【々(踊り字/おどりじ)】スマホやパソコンで入力する方法

人々,益々,久々,時々,佐々木さん.←などに含まれる『々』という記号(文字).

「々」は「踊り字(おどりじ)」と呼びます.この踊り字,みなさんはどうやって入力していますか.
この記事では,いざという時に入力に手こずってしまいがちな「々」の入力方法をご紹介します.

「々」は踊り字(おどりじ)と呼びます.

Photo : iStock by Getty Images

「人々」や「益々」など,同じ音を繰り返すときに用いる「々」という文字.この文字は,「踊り字(おどりじ)」と言います.

踊り字とは,熟語の中で同じ文字を連続して書くときに利用する符号のこと.日本語では,冒頭紹介した以外にも,「数々」「堂々」のように,非常に多くの表現に使われます.

踊り字という読み方以外にも,多くの呼び名を持っているので一覧にまとめておきます.
ちなみに,踊り字は分類上は漢字には含まれておらずそれ自体は意味を持ちません.

踊り字(おどりじ)以外の呼び方
  • 繰り返し符号(くりかえしふごう)
  • 反復符号(はんぷくふごう)
  • 重ね字(かさねじ)
  • 送り字(おくりじ)
  • 畳字(じょうじ)
  • 重字,重ね字(かさねじ)
  • 重点(じゅうてん)
  • 揺すり字(ゆすりじ)
画像: 大辞林(iPhone版)より
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踊り字をiPhoneやMacで入力する方法

インターネットやSNSで調べてみると,踊り字(々)を入力する時に多くのひとが困っていることが分かります.
例えば,益々と入力して最初に入力した「益」を消したり,佐々木と入力して「佐」と「木」を消すというケースも確認できました.

パソコンだとそこまで時間はかかりませんが,iPhoneなどのキーボードが無いデバイスだと,文字の入力と削除が手間なのであまりおすすめしません.

「おなじ」「きごう」「くりかえし」「のま」と入力すると『々』が表示される.

「々」を入力したい場合は,「おなじ」「きごう」「くりかえし」「のま」と入力してみてください.Google 日本語入力の場合,「おどりじ」と入力しても変換してくれます.

スマホやパソコンのOS(オペレーティングシステム),また日本語入力ソフトによって若干の差はあります.
しかし,ほとんどの端末で上記のいづれかで変換が可能です.(自分のデバイスでは,どれで変換できるか試しておきましょう)

余談にはなりますが,「々(踊り字/おどりじ)」以外の記号も,なんと入力すれば変換されるか覚えておくと便利です.
頻繁に使う人は,頭の片隅でいいので記憶しておくとよいでしょう.

  • 〆 > しめ
  • 〒 > ゆうびんばんごう
  • ♪ > おんぷ
  • 〃 > 全角くりかえし記号

これら↑の記号も,上記の入力で簡単にタイピングすることが可能です.

〈了〉

SourceNotes

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