iPhone Xは、直感的なジェスチャーで様々な操作を簡単にできるようになりました。
…とは言うものの。。。
ホームボタンが無くなったことで「ホーム画面にはどうやって戻るの?」「スクショはどうやって撮るの??」「再起動はどうするの??」と操作に戸惑ってしまった人も多いことでしょう。
ということで、この記事では「iPhone Xでホーム画面に戻る」といった基本的な操作から、ホームボタンに関する操作方法を網羅していきたいと思います。
iPhone Xでは、直感的なジェスチャー様々な操作を簡単にできるようになりました。
…とは言うものの。。。https://t.co/ud5sLSA85Z
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2017年11月14日
【1】まずは基礎から。iPhone Xでホーム画面へ戻る方法
iPhone Xでは、常に画面の下部分にホーム画面に戻るためのバーが表示されています。
ここを上にスワイプすると、ホーム画面に戻ることができます。
ちなみに「バーを上にスワイプしてホームに戻る〜」と紹介しているサイトも多いのですが、画面の一番下であればどこをスワイプしてもホーム画面へ戻ることができます。
片手操作している時など、無理にバーをスワイプする必要はありません。
覚えておきましょう
【2】スクリーンショットはどうやって撮るの?
iPhone Xまでは、「ホームボタン+サイドボタンの同時押し」でスクリーンショットを撮ることができました。
iPhone Xの場合は、「サイドボタン+音量の上げるボタンを同時押し」でスクリーンショットを撮ることができます。
最初は戸惑いますが、すぐに慣れると思います。
【3】再起動や強制再起動はどうするの??
iPhone Xでは、再起動と強制再起動の方法が大きく変更されています。
ここからはちょっと長くなりますが「再起動(電源オフ)」「強制再起動(リセット)」が、ホームボタン無しでどう操作が変わったのかを説明します。
下の記事で詳しく書いていますので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。
iPhone Xを再起動する
iPhoneの再起動(電源オフ)は、3つの手順に別れます。
「スライドスイッチの表示」>>「スワイプして電源オフ」>>「サイドボタンで電源オン」の順番を覚えておきましょう。
STEP1:電源オフのスライドスイッチを表示する
まずは↓のどちらかの方法で、電源オフのスライドスイッチを表示します。
- 「サイドボタン」と「音量を上げるボタン」を同時に長押し
- 「サイドボタン」と「音量を下げるボタン」を同時に長押し
2〜3秒位長押しすると、画面上部に電源オフのスライドスイッチが表示されます。
(電源オフしない場合は、キャンセルをタップするか、サイドボタンを押します)
STEP2:スライドスイッチをスワイプして電源オフ
電源オフ用のスライドスイッチが表示されたら、横にスワイプして電源をオフにします。
この2STEPでiPhone Xは電源をオフにすることができます。
電源をオンにするには、サイドボタンを長押しします。
リンゴマークが表示され、電源がオンになります。
STEP3:電源をオンにする
iPhone X の電源が切れたのを確認したら、サイドボタンをもう一度長押しします。
(Appleロゴが表示されるまで)
Appleロゴが表示されたら、指を離してOKです。
ここまでの操作で、iPhone Xの再起動は完了します。
iPhone Xを強制再起動する
強制再起動も、3つのステップに分けて覚えておくと簡単です。
「音量+ボタン」>>「音量−ボタン」>>「サイドボタンの長押し」で強制再起動することができます。
強制再起動は、かなり手順が変わりましたね。
STEP1:音量上げるボタンを1回押す
はじめに、「音量を上げるボタン」を1回だけ押します。
STEP2:音量下げるボタンを1回押す
次に、「音量を下げるボタン」を1回だけ押します。
STEP3:サイドボタンを長押し
最後に、サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。
Appleロゴが表示されたら、ボタンを離しても大丈夫です。
しばらくするとロック画面に戻ります。
強制再起動後はフェイスIDでのログインができないので、パスコードでロック解除しましょう。
【4】ダブルクリックしてたのに…。マルチタスキングはどうするの!?
マルチタスキングとは、iPhoneで起動しているアプリを簡単に切り替える操作方法のことです。
これまでのiPhoneでは、ホームボタンを2度押しすることでマルチタスキングにすることができました。
しかしiPhone Xでは操作方法が異なります。
iPhone Xの場合は、画面を上にスワイプして止めるだけで、開いているすべてのアプリケーションを表示できます。
また、開いているアプリを終了する方法も、少し複雑になっています。
こちらも覚えておきましょう。
ホームバーを横にスワイプでアプリの切り替え
ホームバーを左右へスワイプすると、アプリを切り替えすることができます。
一つ前のアプリに戻る時などは、こちらの操作の方が早いです。
切り替えるアプリによって、使い分けることをオススメします。
マルチタスキングからアプリを終了する方法
マルチタスク一覧を表示したら、対象アプリを長押しします。
しばらくすると、マイナスのアイコンが表示されるので、表示されたら上にフリックするか、アイコンをタップしてアプリを終了します。
【5】Siriさんを呼び出す方法
今までは、ホームボタンを長押しするとSiriさんが「ご用件は何でしょう!?」と出てきてくれました。
iPhone XでSiriさんに出てきて欲しい時は、サイドボタンを長押ししましょう。
これまでと同じように「ご要件は何でしょう!?」と、Siriさんが登場してくれます。
【6】Apple Pay。Touch IDの支払いはどう変わったのか??
ホームボタンがあるiPhoneでは、Touch IDに指を置いたままApple Payを利用することができました。
ホームボタンの無くなったiPhoneでは、どうやってApple Payを使うのでしょうか??
iPhone Xでは、「Walletアプリ」>>「サイドボタンをダブルクリック」>>「FACE IDで認証」>>「支払い」でApple Payを利用できます。
まとめ「ホームボタンが無いことには、2日で慣れました」
このように、iPhone Xでは
- ホーム画面へ戻る方法
- スクリーンショットの撮り方
- 再起動(電源オフ)と強制再起動
- マルチタスキングの表示
- Siriの起動
- Apple Payを使った支払い方法
など、ホームボタンに関わる操作が変更されています。
どの操作もiPhoneを利用していくうえで、よく使う機能です。
各操作がスムーズにできるよう、練習をしておきましょう。
ぼくの場合は、iPhone Xのホームボタンが無いことには2日くらいで慣れることができました。
ネットニュースなどでも「すぐに慣れた」という人は多いようです。
どちらかと言うとポイントは、「Touch ID」と「サイズ感」
iPhone Xのレビューや使ってみた系の記事を見ていると、どちらかと言うと操作性よりも
- Touch IDによる認証解除が無いこと
- 片手操作がしづらいサイズ感になったこと
が、気になっているひとが多いようです。
もし現在iPhone XとiPhone8(8 Plus)の購入や機種変更を検討している場合は、この辺の事情を考えて機種を選ぶとよいと思います。