【Google スプレッドシート】行と列を追加するのに知っておきたい4つのショートカット

Hand with marker writing, Skill concept. White background./PHOTO: iStock by Getty Images

ビジネスシーンにおいては「Excelではなく、Googleスプレッドシートの方が需要が高まっているのではないか!?
最近はそんなことを考えています。

また、日常でちょっと比較表などを作りたい時も、無料で使えるスプレッドシートは便利です。
スプレッドシートは、Googleのアカウントさえあれば使えますし、スマホやタブレットでも操作は比較的簡単です。

スプレッドシートを使いはじめた時はマウスを使って行や列を追加しますが、慣れてくるとこの作業もショートカットを使ったほうがラクです。

ということで、今回はスプレッドシートで行や列を追加する時のショートカットキーを4つご紹介していきます。

この記事で分かること
  • スプレッドシートで行・列を追加する方法
  • 行と列を追加する便利な4つのショートカットキー
  • その他、行と列に関する基本的なショートカットキー


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行と列を追加するのに便利な4つのショートカットキー

accounting and financial planning/PHOTO: iStock by Getty Images

スプレッドシートに行や列を追加したい場合は、下記の手順で操作します。

スプレッドシートに行と列を追加する

  1. Googleスプレッドシートをパソコンで開きます
  2. 行、列、またはセルを選択(カーソルを合わせる)します
  3. 選択した行、列(またはセル)を右クリックします
  4. メニューが表示されるので「行を挿入」「列を挿入」(セルを挿入)をクリックします

スプレッドシートの操作に慣れてきたら、行と列に関するショートカットをまずは4つ覚えましょう。

Windows PCの操作について

この記事では、Macのショートカットキーを例にしています。
Windowsの場合は「Google スプレッドシートのキーボード ショートカット」を参照にしてください。
ショートカットキーの覚え方のコツなどは、多少参考になるかもしれませんので、一度このままお読みいただければ幸いです。

行を上に挿入

control+option+I、R

行を下に挿入

control+option+I、B

【必読】行を挿入するショートカットの覚え方

正直、このショートカットキーは覚えるのに苦労しました…。
特にスプレッドシートを利用する頻度が少ないほど、「あれ?!なんだったっけ…」となってしまいます。

そんな時は、

  • 行を上に挿入=Insert Row (above)
  • 行を下に挿入=Insert Row Below

と覚えましょう。
「control+option」は、丸暗記するしかありませんが、上に挿入と下に挿入は英語の意味で覚えたほうが忘れにくいです。

  • 「Insert(インサート)」は「(物を)挿入する、入れる」といった意味です
  • 「Row」は「列」という意味です
  • 「Above」は「…の上に」で、「Below」は「…より下に」という意味です

出所:WISDOM2(iPhoneアプリ)

出所:WISDOM2(iPhoneアプリ)

もう少し詳しく説明すると、スプレッドシートは「control+option+I(Insert)」で挿入メニューが表示されます。
「control+option+I(Insert)」は同時押しするような感じで、その後キーボードから指を離してもメニューは表示されたままです。

この時、「上に挿入にはR」「下に挿入にはB」がカッコ内に表記されます。
この様にスプレッドシートの動作を分解して理解しておくと、理解が深まると思います。

列を左に挿入

control+option+I、C

列を右に挿入

control+option+I、O

列を挿入するショートカットの覚え方

列の挿入についても、行の時と同じような覚え方をします。
「C」と「O」は「Column」からきています。

「Column(カラム)」は、表などの列という意味です
Columnの1文字目(左)と2文字目(右)と覚えておけば、すんなり記憶できると思います。

下のようなイメージを頭に入れておけば、より忘れにくいかもしれないですね。

列を挿入するショートカットキーの覚え方。
「Column(カラム)」の1文字目と2文字目、という覚え方がオススメです。
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まとめ:ついでに覚えておきたい「削除」と「非表示」

Trash bin button/
PHOTO: iStock by Getty Images

パソコンを扱うとき全体的に言えることですが、慣れてくればマウスでなくショートカットキーで操作したほうが作業が圧倒的に早くなります

Mac、Windowsといった、パソコン本体(ハードウェア)でもそうですし…

AdobeやEvernoteなどのソフトウェアにも、様々なショートカットキー操作が用意されています。

初めは覚えるのが難しく感じるかもしれませんが、意味を理解するようにしたり、「ショートカットキーを使うぞ!」と決意することで(精神論でスミマセン)徐々に作業が早くなると思います。

今回は、スプレッドシートで行と列を追加するショートカットをご紹介しました。
最後は、ついでに覚えておくと便利な「行や列の削除」と「行や列の非表示」のショートカットをまとめておきます。

行を削除

control+option+E、D

列を削除

control+option+E、E

ここで登場する「E」は「Edit」の頭文字です。
「Edit(エディット)」は編集という意味で、「D」と「E」は「Delete(削除する)」の1文字目と2文字目です。

行を非表示

⌘+option+9

列を非表示

⌘+option+0(数字のゼロ)

最後の最後に申し訳ないのですが「⌘+option」は、どうやって覚えるべきか試行錯誤しています…。
何か良い情報や「こうやって覚えたら良いよ」といったアドバイスあれば、TwitterなどのSNSから気軽にコメントください。

項目 ショートカット
行を上に挿入 control+option+I、R
行を下に挿入 control+option+I、B
列を左に挿入 control+option+I、C
列を右に挿入 control+option+I、O
行を削除 control+option+E、D
列を削除 control+option+E、E
行を非表示 ⌘+option+9
列を非表示 ⌘+option+0

SourceNote

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