2015年9月9日。
12.9インチという、これまでに無い大型ディスプレイを搭載したiPad Proが発売されました。
それから約2年が経過した今日…
iPad Pro(12インチ)の発売以降、ず〜〜っと購入を悩み続けていたiPad Proをついに手に入れました。
(どれだけ悩むんだ…)
購入したiPadは『iPad Pro10.5インチ(Wi-Fiセルラーモデル)』です。
この記事では、
- iPad Air2からiPad Pro10.5インチへ変更した理由
- iPadを購入した直後に行った9つの初期設定
を詳しく解説しています。
「iPad買ってきたぞ!!」という方、そして「iPad Pro欲しいけど決心がつかない」という方に、楽しく読んでいただけると幸いです。
iPad Pro 10.5インチモデルをを購入した理由
まずは、約3年ほど使い続けてきたiPad Air2からiPad Proにしようと決断した理由から。
iPad Air2を使い続けていた理由
- ストレスなくサクサク動いてくれる
- iPad Proのカメラのでっぱりが嫌い(12インチはのぞきます)
- 基本的にキーボードは使わない(ブログ書く作業はMacbookです)
- 9.7インチ版の絶妙な使いやすさ
- 10万超えという冷静に考えると高い価格
筆者はこれまで、iPad Air2 128GB(Wi-Fiセルラーモデル)を3年ほど使い続けていました。
iPad Proが2015年に発表されてから、買い替えを行わなかった理由は↑でご紹介したとおりです。
翌年に9.7インチ版のiPad Proが発表された時は、めちゃくちゃ悩みましたがAir2が現役だったことと、アップルペンシルなどにもいまいち魅力を感じなかったので、結局購入を見送り続けていました。
しかし、iPad Proの10.5インチ版が発表され、数ヶ月悩んだ結果ついに購入を決断しました。
iPad Pro 10.5インチを購入しようと決めた理由は、以下のとおりです。
iPad Pro 10.5インチを購入した理由
- iOS11の恩恵を100%受けたい
- 10.5インチという絶妙のサイズ感
- 月額3000円ほどの追加料金で利用可能
- カメラはこれからも凹まないという諦め…
- iPad Air2が中古市場で3万円くらいで取引されている
購入を決断した一番の理由は、この秋リリースされるiOS11です。
iOSの後に付く数字が変わることから、沢山の機能が追加される大型アップデートになると予想されています。
Apple公式の動画も発表されていますが、iPadを使って様々なことができるようになります。
iPad Pro 10.5インチとiPad Air2を比較すると、搭載されているチップも異なります。
動作や処理速度にも、(体感でも)それなりの違いがでると判断しました。
- iPad 10.5インチ…A10Xチップ
- iPad Air2…A9チップ
その他の理由としては、現在利用しているauキャリアで月額3000円程度で利用できたことと、カメラのでっぱりは凹まないと諦めたことです。
iPad Proの12インチのカメラがフラットなので、次こそは凹んでくれると期待していたのですが無理でした。
またiPad Air2が、中古市場で意外と高値で取引されているのも、最後のひと押しとなってくれました。
このような理由から、長年愛用していたiPad Air2をiPad Proへ変更することにしました。
iPadを新しく購入して行った9つの設定
ここからは、初日に行ったiPad Proの各種設定についてです。
個人的な考えですが、「iPadの機種変更=iPadを整理するタイミング」と思っています。
数年という比較的長い周期(平均で2〜3年程度)で訪れるiPadの機種変更なので、バックアップデータからの復元は行わず最初から設定するようにしています。
iPadをはじめから設定するメリットは、
- 不要なアプリなどで容量を圧迫しない
- いらないデータが入らないので動作が早い
- 単純に設定するのが楽しい
などです。
時間に余裕がある場合は、バックアップからの復元をせず、iPadをはじめから設定してみるのもよいと思います。
【1】Wi-Fiの設定(セッティング)
まずはWi-Fiネットワークの設定からです。
別の機会に詳しく書きますが、今回auキャリアでiPadを購入しました。
プランは、iPhoneと同じパケットを分け合う、データシェアプランです。
(月額3700円でiPadが利用できます。※3年縛りあり)
そのため、iPadは基本的にWi-Fi環境下をメインで使うことを想定しています。
アプリのインストールや同期だけでも、あっという間に何ギガも使ってしまうこともあります。
iPad購入後の設定を行う時は、極力Wi-Fiネットワークを利用するようにしましょう。
Wi-Fi設定の方法
設定アプリ>>Wi-Fi>>ネットワークを選択>>パスワード入力>>接続をタップ
↑の手順で設定を行うと、iPadがWi-Fiに接続されます。
画面左上の「4G」「LTE」などの表示が、Wi-Fiのアイコンに変わります。
Wi-Fiのアイコンが表示されている時は、iPadがWi-Fiネットワークと接続している証拠です。
【2】iPad(iCloud)にサインイン
ネットワークが繋がったら、iPadをApple IDにサインインしましょう。
iPadにサインインする方法
設定アプリ>>「iPadにサインイン」>>Apple IDとパスワードを入力>>他のiOSデバイスに届く確認コードを入力
確認コードまで入力すると、あとは自動で設定が進みます。
途中、Safariデータなど「iCloudを結合しますか?」といったポップアップが表示されます。
問題なければ、「結合」をタップしてください。
画面が設定アプリにもどり、画面右下に新しくiPad Proのデバイスが追加されたのを確認したら完了です。
【3】よく使うアプリをインストールする
ネットワークの設定とiCloudへのサインインが済んだら、iPadでよく利用するアプリのインストールを行いましょう。
アプリはひとつひとつインストールしても良いのですが、検索したりランキングから探すとかなり時間がかかります。
AppStoreのタブには「購入済み」というタブがあるので、そこからiPadでよく利用するアプリをインストールしましょう。
iPadにアプリをインストールする方法
AppStoreを起動>>目的のアプリを表示して「入手」または「雲+下矢印のアイコン」をタップ
【4】アプリを並び替えと不要アプリの削除
アプリをインストールしたら、使いやすい順番に並べ替えをしましょう。
- よく使うアプリを優先する
- カテゴリー毎にページを分ける
のどちらか使いやすい方法で、アプリを並べておくとよいでしょう。
①の場合は、直感的に「よく使う」と感じるアプリをひたすら前のページに持ってきます。
②の場合は、「ニュースアプリ」「動画アプリ」のようにカテゴリー毎にページを分けていくイメージです。
iPadの「下3段+左側2列」がタップし易いアイコン位置なので、その場所にお気に入りのアプリを配置しておくと便利です。
このタイミングで不要なデフォルトアプリは、フォルダにまとめるか、削除しておくと良いでしょう。
アプリを並べ替える方法
アプリのアイコンをロングタップ(長押し)>>ドラッグ&ドロップで並べ替え
アプリを削除する方法
アプリのアイコンをロングタップ(長押し)>>左上の「×」をタップして削除
【5】iOSユーザ辞書の登録
アプリのインストールが終わったタイミングで、iOSのユーザ辞書へ単語の登録(または辞書の同期)を行っておきましょう。
ユーザー辞書とは、自分であらかじめ変換したい単語を登録しておく機能のことです。
「よろ」→「よろしくお願いします。」などの変換を登録するのが一般的ですが、おすすめはメールアドレスを@(アットマーク)で変換できるようにしておく方法です。
アプリのログインなどで利用するメールアドレスは、ユーザ辞書に登録すると作業効率が一気に向上します。
ユーザ辞書に登録する方法
設定アプリ>>一般>>キーボード>>ユーザ辞書、の順で進んで登録できます。
右上にある「+のアイコン」をタップすると新規登録。
- 単語…表示したい単語
- よみ…入力する文字
をそれぞれ登録しておきましょう。
(iCloudにサインインすると、自動でユーザ辞書も同期します)
【6】アプリにログインする
ユーザ辞書の登録が済んだら、各アプリに一度ログインしておきましょう。
メモアプリ、ニュースアプリ、音楽アプリ、動画アプリ…など、沢山のアプリやサービスを利用している人も多いと思います。
「Evernote」など同期が必要なアプリは、比較的同期に時間がかかるので、時間に余裕がある時に行っておきましょう。
また、Googleのサービスを利用している人は、Googleアカウントへのログインを早めに済ませておいたほうがよいでしょう。
【7】タッチID(指紋認証)とパスコードの登録
iPadには個人情報がたくさん詰まっています。
万が一、紛失した時のことを考えて、タッチIDとパスコードロックは設定しておきましょう。
iPad Air(初代)くらいの世代からの買い替えであれば、指紋認証の速度も驚くほど向上しています。
タッチIDを設定した場合でも、ログインに要する時間は全く変わりません。(むしろタッチIDの方が早いくらいです)
パスコードを登録する方法
設定アプリ>>「Touch IDとパスコード」>>パスコードを登録
タッチIDを登録する方法
設定アプリ>>「Touch IDとパスコード」>>「指紋を追加…」>>指示に従って指紋を登録
上記の操作で、簡単にパスコードとタッチID(指紋認証)の設定が完了します。
「パスコードを要求」の項目も、「即時」にチェックを入れておくとよりセキュリティレベルが高まります。
【8】自動ロック(スリープまで)の時間を設定する
iPadは購入時、自動ロックまでの時間が2分に設定されています。
自動ロックまでの時間が短いとバッテリー消費はしづらいのですが、iPadを頻繁に使う人にとって2分は短く感じると思います。
「すぐにスリープになるなぁ」と感じている場合は、自動ロックまでの時間を変更しておきましょう。
自動ロックの時間を変更する方法
設定アプリ>>「画面表示と明るさ」>>「自動ロック」>>好きな時間にチェックを入れる。
“なし”にするとバッテリー消費が早くなる場合もあるので、最初は”5分〜15分”のどれかで設定しておきましょう。
【9】アプリのバックグラウンド更新をオフにする
アプリのバックグラウンド更新は便利ですが、バッテリーマネジメントを行なううえではデメリットが多いのも事実です。
※バックグラウンド更新=画面に表示していないアプリでも、裏側で更新する機能のこと。
バッテリーを長持ちさせたい人は、”オフ”に設定しておきましょう。
またアプリごとに個別で、バックグラウンド更新を設定することもできます。
iPadに慣れてきたら、個別で設定しておくとよいでしょう。
Appのバックグラウンド更新を設定する方法
設定アプリ>>「一般」>>「Appのバックグラウンド更新」の順で進みます。
- 全てのバックグラウンド更新をオフにする
- 個別でバックグラウンド更新をオフにする
…画面上部の「Appのバックグラウンド更新」をオフにします。
…アプリの横にあるアイコンを個別でタップして、アプリごとにオン/オフを設定します。
まとめと今後購入を検討中のしアクセサリ(周辺機器)について
今回ご紹介した9つの設定は、筆者が『iPad Air2』から『iPad Pro 10.5インチモデル』へ機種変更した当日、実際に行った設定です。
記載のとおりの手順で進めれば、スムーズに設定が完了しiPadが使いやすくなります。
No1〜順番に進めてもらえれば、きっと「iPadを新しく購入したけど、どんな順番で設定しよう…」とお困り方の参考になると思います。
また、iPad Proに必要なアクセサリ(周辺機器)も今後早めのタイミングで揃えていく予定です。
今は周辺機器が全く揃っていない状態なので、以下の2つのアクセサリの購入を検討しています。
- 10.5インチiPad Pro用Smart Cover(スマートカバー)
- Apple Pencil(アップルペンシル)
近日中にアップルストア購入予定なので、そちらの結果も後日記事にまとめたいと思います。