値や自動調整のみで作成した表。下…余白を調整し、フォントサイズ×2.5倍に行の高さを設定した表。

SourceNote

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