『広辞苑(第七版)』電子版と紙版、どちらを買いますか!?

今年1月、広辞苑が10年振りに改定されニュースなどで話題になりました。
自称…活字中毒者なので、発売された1月12日は実物を書店までに見に行ってきました。

実物を見て、最初に感じたのは「分厚い…」ということ。。。
紙の本が好きなので今でも比較的多く買っていますが、流石にあの厚さを見て購入する気にはなりませんでした。
(重さは何キロあるのだろう…)

しかし、先日知ったのですが『広辞苑』って紙版だけでなく、電子版やiOS版など色々なバージョンで販売されているんですね。
これまで広辞苑を買おうと考えたことは無かったので、全然知りませんでした。

書店にある『広辞苑(第七版)』。
厚くて重たかったです。


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『広辞苑(第七版)』6つのバージョンとその価格

A girl is reading among books.PHOTO: iStock by Getty Images

『広辞苑(第七版)』には以下のつ6のバージョンがあります。

  1. 広辞苑 第七版 (普通版)
  2. 広辞苑 第七版 (机上版)
  3. 広辞苑 第七版 (電子版)
  4. 広辞苑 第七版 (iOS 岩波書店版)
  5. 広辞苑 第七版 (iOS ロゴヴィスタ株式会社版)
  6. 広辞苑 第七版 (Android版)

紙版に2つのバージョンあるのも以外でしたが、パソコンやスマートフォンで利用できる電子版の広辞苑も複数発売されています。
バージョンによって価格も多少異なりますが、iOS版とAndroid版のアプリは9,800円とかなり高額な設定になっています。

この中で一番高額な広辞苑は「机上版」で、Amazon価格で14,040円でした。

広辞苑の机上版とは!?

【机上版とは?】
『広辞苑 第七版』の目に優しい大型版。ページを拡大し、文字を大きく読みやすくしました。普通版よりも重量が増すことを考慮して、本冊は「あ-そ」「た-ん」の2分冊。版面は普通版に比べて約1.16倍。解説文の文字は普通版約6ポイントに対して、机上版は約7ポイント。

引用:Amazonサイトの内容紹介より

広辞苑 第七版、バージョンごとの価格

  1. 広辞苑 第七版 (普通版)…9,180円
  2. 広辞苑 第七版 (机上版)…14,040円
  3. 広辞苑 第七版 (電子版)…9,820円
  4. 広辞苑 第七版 (iOS 岩波書店版)…9,800円
  5. 広辞苑 第七版 (iOS ロゴヴィスタ株式会社版)…9,800円
  6. 広辞苑 第七版 (Android版)…9,800円
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「紙版の広辞苑」と「電子版の広辞苑」どちらを買いますか!?

Girl in white is dreaming about something./PHOTO: iStock by Getty Images

ぼくが出した結論は、「買うならiOSアプリ版、でもしばらくはモバイル版を使います」です。

紙の本が好きと冒頭書きましたが、ぼくの場合はデジタル推奨派なので購入はアプリ版の広辞苑にしようと考えています。
しかし今のところ、アプリが低評価なので購入には至ってません…。
(岩波書店版と、ロゴヴィスタ株式会社版の違いも分かっていないので)

そこでしばらくは、モバイル版の広辞苑を使ってみることにしました。
広辞苑 モバイル版

この記事を書きながら広辞苑について色々と調べていると、広辞苑にはなんと第7のバージョン『広辞苑 モバイル版』が存在することが分かりました。

『広辞苑 モバイル版』の特長は以下のとおりです。

  • 月額100円で利用できる
  • ネットワーク接続したスマートフォンから利用できる
  • 『広辞苑第七版』に収録されている約7400語の慣用句を対象として検索できる

◆月額利用料 100円(税別)
◆アクセス方法
お手持ちの端末のプラウザで,http://kojien.mobiにアクセスするか,右のQRコードからご利用頂けます.
◆内容紹介
 『広辞苑』は,累計1100万人の読者に愛用されてきた国語辞典と百科事典を兼ねた辞書です.一般語はもちろん,人名・地名・動植物をはじめ,学術専門語から社会事件にいたるあらゆる分野の用語・事項を収録しています.

引用:広辞苑モバイルより

モバイル版広辞苑をiPhoneで表示している様子。
左が『広辞苑 モバイル版』のトップページ、右は検索結果の表示されているページ。

またモバイル版の広辞苑には「Myワード」と呼ばれる機能があり、過去の検索やよく調べるキーワードを保存しておくこともできます。
なんか、モバイル版の広辞苑っていい事づくしなんですよね。

広辞苑アプリの価格が9,800円なので、月額100円のサービスであれば8年以上使える計算になります。

その頃には、そろそろ次の広辞苑が発売されてしまいます。
使わない月は利用を中止すればいいので、このままモバイル版の広辞苑を使い続けるかもしれません。

モバイルというだけあって、キャリアからの決済しかできませんでしたが、au・SoftBank・docomoで契約している人は、モバイル版の広辞苑という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?!

SourceNote

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記事の訂正情報

2/19:タブレット(iPad)からは、モバイル版の広辞苑は利用できないため、記載を一部修正しました。

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